iOSアプリの歴代DL、収益ランキングを公開!上位にランクインした日本のゲームアプリとは
2008年、iPhone 3Gの発売とともに開始されたiOSアプリのダウンロードサービスApp Storeは、堅調にアプリ登録数を伸ばしており、登録されたアプリは約170万に上ります。
参考データ:App AnnieのiOS市場データより
それら星の数ほどもあるアプリの中から歴代ダウンロード数、歴代収益ランキングが米App Annie社から発表されました。
本記事では、その中からゲームアプリに関する調査データを抜粋してご紹介します。
iPhone&iPadアプリ 歴代ランキング
iOS9やApple Musicなど注目を集めるAppleの9月9日のイベントに先立ち、App Annieは最新レポート「iPhone&iPadアプリ 歴代ランキング」を公開しました。
オリジナル版が不動の人気を誇る傾向に
今回発表されたランキングは、App Annieが調査を開始した2010年7月から2015年7月までのDL数と収益の累計で、歴代ランキング上位のiOSアプリをゲーム系と非ゲーム系に分けて、最近の利用状況を分析したものとなっています。
はじめに、以下が世界におけるゲームアプリ歴代ダウンロード数となります。
日本でもお馴染みのゲームアプリがランクインし、トップ10のうち9アプリがカジュアルゲームで占めていることがわかります。尚且つ、ランクインしたアプリのほとんどがリリースから2〜3年が経過しており、リリース後も継続した人気が続いているようです。
中でも、ランキング1位のCandy Crush Sagaは、リリースから3年が経過し、100カ国以上でiPhoneのゲーム日次ランキングの首位を獲得、新バージョンのCandy Crush Soda Sagaがリリースされたにも関わらず、オリジナル版が毎月数百万DL数を記録しています。
そのほか、ランクインしたAngry BirdsシリーズとTemple Runシリーズのオリジナル版も同様の傾向がみられ、オリジナル版の根強い人気が伺えます。
App Annieによれば、いずれのアプリにも共通する点としてトップ10のゲームのうち7本がスワイプ機能をベースにしていることから、Appleが導入したマルチタッチジェスチャがモバイルゲームにとって革命的であったことが分かると述べています。
日本が世界のゲームアプリ市場を牽引していることが伺える
続いて、ゲームアプリの歴代収益ランキングがこちら。
前述の歴代ダウンロードランキングには見られなかったアプリも登場し、Puzzle & Dragonsを提供するGungHo OnlineやMonster Strikeを提供するMixiなどの日本企業がランクインしています。
こちら2タイトルは、収益の大半を日本が占めているとし、日本におけるゲームアプリ市場の大きさが伺える結果となりました。
対して、8位と9位にランクインしたカジノゲームのBig Fish CasinoとSlotomaniaは、米国で大半の収益をあげており、カジュアルにギャンブルが楽しめるゲームとPuzzle & DragonsやMonster StrikeなどのRPG型コレクション系ゲームとで日米のゲームアプリ利用者層に大きな違いがあることも分かります。
そのほか、歴代ダウンロードランキングと歴代収益ランキングに同時ランクインしたのは、Clash of ClansとCandy Crush Sagaのみとなっています。
MAUランキングから分かる日本ゲームアプリの特性
前述の歴代ダウンロードランキングと歴代収益ランキングにランクインしたアプリにおいて、2015年7月度の月間アクティブユーザー数(MAU)を、すべてのiOSゲームと比較した国別ランキングが以下となります。
ランキングを測定したのは米国、英国、日本、中国の4カ国で、いずれも前述にランクインしたアプリが名を連ね、4カ国ともにCandy Crush Saga、Despicable Me、およびSupercell製のゲーム3本すべてがトップ50にランクインしているのが印象的と言えます。
その中で唯一、日本のランキングには他国のトップ50に入っていないPuzzle & DragonsやMonster Strikeが上位にランクインしていることが、他国との大きな違いであり、それらを除けば、各国のMAUランキングにランクインするアプリはさほど変わりがないようにみえます。
つまり、前述のように日本におけるヒットゲームアプリ創出には、RPG型コレクション系ゲームであることが一つの成功パターンとなっていることが分かります。
まとめ
今回ご紹介したApp Annieが発表したゲームアプリ調査レポートから読み取れる傾向として、僅かな時間でも一定のコンテンツが楽しめるゲームアプリはダウンロード数が伸びやすいのに対し、時間を必要とするゲーム要素、日本ではコレクション要素も加わったゲームアプリが収益やMAUを伸ばす一つの要因であることが考えられます。
同調査レポートでは、非ゲームアプリにおける歴代ダウンロード数、歴代収益ランキングも発表しておりますので詳細は以下よりご確認ください。
歴代ダウンロード数、歴代収益ランキングの詳細は以下より
iPhone&iPadアプリ 歴代ランキング
iOS9やApple Musicなど注目を集めるAppleの9月9日のイベントに先立ち、App Annieは最新レポート「iPhone&iPadアプリ 歴代ランキング」を公開しました。
その他、App Annieブログでは月別のゲームアプリランキングやアプリストア最適化(ASO)に関するノウハウも紹介しておりますので、合わせて確認するといいでしょう。
- OS
- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- アプリ
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- タイトル
- ホームページのソースに設定するタイトル(title)とは、ユーザーと検索エンジンにホームページの内容を伝えるためのものです。これを検索エンジンが認識し検索結果ページで表示されたり、ユーザーがお気に入りに保存したときに名称として使われたりするため、非常に重要なものだと考えられています。「タイトルタグ」ともいわれます。
- アプリ
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- OS
- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
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- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- アプリ
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- ASO
- ASOとは、App Store Optimizationの略称であり、アップストア最適化を指します。
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