20代で年収700万円以上も実現!自分の“市場価値”がわかる「転職サービス」ってなに?
Webマーケティングの領域はテクノロジーの発達と共に多様化してきています。デバイスやサービスが増えるほど、それらに応じた施策を行う必要があるからです。
「これが出来れば優秀なWebマーケター」と評価するのは難しいため、Webマーケターの中には「自分のキャリアやスキルの市場価値はどれくらいあるのだろう」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
特に、転職を考えている方であれば、自身の市場価値が気になる方もいるはず。
実は、企業が「任せたい仕事」や「年収」などを提示する形で“自分の市場価値”がわかるドラフト指名形式の転職サービスがあるのはご存じでしょうか?それが、「WEB EXPERT DRAFT」です。
今回は、WEB EXPERT DRAFTを手掛ける株式会社リブセンスの三島拓也 氏(以下、三島 氏)に、同サービスを利用するメリットや利用する上で押さえておくべき点について伺いました。
WEB EXPERT DRAFTとは?
ferret:
そもそも、「WEB EXPERT DRAFT」とはどういったサービスなのでしょうか?
三島 氏:
Web業界で働くマーケターやディレクター、セールスの方などを対象にした転職サービスです。
レジュメを登録して審査に通過すると、Web上で開催されるイベントに参加することができます。先日、1回目の開催を終え、2月21日に2回目の開催を迎えます。
開催期間中は、転職希望者が登録したレジュメを見た企業から、「具体的な年収」と「任せたい仕事」付きで指名が入る仕組みです。
企業には現年収や性別を明かさないため、実力にもとづいた自分の“リアルな市場価値”を確認することができます。
※指名イメージ
また、指名には「今抱えている課題」「課題に基づいた指名理由」「何を任せたいか」が明記されるため、企業が自分のどこを評価し、入社後に何を期待しているのかが具体的に伝わるようになっています。
“明確な強み”を持っていれば20代で年収700万円も夢じゃない!
ferret:
第1回を開催した時、Webマーケターの指名結果はどうでしたか?
三島 氏:
全体の3割程度がマーケティング関連の業務をされている方でしたが、 幅広く何でもできる人は多くの企業から指名が入りました。リスティング広告の運用からSEO、アクセス解析やマーケティングオートーメーションまで経験しているような方は高く評価されましたね。
1回目の開催では10社以上から指名をもらったユーザーもいたんです。また、個人のブログやSlideshareなどのアウトプットがある方も評価される傾向がありました。
一方で、高い年収が入るのは、統計やデータ分析に関する技術を学んでいる人が多いですね。また、若くても上記の様な幅広い経験や、明確な強みとなるバックグラウンドをお持ちであれば、高い年収が提示されるようです。
ferret:
若い方の実際の指名結果はいかがでしたか?
三島 氏:
20代半ばで提示年収が600万円代の指名も少なからずありましたし、700万円オーバーの指名もありました。
新卒だと実力があっても「新卒だから」という理由で年収が低くなりがちですよね。なので、実力に自信のある方であれば年齢問わずWEB EXPERT DRAFTに参加してもらいたいです。
Webマーケターとしての“市場価値”を確認できる
ferret:
WebマーケターにとってWEB EXPERT DRAFTに参加するメリットはあるのでしょうか?
三島 氏:
実は、WebマーケターだからこそWEB EXPERT DRAFTを活用して市場価値を確認して欲しいと思っています。
巷では、AI・人工知能が人間の仕事を奪うといった話をよく聞きますよね。誤解を恐れずにお伝えすると、実はWebマーケターの仕事って既に奪われ始めているんです。
ferret:
それは、どういうことでしょうか?
三島 氏:
例えば、広告配信システムの学習機能の発達に伴い、広告運用は媒体のアルゴリズムに任せようという流れが加速しています。その結果、“人間が運用するからこそ出せる価値”が少なくなってきて、昔ながらのリスティング職人みたいな話も聞かなくなりました。
また、Googleアナリティクスのデータを取り込んで、自動で改善提案をしてくれるようなツールもありますよね。こういったツールの導入が進めば、ただ「Googleアナリティクスが使えるだけ」というようなマーケターは存在価値がなくなってしまいます。
よく考えると当たり前なのですが、Webマーケターの仕事って世間のトレンドや技術的なトレンドを非常に受けやすいんです。
そんな変化の激しい世界でWebマーケターとして「自分にどれくらいの価値があるのか」、「市場から必要とされているのか」を確認する手段として活用してもらいたいですね。
「市場価値」のほか「何を学べば良いのか」がわかる場
ferret:
指名状況がサービス上で公開されることも大きな特徴だと思うのですが、どういった意図があるのでしょうか?
三島 氏:
WEB EXPERT DRAFTは「市場価値が確認できる場所」であると同時に「自分がこれから何を学べばよいかわかる場所」にもしたいと思っているんです。
WEB EXPERT DRAFTでは他人の指名状況はもちろん、提示年収とスキルも見られます。高い指名や多くの指名をもらっている人はどんな人か、どの企業がどんな人を求めていて、いくら位の年収を提示しているかなど、いろいろな情報がつかめます。
※登録すると具体的な年収まで見えるようになります。
他の人の指名年収やスキルを確認して、自分との差分を発見できたり、社内にロールモデルといえる様な人がいなければ、ロールモデルにしたりと自分のキャリアを前に進めていくヒントになればと考えています。
会員登録さえすれば参加していなくても他の人の年収の金額が見えるようになるので、試しに登録してみて下さい。
審査落ちの原因は「スキル不足」ではなく「情報不足」
ferret:
参加できるマーケターはかなりハイレベルに聞こえるのですが…?
三島 氏:
確かに審査通過は一定の実力がある方に限らせて頂いていますが、実力不足で審査に落ちることはほとんどありません。*審査に落ちる原因のほとんどは「情報不足」*です。
ferret:
情報不足......ですか?
三島 氏:
はい、企業はレジュメの内容だけで年収を提示する必要がありますので、今までは面接でヒアリングされていたような内容をレジュメで伝えなくてはいけません。
そのため、いわゆる職務経歴書のような内容では不十分です。レジュメを見ただけで年収が提示できるくらい、実力が伝わるものになっていなければいけません。
※レジュメ登録ページイメージ
そのため、参加ユーザーには「何をやってきたか」だけではなく、下記のように具体的な内容をレジュメに記載することが大切です。
「求められた成果は何だったのか」
「その成果を出すにあたってどんな課題があったのか」
「その課題を乗り越えるためにどんな工夫をしたのか」
これらに加え、「なぜその方法を選んだのか」といった背景の思考の部分まで記載していただくようにしています。
もちろん始めから完璧に記載できる人の方が少ないので、詳細に記載して欲しい箇所については審査時にフィードバックをして、できる限り伝えるようにしています。
ferret:
審査時には、ただ合否を判定するだけでなくフィードバックもしているんですね。
三島 氏:
はい。審査は何回でも申請できますし、フィードバックに対して何か変更をしてもらえば、その度にフィードバックを戻します。
まずは一度審査に出していただいて、運営とキャッチボールをしながらレジュメを完成させてもらえればと考えています。
ferret:
最後にferret読者に向けてメッセージをお願いします。
三島 氏:
WEB EXPERT DRAFTは、転職意欲が高くなくても利用していただけます。市場価値の確認のためにもぜひ一度試して見て下さい。「これまでの転職サービスと全く違うユーザー体験」をご提供します!
まとめ
Webマーケターやディレクター、セールスなどWeb業界で働く人に特化したドラフト指名型の転職サービス「WEB EXPERT DRAFT」。年収を提示して転職者の指名を行うという点が目を引きますが、実はこのサービスの魅力は「自分の市場価値」を知れるところにあります。
自身のキャリア、具体的なスキルセット。そして、前職で行ってきた業務上の工夫などを明確に示すことで、企業から具体的な条件提示を受けることができます。
一般的な転職サービスと異なり、自身の過去の年収を明かさずに受けた“企業からの指名”がランキング化されるため、リアルな市場価値を知ることができるのが特徴です。
WEB EXPERT DRAFTは「転職サービス」でありながら、転職希望者だけでなく「働いている業界の中での自分の価値」を知りたい方の1つの手段として活用できます。気になった方は、参加してみてはいかがでしょうか。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- デバイス
- デバイスとは「特定の機能を持つ道具」を表す語で、転じてパソコンを構成するさまざまな機器や装置、パーツを指すようになりました。基本的に、コンピューターの内部装置や周辺機器などは、すべて「デバイス」と呼ばれます。
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- リスティング広告
- リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果ページに、ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を、有料で表示するサービスのことです。ユーザーの検索結果に連動した形で広告が表示されるため「キーワード連動型広告」「検索連動型広告」とも呼ばれます。
- SEO
- SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo!などのサーチエンジン(検索エンジン)で、特定キーワードで検索が実行されたとき、ホームページが表示される順位を上げるためのさまざまな施策のことです。
- ブログ
- ブログとは、ホームページの一種です。運営者はブログシステムに登録し、利用開始をすることで、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要なく、本文のみを投稿しつづければ、公開・表示はおろかページの整理や分類なども効率的に行えるシステムを言います。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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