Web担当者の中には、メルマガ配信を行っている方も多いはずです。自社の新着リリース情報や、会員限定のセールや割引情報など、メルマガは様々なコンテンツを個々人に向けて配信できるのが特徴です。

とはいえ、日頃からメルマガを送り続けていると、効果がイマイチと感じることはないでしょうか。メルマガ登録者が増えた当初は好調だったものの、徐々に開封率が落ち、それと同時にCV率も低くなってしまう事があります。

その原因は、リリース情報やお得なセール情報など、メール内容がワンパターンになってしまっていることが原因かもしれません。そこで、読者にとってメリットのある情報を連載形式で配信する「ステップメール」が解決の手段として利用できます。

今回は、「ステップメール」の基礎知識と、既存の「メルマガ」との違いを解説します。
ステップメール向けの配信ツールもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. メールマーケティング手法「ステップメール」とは?
  2. 「 メルマガ」と「ステップメール」の違い
  3. 「ステップメール」を実施する上でのポイント
    1. ステップメールで達成したい目的を決める
    2. ターゲットに合わせたシナリオ設計を行う
    3. ステップメールで送付するコンテンツは統一感を意識する
  4. ステップメール配信ツール5選
    1. オレンジメール
    2. 配配メール
    3. メールdeコネクト
    4. AutoBiz
    5. WiLLMail
  5. まとめ:目的に応じてステップメールを活用しよう

メールマーケティング手法「ステップメール」とは?

「ステップメール」とは、メールマーケティングの1つの手法です。
自社の会員ユーザーが商品を購入した数日後など、特定のタイミングから複数のメールを配信でき、様々な目的で利用されます。

メールを配信するタイミングや配信するコンテンツは、目的に応じて様々です。
CV率の向上を狙うならユーザーの関心の強い商品情報を配信する、開封率の向上を狙うならノウハウやメール限定のエピソードなど読み物コンテンツを配信する、といった使い分けが可能です。

「メルマガ」と「ステップメール」の違い

会員ユーザーに向けてメールを配信するという点において、「メルマガ」と「ステップメール」は類似しているようにもみえます。しかし、目的や配信方法が明確に異なります。

メルマガ

メルマガは、主に「自社が紹介したい商品・サービス」を自社のタイミングで配信します。リリース情報や入荷商品の情報、セールの周知などに活用されます。または、Webメディアであれば日々更新されるコンテンツから厳選したものを配信することもあるでしょう。以上のことからわかるように、あくまで主体は「企業側」にあるのがメルマガの特徴です。

ステップメール

一方で、ステップメールは「ユーザーの求める情報」を、関心の高いタイミングで送信するのが特徴です。先に紹介したように、商品の購入後や何らかのアクションを起こしたタイミングを起点として配信を行います。

また、特定の期間で複数のメールをシナリオ形式で配信するという特徴があります。1通で完結せず、1通目から最終配信までが一貫したシナリオを持っています。一般的なメルマガと異なり、ステップメールは「ユーザー」が主体となります。

「ステップメール」を実施する上でのポイント

次に、ステップメールを配信する上で、確認しておくべきポイントをご紹介します。

ステップメールで達成したい目的を決める

ステップメールは、誰に向けて何の目的を達成するのかを前提に配信するコンテンツを制作します。
上述のように、CV率の向上なのか開封率の向上なのか、リピーター獲得なのか、自社の課題に併せてゴールを設定してみましょう。

ターゲットに合わせたシナリオ設計を行う

目的を設定したら、次にどのようなシナリオで配信するのかを設計します。

購入を目的とした場合、購入後のユーザーに対して、「その後、購入いただいた商品の調子はいかがでしょうか?」というアフターフォローから展開します。

そして、最終的に「さらに便利に利用するためのオススメの商品」など目的に向けてシナリオを設計するのがポイントです。

ステップメールで送付するコンテンツは統一感を意識する

ステップメールを配信する際、気をつけなければならないのはコンテンツの統一感です。

1通目にユーザーに合わせた文面のメールを配信したのに対し、最終的に単なる商品紹介メールになってしまうと、受信したユーザーコンテンツの差に違和感を覚えてしまうためです。

表記ルールを決め、1通目から最終配信まで統一感を持たせて配信を行うことが重要です。

ステップメール配信ツール5選

ステップメールの配信は、ユーザーの関心にパーソナライズしたコンテンツを配信することが重要です。

その為、手動もしくはメルマガ配信に特化したツールでは工数負担が大きくなってしまうこともあります。そこで、ステップメールの配信ができるツールをご紹介します。

1.オレンジメール

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https://mail.orange-cloud7.net/

「オレンジメール」は、100件までの配信が無料で行える配信ツールです。ステップメール機能を使うことで、ユーザーの登録に合わせたタイミングで、設定したシナリオを順番に配信できるのが特徴です。あらかじめ設定したシナリオを配信できるため、1度作成すれば修正に手間をかけずに配信することができるでしょう。

2.配配メール

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https://www.hai2mail.jp/

「配配メール」は、簡単な操作で詳細な効果検証が行える配信ツールです。件数やメールの配信数問わず定額で利用することができます。ステップメールは、ユーザーの会員登録時や、誕生日を起点に送付することができるのが特徴です。

フォローメールの回数、ステップメールの配信数は無制限に設定できるため、ユーザーの関心度合いに合わせて設定してみましょう。

3.メールdeコネクト

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http://www.mailde-connect.com/

「メールdeコネクト」は、初めてメール配信を行う担当者でも簡単に設定できるのが強みのサービスです。初期費用無料で導入しやすく、HTMLメールの設定も簡単に行えます。シナリオの設定も予め行えるため、ステップメールの効果を試してみたい方にオススメです。

4.AutoBiz

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https://autobiz.jp/

「AutoBiz」は、ユーザーとの関係性の構築を目指す配信ツールです。ステップメールでは、特定の日時や曜日など細かく設定することができます。ユーザーの行動に合わせて自由度の高い配信設定が行えるのが特徴です。また、最終配信後に再度ステップメールを配信するリピート配信機能も搭載されています。

5.WiLLMail

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https://willcloud.jp/

「WiLLMail」は、ユーザー属性に合わせた配信リスト、通常の配信リストなどリスト設定を細かく行った上で、ステップメールを配信できるツールです。ログの分析や管理にも長けているため、ユーザーのパーソナライズ化を徹底したい方に向いたサービスと言えるでしょう。

まとめ:目的に応じてステップメールを活用しよう

ステップメールとは、配信ユーザーのアクションに併せて複数のメールを段階的に送るメールマーケティング手法です。たとえば、ユーザーが一度商品を購入したのであれば、そのユーザーに向けたフォローアップメールを送り、その次に購入商品に関連した商品を送付するなど、メール配信のパーソナライズ化がポイントです。

リリース情報などを定期配信するメルマガと異なりユーザーは「自分のために送ってくれた」と感じさせる効果があります。既存のメルマガに伸び悩みを感じるのであれば、ぜひ手段として活用してみてはいかがでしょうか。