BtoB企業のコンテンツ集客で「うちじゃできない」と勘違いしがちなポイント5選
こんにちは。Webマーケティングツール「ferret One」のマーケティングを担当している有賀です。
前回の記事では、ferretやferret Oneが月間300名のセミナーを開催する中で気づいた、中小企業のWebマーケティングにおける誤った常識を紹介しました。Webマーケティングを実施する際、以下のような勘違いをされている方が多いようです。
・とにかくきれいでイケてるデザインのページを作らなくてはならない
・まずは広告を出さなければいけない
・とにかくSEOで順位を上げなくてはならない
・専門家や詳しい人がいなければできない
・まとまった額の予算が必要である
やったことがないことに取り組むときは、やるべきこととやらなくても良いことの見極めが難しい場合が多いため、ある程度は仕方ない部分もありますが、本当に必要なことは何か?必要でないことは何か?さえきちんと判断できれば、低コスト、低リソースで効果的なWebマーケティング施策を行うことは十分可能です。
今回は、BtoBビジネスではコンテンツマーケティングが出来ない、という思い込みを解消した上で、実はわずか5つのポイントを押さえさえすれば、BtoBビジネスでも十分コンテンツマーケティングは可能であることをご説明します。
最近、電話でお客さまのヒアリングをさせていただいた際、こんな話を聞きました。
「コンテンツマーケティングという言葉は知っているけれど、まだ取りかかれていない。社内にやれるが人いないし、BtoBビジネスだからコンテンツマーケティングをする余地がないんですよね」
果たして本当にBtoBビジネスではコンテンツ集客ができないのでしょうか?
よくよく話を聞いていくと、BtoBビジネスの場合、コンテンツマーケティングを進める上で必須となるポイントが自社のリソース・ノウハウではクリアできないのでは、という懸念を持たれているようでした。例えば以下のようなものです。
・ペルソナが作れない
・サイトのゴールが設定できない
・集客するキーワードが思いつかない
・お問い合わせに至るシナリオが作れない
・コンテンツが作れない
確かにこれらは一見、BtoBビジネスでクリアするのが難しそうに見えます。
しかし実際には、少し視点を変えて見てみることで、十分クリアできるものなのです。
今回は、上記のようなお悩みを解決するためのポイントを解説します。
BtoBに特化したサイト制作!運用もラクラク|ferret One
BtoBの特性を踏まえたサイトを制作。見たまま編集でページや更新も自分で完了。さらにマーケティングの伴走サポートつき
ペルソナが作れない
ペルソナを作るときによくあるのが、人物像として精緻なものを目指しすぎてしまうことです。BtoCにおいてはコンバージョンの意思決定が100%ユーザーに委ねられますが、BtoBの場合は人物像よりもその人と組織に付随する要素を押さえておくことが効果的です。
具体的には以下の項目をまず満たせるようにしましょう。
・氏名
・年齢
・性別
・役職
・決裁権
・勤続年数
・所属部署
・会社名
・業種
・業績
・資本金
・担当している事業と所属歴
・担当事業の抱える課題
・事業年度、予算策定時期
・事業内容
これらを満たすことで、例えば「新規事業のメンバー。プロパーで社歴が長い」のであれば社内で過去に実績を出しており、決裁権はないがソリューションの選定に影響力がある、など仮説を立てることができます。
サイト上での適切なゴールが設定できない
ゴールの設定というと、最初に出てくるのが「とにかくお問い合わせがほしい」「売上を上げたい」といった要望です。しかしコンテンツの閲覧からいきなり事業のゴールとなるコンバージョンを得ることは至難の技なので、最終的なゴールと、そこから逆算した「コンテンツとの接触でどう態度変容してほしいか」を段階的に盛り込む必要があります。
弊社がおすすめしているのがカタログやサービス紹介資料をダウンロード配布することです。検索エンジンやソーシャル経由で記事コンテンツにたどり着いたユーザーに対してもう一歩踏み込んだ情報を提供するなら何か?ユーザーが個人情報を入力してまで必要とする情報は何か?という観点でポイントを設定しましょう。
集客するキーワードが思いつかない
とりあえずのビッグワードや自社ならではのワードを出すことは容易ですが、貴社のコンテンツに接触することで課題解決できる人に対してどんなキーワードで集客するかにはいくつかのコツが必要です。まずはBtoBサービス検討でよく出てくるワードから慣れていきましょう。
例えば「コンテンツマーケティング」「SEO」といったサービスを示すワードに加えて、以下のようなワードを組み合わせると考えやすいと思います。
やり方 / 方法 / 手法 / ツール / 手段 / 選び方 / コツ / コンサル / 比較 / 入門 / ガイド / 構築 / 手順 / 流れ / おすすめ / 代行 / 外注 / 勉強 / 資料 / セミナー / 会社 / 企業 / 業者 / テクニック / 使い方
これらは「何かをやろうと調べているが、具体的にどうやって進めるか」が決まっていない意図を含むワードです。このような検索トラフィックの課題解決ができるコンテンツを提供することで、サービスを利用したいという態度変容を促しやすくなります。
お問い合わせに至るシナリオが作れない
お問い合わせ=サービスに何らかの興味がある状態をどう作れば良いでしょうか?
「価格について質問されている」「競合との比較を聞かれた」など営業チームにヒアリングすればわかることもありますが、これをどうサイト内で表現すればいいかが課題になるケースは多いです。
まず最低限の準備として営業チームに営業時のトークや提案の流れを確認しましょう。ここで登場するものは必ずサイト内のコンテンツとして用意するようにしましょう。
例えば、検索エンジン経由(オーガニック検索や検索広告)で来訪したユーザーに対して「機能紹介」ページでサービス理解を深め、「価格について」のページでより具体的に検討してもらう、といった流れをチャネルごとにイメージしてシナリオを設計しましょう。
コンテンツが作れない
今までコンテンツを作ったことがないサービスであればなおさらですが、特にBtoB事業の場合、コンテンツやストーリーといった考え方をする機会が少ないというのもあります。まずはペルソナが持つ課題の一つを解決できるコンテンツからスタートするのがおすすめです。
上記の「新規事業のメンバー。プロパーで社歴が長い」というペルソナであれば以下のようなコンテンツが考えられます。
・新規事業のWebマーケティングで必ず押さえておくべきポイント
・マーケティング責任者として成功するための心構え
・CMOになるために私が実践したこと
自社サービス紹介にいきなり繋げられるコンテンツが作れればそれに越したことはありませんが、まずはペルソナと長期的な関係が作れそうなコンテンツとなっているかどうかを基準にしましょう。真正面からサービス紹介するよりも、ユーザーの根本的な承認欲求を満たすようなコンテンツのほうが支持されるケースもあります。とにかく、目の前にいるペルソナとして設定したユーザーが価値を感じてくれるか、をまず最重視してコンテンツ作成の最初の一歩を踏み出しましょう。
まとめ
上記に記載したものは当たり前といえば当たり前な内容ではあるのですが、実際に行ってみると見失いがちなポイントでもあります。
コンテンツマーケティングは中長期的な戦略を前提とし、手間も時間もかかるのでつい目の前のタスクに追われがちになり、本来の目的と大きくずれることはざらにあります。
立ち上げから運用に載せること自体が難しいコンテンツマーケティングですが、必ずしもゼロから全て自分でやらなければいけないわけではありません。むしろ初心者が全てやるのは現実的にかなり難しいはずです。
そんな企業の助けとなるのがCMSと呼ばれるホームページ作成ツールです。弊社でも「ferret Oneというホームページ作成/運用ツールを提供しています。
「ferret One」は、一般的なCMSと異なり、コンテンツマーケティングを簡単に始めるための「ツール」機能だけでなく、プロのマーケターによる「トレーニング」サービスもセットで提供しています。このトレーニングを受けることで、今回取り扱ったような悩みを解消しつつコンテンツマーケティングを進めることができるようになります。
こちらのサービス紹介のパンフレットは無料でダウンロードいただけますので、ご興味おありの方は下記からダウンロードしてみてください。
ネット集客を「難しいWeb知識無しで、担当者一人でも」実践し、成果が出せるようになるサービス「ferret One」
こちらの資料は「ferretが行ってきたネット集客手法が成果に繋がる理由」「ferretのネット集客手法を実践した例」など、具体的な部分まで踏み込んだ内容となっています。
ぜひ一度ご覧ください。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- セミナー
- セミナーとは、少人数を対象とする講習会のことです。講師からの一方的な説明だけで終わるのではなく、質疑応答が行われるなど講師と受講者のやり取りがある場合が多いようです。
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- BtoB
- BtoBとは、Business to Businessの略で、企業間での取引のことをいいます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- マーケティング
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- BtoB
- BtoBとは、Business to Businessの略で、企業間での取引のことをいいます。
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- コンテンツ
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- コンテンツ
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- BtoB
- BtoBとは、Business to Businessの略で、企業間での取引のことをいいます。
- BtoC
- BtoCとは、Business to Consumerの略で、企業と消費者間の取引のことを言います。
- BtoB
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- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- 検索エンジン
- 検索エンジンとは、インターネット上に無数に存在するホームページのデータを集め、ユーザーにそれらを探しやすくしてくれるサービスのことです。「検索サイト」とも呼ばれます。代表的な検索エンジンとしては、Yahoo! JAPANやGoogleなどがあります。また、大手検索エンジンは、スマートフォン向けのアプリも提供しており、これらは「検索アプリ」と呼ばれています。
- コンテンツ
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- ビッグワード
- ビッグワードとは、多くのユーザーが検索するキーワードのことを言い、主に検索連動型広告、SEOを行う際に用いられる用語です。
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- SEO
- SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo!などのサーチエンジン(検索エンジン)で、特定キーワードで検索が実行されたとき、ホームページが表示される順位を上げるためのさまざまな施策のことです。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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- オーガニック
- オーガニックとは、検索結果ページに表示されるリストのうち、広告以外のものを指します。「オーガニック検索」、「自然検索」、「ナチュラル検索」などとも言われます。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- BtoB
- BtoBとは、Business to Businessの略で、企業間での取引のことをいいます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
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- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- CMS
- ホームページを作成するための様々な作業を、一元的に管理できるシステムのことをCMS(コンテンツ マネージメント システム)と言います。ホームページを作成するには文章や画像などのコンテンツの作成からHTML、CSSを使った構成・装飾の記述、リンクの設定などが必要ですが、CMSを使用すればこれらの作業を自動的に行なうことができます。
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