起業家の今と未来

椎木氏:
私の目標としては、2020年、22歳で最年少上場することが目標です。
ただ自己満で終わるんじゃなくて、私が女子で、若くして上場したら、まわりから妬みと羨望の気持ちが生まれると思うんですね。
そこから、椎木リカに負けないように自分も頑張らなきゃって皆さんに発破をかけたいので、今頑張ってます。

 

高橋氏:
私はたまたま起業しましたが、元々起業したいというのはなかったんですよね。
研究者としての道を追求するために、あくまで手段として起業しただけですね。
今後は、会社を発展させて、遺伝子解析を通じて病気予防や医療費削減を実現したいと思ってます。
私はゲノム解析を通じて何ができるのかを追求していきたいので、結局研究者である、というのが私の根本の考えですね。

 

安田氏:
主なマーケットはアメリカなんですが、アメリカで成功する人は、日本よりも可能性がある気がするんですね。
アメリカは良いアイデアであれば成功するという文化があります。
今後はアメリカのマーケットを広げていって、アメリカの大手化粧品会社に特許を売りたいですね。
私の会社では規模が小さいんですが、大手ならより多くの人の元に商品を届けられるはずです。
なので今はアメリカの化粧品会社に特許を売るのが夢です。

質疑応答タイム

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Q:仲間を集める時、力を入れたことやポイントがあれば教えてください。

安田氏:
実は私は1人でやっていて。去年は売上3億いって自己満みたいになってるんですが(笑)
私も是非お聞きしたいですね。皆様どのように集めました?

 

高橋氏:
今は20人でやってて、最初は3人だったんですが、何か明確な想いがある人がいて、それをしっかり伝えていると自然と周りに人が集まってきます。

安田氏:どういう場所で伝えればいいんでしょう?

高橋氏:
こういう場でも自分の想いが伝わるように話しますし、人から紹介されて1対1で話す時も同じです。

椎木氏:
私も3,4ヶ月前にちょうど同じこと思ってました。
1人でも、なんとかやれちゃうんですよ。でも途中で立ち止まるんです。
アプリを作ろうとなった時、私はプログラミングできないので、アプリが作れない。
それまで大手としか付き合ってなかったので、そういうところに頼んだらがっぽりお金を持ってかれる。
なんとか安く頼めないかなあと悩んでたら、知人から「シェアオフィスに行ってみたら?」と言われ、
実際に行ってみたら、すごく熱量を持った人たちがいた。そこにいる大学生に頭を下げて手伝ってもらいました。
なので、時にはプライドを捨てて行動することも大事だと想います。

Q:今学生で、今後起業を考えているのですが、今のうちに身につけておいた方がいいものはあるでしょうか?

椎木氏:
身につけ過ぎないのも重要だと想います。
色々知ってしまうと、フットワークが重くなる。
インプットしすぎずに行動してみることも若いうちは大事です。

 

高橋氏:
私も大学在学中に起業したんですが、一番必要なのは、質の良い大量のインプットです。
大量に人に会って、本を読んで、行動して、そうしてインプットをどんどんしていくことが大事です。

 

安田氏:
私もそうだったんですが、好きなものを激しくやる、というのが将来につながるかなと思います。