3.ベクトルマスク

ベクトルマスクとは

ベクトルマスクとは、その名のとおりベクトル画像のマスクを言います。

先程のレイヤーマスクがペイントツールなどを使うのに対し、ベクトルマスクはペンツール、シェイプツールを使用して作成します。マスクで塗りを適用した部分だけに画像を表示するという機能です。解像度に依存しないという特徴を持っています。

メリットは、パスでマスクをかけるためアンカーポイント、ハンドルを編集することで簡単にマスクを修正できる点です。レイヤーが1枚だけなので、管理も容易です。また、拡大しても荒れない点、単純な形であればファイル容量が軽い点などもポイントとなります。

デメリットとしては、半透明やグラデーションが出来ない点です。複雑な仕上がりのマスクを作りたいときには不向きな方法となります。

STEP1:パスを描画する

切り抜きたい形のパスを描画しコピーしたら、マスクをかけるレイヤーにペーストします。
mask12.png

STEP2:マスクを作成

「レイヤー→ベクトルマスク→現在のパス」と進めるとマスクをかけることができます。
mask13.png
mask14.png

STEP3:その他の作成方法

切り抜きたい形のパスを描画します。パスを切り抜くレイヤーにドラッグ&ドロップすると、マスクを作成することができます。
mask15.png
mask16.png
mask17.png

作成したマスクは、パスを修正することで編集が可能です。

4.クイックマスク

step1.

image1.jpg
Photoshopを開き、画像の切り抜きたい部分を選択範囲で囲みます。今回はマグネット選択ツールを使用しています。その後、ツール下の「クイックマスクモードで編集」をクリックします。

step2.

すると、下記画像のように囲んだ外側が赤くなり、微調整をしていきます。

image7.jpg

拡大して見てみると、削れ過ぎていたり余分な部分も囲んでいたりします。
下記画像のように選択範囲に必要のない部分を「ブラシツール」で塗りつぶします。画像に合わせてブラシのサイズを調整して下さい。

image21.jpg

その後、選択範囲に加えたい部分を「消しゴムツール」で消します。ブラシ同様に画像に合わせて消しゴムのサイズを調整してください。

image15.jpg

全ての修正が終わったら、再度「クイックマスクモードで編集」をクリックし解除します。
image1.jpg

これで、細かい部分まで選択範囲を作ることができました。
クイックマスクは、選択範囲に含まれている所とそうでない所がとても見やすいです。塗りつぶしたり、消したりと細かな部分も調整でき、失敗してもやり直しができるため大変便利です。
クイックマスクの表示を逆にしたい時は、「クイックマスクで編集」をダブルクリックして切り換えて下さい。