URIとは?「URL」と「URI」の違いを解説!
URIについて、もっと知る
さらに踏み込んだ内容として、URIを構成するパーツの名称と意味を紹介します。
http://yamada:pass@www.example.com:1234/news/index.htm?page=4&msg=yes#message
http:
スキーム(scheme)。この場合はhttpプロトコルを使うことを示します。他にもhttps:、ftp:などがあります。
//yamada:pass@www.example.com:1234
オーソリティ(authority)。「//」で始まるアドレスの根本部分で、さらに以下のように分解できます。
yamada:pass@
ユーザー情報(userinfo)。アクセスに使うユーザー名とパスワードです。
www.example.com
ホスト(host)。アクセス先のサーバー名です。
:1234
ポート(port)。アクセス先サーバーのポート番号です。
/news/index.htm
パス(path)。オーソリティの中でのアクセス先を指定します。
?page=4&msg=yes
クエリ(query)。アクセス内容をさらに細かく識別します。httpでは、サーバー上で動作するプログラムへの指示が書かれることが多いです。
#message
フラグメント(fragment)。アンカーとも呼ばれ、部分や代替表現を指定します。httpでは、サーバーから送られた情報を処理する際に使います。
URIを理解していればエンジニアとも話しやすい
「URL」は住所を示すものだとお伝えしてきましたが、普段目にするURLは、正確には「URI」です。
「http:(もしくはhttps:)」はURI側のパーツで、URLには含まれません。
なので、「 https://ferret-plus.com/ 」は、正確には「URI」と呼ばれます。エンジニアの方などが、正確性を要する会話をすることは「URI」という名称を使う場合が多いようです。
ただ、一般的には圧倒的に「URL」という呼び名の方が馴染みが良いため、無理に「URI」を使う必要もありません。
エンジニアとURL関連の話をする際には気をつけるようにしましょう。「URI」と「URL」の違いを知っておくだけでも、エンジニアとの共通認識を持ちやすくなるはずです。
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- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
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