この記事は、2016年1月4日に公開された記事を再編集しています。

皆様は、自分自身の目標をどのように立てていますか?
1年の始まりにその年の目標を立てたものの、日々を過ごすうちにないがしろになり、そのうち忘れていた…というパターンをくり返してしまう人も多いのではないでしょうか。

すぐ意識から消えてしまうような無駄な目標設定を避けたいのであれば、「マンダラチャート」の活用が効果的です。

今回は、マンダラチャートの概要から基本的な使い方を解説します。

マンダラチャートとは

マンダラチャートは、3×3の9マスの枠で構成されるフレームワークです。
非常にシンプルなフレームワークですが、シンプルゆえに応用の幅も広く、事業計画やアイデア出し、勉強、スケジュール作成などあらゆるシーンに応用できます。

経営コンサルティングを行うクローバ経営研究所代表の松村寧雄氏が1979年に考案したマンダラチャートは、現在まで様々なシーンで活用されており、北海道日本ハムファイターズで活躍する大谷翔平選手も高校時代から利用していたようです。

参考:大谷翔平を“怪物”にした目標達成用紙「マンダラチャート」の作り方:目標達成に必要な64個のタスク|U-NOTE [ユーノート]

マンダラチャートで1年の計画を立ててみよう

マンダラチャートの基本ルールは、とてもシンプルです。
9つのマスの真ん中にテーマを入込み、周辺のマスに関連項目を入れていくだけです。

例えば、2016年度の目標設定にも使うことができます。
まず、真ん中に「2016年の自分の理想像」を一言で記入し、その理想を達成するために必要な要素(「仕事」「家庭」「趣味」など)を周囲のマスに入れていきます。

mandara.png
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マンダラチャート(簡易版)テンプレートのダウンロードはこちら

あとは各項目に詳細を記入していきましょう。
目標を立てる際は、後から振り返りやすいようにできるだけ具体的に、定量的に立てると良いでしょう。(売上を◯◯円アップする、月に5冊は読書するなど)
全て記入すると、今年1年、自分の理想像がより具体的となり、日々どのような行動をしていけば理想の状態に近づけるのかがひと目でわかるようになります。

また、目標をマンダラチャートにまとめて書くことで、仕事・家庭・趣味など、一見無関係に思えるような要素でも、実はお互いが密接に繋がっていることに気付きます。

マンダラチャート使用例
マンダラチャート(飯高さん).png
こちらは、ferretメンバーのマンダラチャートです。
作成する際に参考にしてみましょう。

全ての項目を必ず埋める必要はない

全ての項目が記入できなければ無理に埋める必要はありません。
あくまで中央に配置した大目標を達成することが目的なので、それを達成するために必要な要素がぴったり9つになるとは限らないからです。

マンダラチャートは目的を達成するための手段だということを前提に利用しましょう。

洗い出した要素のなかで特に重要なものを把握しておく

自分の中で必要な要素を洗い出したら、その中でも特に重要な要素は何かを考えてみましょう。
目標がいくつもあると、よほどストイックにならない限り全てを達成することは難しいものです。

最低限守らなければいけない部分はどこかを把握しておけば気持ちにも余裕が出るうえに、より大目標の内容も明確になります。

より詳細な目標設定も可能

マンダラチャートはより詳細な記入も可能です。
先に記入したマンダラチャートの周りを3×3のマスで囲い、各項目を更に詳細に要素分解することができます。

マンダラチャート 詳細.jpg.png
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本来のマンダラチャートはこのように使われ、大谷選手も高校時代にマンダラチャートで目標を詳細に設定し、それを徹底することによって「プロ野球選手になる」という目標を達成しています。

最初から全てを記入できる自信が無いという方は、先に紹介した3×3の9つのマスのバージョンから使ってみましょう。

まとめ

「マンダラチャート」というネーミングは、仏教で使われる「曼荼羅」が由来となっています。
「曼荼羅」とは、仏教の聖域、仏の悟りの境地、世界観などを仏像、シンボル、文字、神々などを用いて視覚的・象徴的に表した絵画を指します。

曼荼羅を見たい方はこちらからどうぞ
絹本著色金剛界八十一尊大曼荼羅図 文化遺産オンライン

曼荼羅は、中心にメインとなる偶像が配置され、周囲に複数の偶像が配置される構成が一般的で、ある規則性を持って配置されているのが特徴です。
曼荼羅は仏教の世界を1枚の絵で表すものであり、全ての偶像がお互いに影響しあって1つの世界を形成していることを意味しています。

宗教的な考え方のように見えますが、構造的には非常に論理的です。
「何かを作るためにはそれを構成する要素が必要であり、それらの要素は密接に通じている」ということをとてもシンプルな形でまとめたマンダラチャートは、目標設定や会議における議論の整理、事業計画立案などあらゆる分野で応用できます。

今年の計画がまだ曖昧にしか定まっていないと感じる方は、一度マンダラチャートを使って目標設定してみてはいかがでしょうか。

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