IBMは、7502人の世界の経営層を対象にした調査をまとめた、「世界のAI導入状況 2022年 (Global AI Adoption Index 2022)」の日本語版を発表しました。

本調査によれば、世界のAI導入率が前年の2021年と比較して着実に高まっており、2022年には35%に達したことが明らかになりました。これに加え、42% が AI を検討していると回答しています。

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(IBMの資料をもとにferret編集部作成)

AIは多様なユースケースに適用されており、最も高度な導入は、IT 運用、セキュリティー、および脅威検知やビジネス・プロセスの自動化などの領域で行われています。また、マーケティング、セールス、およびカスタマー・ケアなどの領域にも、自然言語処理 (NLP) をはじめとする AI 手法が適用されています。

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(IBMの資料をもとにferret編集部作成)

自然言語処理 (NLP) は、人間とほぼ同じようにテキストまたは音声データを理解し、対応するAIの形態です。NLPの最も一般的な用途はカスタマー・ケアですが、NLPを実装済みの企業は、セキュリティーから事業開発、財務、およびマーケティング調査まで、多数の領域で NLPを活用しています。

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(IBMの資料をもとにferret編集部作成)

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(IBMの資料をもとにferret編集部作成)

AIへの投資は増え続けていますが、特にAIを利用する可能性が大幅に低い小規模な組織にとっては、導入への障壁が残っています。本調査では、企業のAI導入における上位3つの障壁は、AIの専門知識が不足していること(34%)、料金が高いこと(29%)、AIモデルを開発するツールやプラットフォームがないこと(25%)であることが明らかになっています。

企業プレスリリース詳細:
IBM、「世界のAI導入状況 2022年(日本語版)」を発表

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