「miChecker」の機能

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「miChecker」では、左のウィンドウ上でホームページにアクセスし、右のウィンドウにレビュー画面が表示されます。画面下のウィンドウからは「概要レポート」と「詳細レポート」の2つの評価レポートを確認できます。

「miChecker」には、以下の2つの機能が搭載されています。

 【1.音声ユーザビリティの可視化】
 ホームページに音声読み上げ機能を追加した際に正しく読み上げられるかどうかのチェック
 【2.ロービジョンのシミュレーション】
 色覚障がい者の見え方のシュミュレーション

では、それぞれの機能を具体的に紹介していきましょう。

1.音声ユーザビリティの可視化

ホームページを読むのが難しいユーザー向けに音声読み上げ機能を導入した際に、正しく読み上げることができる設計になっているのかをチェックできます。

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上記の画像のように、読み上げまでにかかる時間に合わせて色分けされた画面が表示されます。例えば「トレンドを知る」「リリースニュース」などのメニューが表示されているホームページ上部のタブでは、右にいくほど読み終えるまでの時間がかかることがわかるでしょう。

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「miChecker」では、テキストの内容だけでなく、ロゴや画像もテキストに変換されて「操作可能」「理解可能」といった視点で要素ごとに評価されます。
概要レポートからは、上記のようにホームページに改善点があるのかどうかをチェックできます。修正点は詳細レポートから確認できるので、どの要素につまづきがあるのか把握しておきましょう。

2.ロービジョンのシミュレーション

特定の色の見え方が通常とは異なる色覚異常は本人でないとなかなか見え方が想像しづらいでしょう。「miChecker」では、以下のように視力、色覚異常の種類、年齢を設定し、ホームページの見え方をシュミュレーションできます。

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例えば、40代で視力1.0の人であっても、第一色覚異常(赤色覚異常)の場合は下記のような見え方の違いが現れます。
画像右のウィンドウに表示されている色覚異常の場合の見え方では、「RSSを購読する」と書かれたオレンジ色のボタンと「LINEで友達になる」と書かれた緑色のボタンが同じような黄緑色になっているのがわかるでしょう。

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詳細レポートからは見えづらい色の組み合わせを利用している部分が具体的にわかります。
見えづらさの深刻度も表示されるので、修正を行う際は参考にしてみましょう。