5G時代を迎え、「動画の時代」とも言われるようになりました。日々、SNSやニュースサイト、さらには街頭ビジョンやタクシー車内の広告など、さまざまな場所で動画を目にします。

このように動画の重要性が増している中、「自社でもプロモーション動画を制作しよう」と検討している企業も多いのではないでしょうか。

この記事では、企業のマーケティング担当者に向けて、はじめてのプロモーション動画制作で必ず押さえておくべき6つのチェックポイントを解説します。ぜひ、動画制作前の参考にしてください。
今回ご紹介する内容の一部は、PDF資料「【初めての動画制作前のチェックBook 検討時のポイントや相場を押さえておこう」から抜粋しています。

初めての動画制作前のチェックBook 検討時のポイントや相場を押さえておこう

初めての動画制作前のチェックBook 検討時のポイントや相場を押さえておこう

動画制作を検討する際のポイントや相場を押さえておこう!初めての動画制作前のチェックBook。

目次

  1. 動画への接触時間が増えている
  2. 企業によるプロモーション動画への取り組みも拡大
  3. プロモーション動画の3タイプ
  4. プロモーション動画制作時に押さえておくべき6つのチェックポイント
  5. プロモーション動画制作を成功させる4つの秘訣
  6. 効果を高めるクリエイティブプランニング
  7. 事前のしっかりとしたプランニングが大切

動画への接触時間が増えている

私達の日常生活の中で、動画に接する時間は長くなりつつあります。

次に示す図は、令和2年度の総務省による調査結果からの抜粋です。この調査結果を見ると、インターネットの利用項目別(メール・ブログWebサイト・SNS・動画・ゲームなど)で見た場合、特に休日には全年代において、動画に接する時間が長いことが伺えます。その中でも10代の平均利用時間131.8時間にも上ることが明らかになっています。

令和2年度 インターネットの利用項目別の平均利用時間(平日・休日)
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出典:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省

このように、動画というメディアは人々の日常生活の中で、大きな存在感を示しています。

企業によるプロモーション動画への取り組みも拡大

人々が動画に触れる時間が増える中、企業によるプロモーション動画の制作もまた、拡大しています。2021年には、動画広告市場規模は3,889億円に達すると見込まれており、その後も年々増大していくと推計されています。

動画広告市場規模推計・予測
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出典:サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表

プロモーション動画の3タイプ

多くの人々が動画を利用するようになった今、「自社でもプロモーション動画に取り組みたい!」と考えている方も多いことでしょう。しかし、ひと口にプロモーション動画といっても、いくつかのタイプがあります。具体的にどんなタイプがあるのかご紹介します。

①商品・サービス・設備紹介型

商品・サービス・設備そのものにフォーカスしてその特徴を伝える動画です。洋服や化粧品、家電製品や、工場の紹介動画などが例として挙げられます。

動画なら対象物をさまざまなアングルから見せることが可能になり、ナレーションやBGM・効果音なども加えて聴覚でも視聴者に訴えることができます。また、動画はテキストや静止画と比較した場合、短時間で大量の情報を伝えられるメリットもあります。

例えば化粧品や洋服であれば光沢感や質感など、文字だけでは伝えにくい情報も表現しやすくなり、家電製品などであれば使い方を短時間で分かりやすく紹介することができます。

②社内インタビュー型

社長や社員に対するインタビュー形式の動画です。例えば、企業の採用活動などで、会社の魅力をPRしたい場合に有効なタイプです。

求職者には、企業の中で実際に働いている従業員や経営者の話を詳しく聞くことができるチャンスは、なかなかありません。

経営者の考えや人柄、実際に働いている人の想い、そして「社風」といった、文字だけでは表現しにくい情報を、求職者にイメージしてもらいやすくなります。

③ユーザーインタビュー型

商品・サービスを実際に使っている人にインタビューするタイプの動画です。
企業側の視点で商品・サービスをPRするのではなく、「消費者の声」という第三者の視点で語ることになります。

通販サイト上でよく見られる「ユーザーレビュー」に近い立ち位置で商品・サービスを語り、評価することになるため、実際に利用した人のリアルな感想を伝えることができ、消費者へ商品・サービスを訴求する上で、説得力を高められる効果があります。

プロモーション動画制作時に押さえておくべき6つのチェックポイント

ここからは、はじめてプロモーション動画を制作する場面で必ず押さえておくべき6つのチェックポイントをお伝えします。

①費用はどれぐらいかかるのか?

まず、制作にかかる費用を明らかにしましょう。

たった一本の動画でも、カメラマン、編集スタッフ、ナレーターなど多くの人が関わることになり、プロセスも複雑になる場合があります。ただし、すべては当初のプランニング次第です。

漠然と「テレビCMのような動画を作ってみたい」と考えるのではなく、「自社で動画を1本制作するのに掛けられる費用はどれぐらいか?」を起点に考え、実現までの過程で必要な費用を一つ一つ洗い出して考えていきましょう。

②実写動画がいいのか?

実写動画とは、商品そのものや人物を撮影し、その後に編集して仕上げる動画を指します。
視聴者がリアリティーを感じやすいのがメリットですが、出演者や場所の手配、撮影が天候に左右されるなど、いくつかハードルもあり、費用も時間もやや多めにかかる傾向があります。

プランニングの際には「自社に最適なのは実写動画か?それとも、他に選択肢はあるか?」という点を慎重に検討しましょう。

③アニメーション動画がいいのか?

アニメーション動画とは、図表や写真を組み合わせ、スライドショーのように見せる動画を指します。昨今、SNSやYouTube広告などでも数多くの事例が見られる手法です。

自社で既に保有している商品画像やロゴといった素材を活用できる場合もあり、撮影期間や人物の手配が不要な上、比較的短期間かつ低コストで効率的に1本の動画を仕上げられるメリットがあります。

実写動画と比べてリアリティを伝えにくい側面はありますが、一つの選択肢として検討してみましょう。

④動画の利用目的は?

プランニング時に、動画の利用目的を明確にしましょう。

広告として出稿するのか」「採用活動のために使うのか」「社内でマニュアルとして活用するのか」といった利用目的によって、どのようなクリエイティブにすべきかは全く異なります。

「目的を達成するためには、どんな動画を作れば良いか?」と検討していくうち、実写動画にすべきか、アニメーション動画にすべきかという方向性も絞られてきて、必要な費用面もより具体的に見えてきます。

ここまで、4つのポイントをお伝えしました。残り2つのポイントについては、以下の資料で解説されています。「動画をどこに掲載したいのか?」によっても検討すべきポイントがあるので、続きは資料でご覧ください。

動画制作前に必ず押さえておくべき残り2つのチェックポイントを確認する

動画制作前に必ず押さえておくべき残り2つのチェックポイントを確認する

動画制作を検討する際のポイントや相場を押さえておこう!初めての動画制作前のチェックBook。

プロモーション動画制作を成功させる4つの秘訣

1本の動画制作に臨む場面でも、さまざまな項目を検討する必要があることをご理解いただけたのではないでしょうか。ここからは、プロモーション動画制作を成功させるための、4つの秘訣をご紹介します。

①動画制作に至った背景を改めて認識する

「そもそも、なぜ動画を作ろうと思ったのか?」という原点に戻り、言葉にして明文化し、動画制作の関係者に共有しておくことをおすすめします。

そもそも動画を作りたいという考えに至った背景には、「商品・サービスをもっと正しく理解して欲しい」「会社の社風を求職者に分かりやすく伝えたい」など、現段階で自社が抱える課題が潜んでいるはずです。

しかし「こんなクリエイティブに使用!」「予算はこれぐらい」「制作の進行スケジュールは?」など、具体的なプランニングを進めていく過程でそもそもの目的が不明瞭になってしまったり、チーム内で認識のずれが生まれてしまうことも多々あります。

動画の目的がブレてプランニングが迷走してしまわないためにも、「原点」を常に忘れないようにしましょう。

②ターゲットを明確にする

「動画を誰に見てほしいのか」をはっきりさせましょう。

商品・サービス紹介動画でも、例えば「女性に響く」「男性に響く」「主婦に響く」「学生に響く」のどこを狙うかによって、最適なキャッチコピーや登場人物など、見せるべきものは変わってきます。

「どんな人に刺さる動画にしたいか?」というターゲットを明確に定めましょう。

③商品・サービスの内容を正確に把握する

PRしたい商品・サービス・施設など対象物の特徴を、動画制作に携わる関係者内でしっかり共有しておきましょう。

例えば「必ず見せるべきポイント」「強調すべきポイント」について認識が一致していなければ、アウトプットがずれてしまうリスクがあります。

プランニングの初期段階ではもちろんのこと、制作過程でも首尾一貫して商品・サービスの内容を正確に把握していることが必須です。

④動画のアウトプットのイメージを明確にする

ディレクターの役割を置き、制作関係者の舵取りをする人を定めましょう。

前述した「商品・サービスの内容を正確に把握する」とも関連しますが、「動画の仕上がりにおいて、必須で盛り込むべきポイントは何点あるか」など、アウトプットについて方針を明確に把握しておく必要があります。

メンバーがアウトプットした制作物について必要なポイントが押さえられているかどうか客観的にチェックする役割を置くことで、当初の目的と制作の方向性の間でブレがなくなり、プロモーション動画の効果も高まります。

効果を高めるクリエイティブプランニング

ここでは、動画の効果を高めるフレームワークをご紹介しましょう。

Google推奨「ABCDフレームワーク」

Googleでは、「ABCDフレームワーク」を推奨しています。これは主にYou Tube動画広告のプランニングの際に採り入れられているフレームワークです。

「A=Attract(関心)」「B=Brand(ブランド認知)」「C=Connect(視聴者を結びつける、共感)」「Direct=Direct(視聴者の直接的な行動を促す)」という4つのポイントで構成されており、YouTube広告以外のプロモーション動画制作においても大いに参考になる考え方です。

<例>
●A=Attract(関心)
・テンポよくシーンを切り替え、視聴者の関心を惹く

●B=Brand(ブランド認知)
・冒頭5秒以内でブランド名を強調する

●C=Connect(視聴者を結びつける、共感)
​・ターゲットに合致する人物を登場させる
・動画のテンポに合わせて読みやすいテロップを出す

●Direct=Direct(視聴者の直接的な行動を促す)
・最後に「検索」など行動を促す

事前のしっかりとしたプランニングが大切

プロモーション動画制作を成功させるためには、事前の綿密なプランニングが重要です。
しかし、「誰に相談してよいかわからない」「自社内では企画にしっかりと時間を充てられるリソースがない」「人材がいない」といったケースも多々あるのではないでしょうか。

そのような場合には、動画制作支援ツールを活用するのもおすすめです。数多くのテンプレートから、目的に合うものを選ぶだけで高品質な動画を制作でき、コスト・時間・人手を抑えつつ自社内で動画制作を進めてくことが可能になります。ぜひ、ツールの活用も検討してみましょう。

動画制作で検討すべき具体的な工程・コストや、内製化のメリットについて詳しくはこちらの資料でもご紹介しています。ダウンロードは無料です。これからプロモーション動画制作を検討している方はぜひ参考にしてください。

初めての動画制作前のチェックBook 検討時のポイントや相場を押さえておこう

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