
今日からアナタも社内カメラマン!写真撮影を内製化する3つのポイント
撮影シーン別のコツ
1. インタビュー撮影
インタビュー撮影で大切なことは、"主人公(被写体)を意図している印象で撮ること"になります。
被写体が人である以上、ある程度の動きが想定されるため、シャッタースピードを一定値まで保ち”ブレ”がおきないようにしなければなりません。また、”主人公感”を出すために被写体をある程度くっきりと撮影することが求められます。なので、1. 撮影の目的から必要な値もしくは外的要因で変えにくい値、として優先順に「シャッタースピード」と「F値」となります。
参考までに、私は人を撮る際にはシャッタースピードを1/200を下限値とし、F値を2.8~4.0程度に設定できる標準ズームレンズもしくは望遠ズームレンズを利用しています。
F値の下限値が低い単焦点レンズも使う時がありますが、インタビューをする際には会議室など狭い空間が多いため(外的要因)、ズームができない特性上インタビュー中動き回るリスクがあり注意が必要です。
上記を設定した上でISO感度を調整し、撮影をします。
また、数値設定以外のコツとして、インタビューの際以下のようなパターンを撮影しておくと利用する際にバリエーションが広がり便利です。写真を使う記事やサイトの目的、構成をあらかじめ把握し、どのような写真が求められているかも併せて考え撮影しましょう。
●ロクロ
ロクロを回しているようなポーズで、インタビュー撮影で多用されます。躍動感が出るので、被写体の熱意を伝えたいシーンに最適です。
●前ボケ
少し引いて、インタビュアーや周りの環境を使ってボケを作ります。
被写体が客観的に見えるため、インタビュイーの過去の話など、本題と少し外れた内容を差し込む際によく使われます。
2. イベント撮影
イベント撮影で必要なことは「規模と雰囲気を残すこと」になります。
誰かが登壇するようなイベント撮影では場の雰囲気を作るために全体的に照明を落としていることがあります。そのような撮影の時は、1. 撮影の目的から必要な値もしくは外的要因で変えにくい値、は優先順に「F値」「ISO感度」となります。雰囲気を作るために落としている照明がISOを上げ過ぎて、ノイズだらけになると本末転倒なので、かなり暗めの時にはF値を開放しましょう。
また、懇親会のような社内で行うようなイベントの撮影などでは、集合写真など規模の大きい撮影もあるかと思います。その時は、1. 撮影の目的から必要な値もしくは外的要因で変えにくい値、として「F値」があがります。ピントの合う範囲を広めに設定できるようF値を高く設定しましょう。
購入にあたって知っておくべきこと
上記で説明したような写真を撮るためには、やはり一眼レフカメラが必要です。
ここでは一眼レフカメラを購入する際に知っておくべきことをご紹介します。
1. ボディに関して
まず、一眼レフカメラのボディには2種類あります。”35mmフルサイズ”とよばれるものと”aps-c”と呼ばれるものです。これらにはISO感度で説明した「撮像素子」の違いがあります。35mmフルサイズは撮像素子が大きく、価格は10万円以上のものがほとんどです。なので、会社としてよほど写真に力を入れることが決まってない限り、1番最初に買うカメラは aps-c で良いかと思います。
また、ボディには「マウント」と呼ばれるボディとレンズを接合する部分があります。このマウントがメーカーによって異なるため注意が必要です。基本的に異なるライバルメーカーのレンズは別売りのマウントアダプターというものを購入しないと接合することができないので気を付けましょう。
2. レンズに関して
これまでの文章でわかるように、レンズで規定されるF値、そしてズームをできるできないかによってかなり撮影の幅が広がります。個人的な意見としてはF2.0程度で広角の取れる画角の単焦点レンズとF4.0程度の望遠ズームがあれば最初は困らないのではないかと思います。
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