いよいよ普及する?各社の最新スマートスピーカー総まとめ
LINEのWAVEやGoogle Homeが日本でも発売されてしばらく経過しましたが、AmazonやAppleのように、まだ日本では発売されていない商品も含めて、各社がさまざまなスマートスピーカーを発表しています。
音声だけで聴きたい音楽から照明の点灯、ピザの宅配にいたるまで、今ではあらゆることが可能になっています。
実際、アメリカではドミノピザのAlexa経由での注文が好調で、7月にはイギリスでも音声経由でのダイレクトオーダーがスタートしています。
また、ドミノピザは2016年には前年比19%のグローバルセールスを記録しており、ボイスペイメントが一役買っていると報じています。
10月4日にはインドでもAlexaが発売され、Amazon Japanのプレスリリースによれば日本でも年内にはAlexaが発売されるとしています。
すでに発売されているスマートスピーカーもある中、実際にはAlexaやAppleのHomePodを「待ち」でいくのか、はたまたClovaやGoogle Homeを「買い」でいくのか?
今回は、各社の最新スマートスピーカーをまとめていきます。
各社の最新スマートスピーカー総まとめ
1. Google Home
スクリーンショット:2017年10月
すでに国内で発売されているGoogle Homeにはすでにたくさんのレビュー記事が書かれています。
Googleストアでの価格は2017年10月末現在で*15,120円(税込)*となっており、Googleストアのほか家電量販店でも購入することはできます。
通常、ボイスコマンドを実行する場合には、ウェイクワードと呼ばれる掛け声で始める必要があります。
Google Homeの場合、「OK Google」(オーケー、グーグル)と呼びかけることが知られていますが、日本向けには*「ねえ、Google」*というウェイクワードも導入されました。
スクリーンショット:2017年10月
また、Googleアシスタントのアップデート頻繁に行われており、Google HomeやGoogle Home Miniでもインターネットラジオ局の「radiko」や、食べログ、SUUMO、さらには「日本史語呂合わせ」や英会話サービス「ベストティーチャー」など、さまざまなサービスが利用できるようになりました。
同時に国内で発売されたGoogle Home Miniは、Google Homeの子機ではなく、これ単体で作動します。
スクリーンショット:2017年10月
日本ではすでに家電量販店などでディスプレイされているので、実際に確かめることができます。
Googleストアでの価格は2017年10月末現在で*6,480円(税込)*となっており、Homeの半額以下で購入することができます。
2. LINE Clova WAVE
スクリーンショット:2017年10月
LINEの音声アシスタントClovaを搭載したLINE Clova WAVEは、LINEやLINEミュージックなどと相性がいいのが特徴です。
リクエストに応じて4,000万曲以上の楽曲の中からLINEミュージック経由で再生をしたり、LINEでメッセージを読み上げたり送信をしたり、テレビのリモコンがわりにも活用することができます。
もちろん、ニュースや天気、今日の運勢なども教えてくれます。
Clovaのウェイクワードは*「Clova」(クローバ)*なので、このようなかたちでボイスコマンドを行います。
「クローバ、お母さんにLINE送って」
ボイスコマンドは*「Jessica」(ジェシカ)*に変更することもできます。
ボイスコマンドが認識されると、WAVEの足元にあるリングが緑色に光ります。
スクリーンショット:2017年10月
LINEシリーズとの連携が強みになっているので、LINEを頻繁に使うひとはClovaを使ってみるといいでしょう。
2018年1月末までは、*「4,000万曲の音楽12ヶ月聴き放題セット」が12,800円(税込)*で購入できます(単体で購入すると14,000円(税込)となり割高となってしまいます)。
3. Apple HomePod
スクリーンショット:2017年10月
HomePodは、12月からアメリカ・イギリス・オーストラリアで先行発売される、Appleのスマートスピーカーです。
LINE WAVEと同じく、Appleには4,000万曲以上を揃えるApple Musicがあるので、ユーザーの好みに合わせて音楽を再生できます。
他のスマートスピーカーよりも大きいと感じるかもしれませんが、それは大型ウーファー(低音を響かせるスピーカー)を内臓しているからです。
そのほか、7個のビームフォーミングツイーターのカスタムアレイが装備されており、高周波音響もあらゆる方向コントロールで可能にするなど、まさに音質にこだわったスマートスピーカーだと言えます。
スクリーンショット:2017年10月
ウェイクワードは*「Hey Siri」(ヘイ、シリ)です。
スピーカー自体にカスタムA8チップが搭載され、6個のマイクによってユーザーの音声を拾います。
また、頭上にはSiriの「波形」*が現れ、認識状況を確認することもできます。
オーストラリアやイギリスでの価格は年内には発表されるとのことですが、アメリカでは349ドル(約40,000円)で販売予定です。
色は、ホワイトとスペースグレイが用意されています。
4. Amazon Echo
スクリーンショット:2017年10月
Amazonのプレスリリースでは、年内に日本での展開が決定しているAmazon Echo。
音声による操作が特徴で、部屋のあらゆるところから常にハンズフリー再生、ニュース、天気の確認などを行うことができます。
Amazon Echoに内蔵されている音声アシスタントAlexaには、スキルと呼ばれるAPIやツールが用意されています。
これにより、さまざまなサードパーティーが独自に機能を開発することができるので、ドミノピザでピザを頼むことができるだけでなく、料理のレシピや、電車の出発時刻、銀行の残高の確認などもできるようになります。
実際、すでにAlexaの日本パートナーとしてNTTドコモ、クックパッド、KDDI、積水ハウス、ソフトバンク、NHK、JR、三菱UFJ、ヤフー、リクルートが参画していることが発表されています。
また、見た目とは裏腹に、ノイズや反響音の制御を行ったり、専用のツイーター、2.5インチダウンファイアーウーファー、ダイナミックな低音レスポンスを実現するドルビープロセッシングなどが採用されています。
スクリーンショット:2017年10月
アメリカでの価格は179.99ドル(約20,000円)で、Echoの後継機にあたるEcho Dotは49.99ドル(約5,500円)とお手頃です。
Amazon Echoが日本でも年内に発売されることを受けて、これからますますスマートスピーカー領域が日本でも盛況するのは間違いなさそうです。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
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- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
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- ディスプレイ
- ディスプレイ(display)とは、文字や図形を表示する装置のことを言います。 テレビと同じ原理のCRTディスプレイや、設置面積が小さく消費電力の少ない液晶ディスプレイや、ガス放電を利用したプラズマディスプレイなど、種類も多くあります。
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