LINE公式アカウントやLINE@を利用して、お店のキャンペーンやクーポンの配信、店舗予約などを行っている企業は多いでしょう。

しかし、ユーザーが企業とやりとりをするには、自社の公式アカウントやLINE@をユーザーに「友だち登録」をしてもらう必要があります。

3月1日、LINE株式会社は、企業とユーザーのコミュニケーションをさらに円滑にする法人向け新機能「通知メッセージ」を発表しました。

今回は、LINE株式会社による「法人向けLINEアカウントの新機能に関する記者発表会」の内容を紹介します。

ユーザーと企業のコミュニケーションをより円滑に

現在、LINEに登録されている公式アカウントの数は300以上あります。その公式アカウントを友だち登録しているユーザーの数は640万人もいます。
また、中小企業や個人店舗でも気軽に利用ができるLINE@に関しては、30万以上の人々に利用されています。

しかし、LINEは、まだユーザーと企業のコミュニケーションをすべて円滑にできていないと話します。そして、今よりもっとユーザーと企業のつながりを深めるために、新機能「通知メッセージ」を発表しました。

新機能「通知メッセージ」

通知メッセージとは、ユーザーにとって重要性・必要性の高いメッセージを通知するサービスです。

今まで、公式アカウントユーザーにメッセージを届けるためには、ユーザーに公式アカウントを「友だち」に追加してもらう必要がありました。しかし、新機能「通知メッセージ」では、公式アカウントを友達に追加しなくてもユーザーにメッセージを通知できます。

通知されるのは、

  • 配送予定日時
  • 飛行機の遅延、欠航情報
  • 予約情報
  • 料金案内

などのユーザーにとって必要性の高いメッセージのみです。名前、住所などの個人情報は会員登録をしなければ通知されません。また、通知内容に広告は含まれません。

通知メッセージの仕組み

通知メッセージは、LINEで暗号化されている電話番号と、企業側に登録されている電話番号をマッチングさせて通知する仕組みです。

各企業に電話番号が登録されていれば、ユーザー側が登録・設定しなくても通知が届きます。

通知メッセージのオフも可能

通知メッセージは、ユーザー側で企業アカウントを友だち登録していなくても、情報を配信できるサービスです。

しかし、ユーザー側ですべての通知メッセージを受信をしない設定もできます。また、各通知メッセージごとに受信しない設定も可能です。

通知メッセージのパートナー企業

通知メッセージを配信するLINEのパートナー企業は以下6社です。
各社とも、通知メッセージを配信することで、ユーザーの利便性向上やペーパーレス化などのメリットが生まれます。

また、ユーザーにとってもパソコンや各社のホームページをを開くことなく、様々な情報をLINE1つで入手できるようになります。

企業名 サービス詳細
東京電力エナジーパートナー株式会社 電気使用量・料金の通知
中部電力株式会社 電気・ガスの請求額の通知
東京ガス株式会社 電気・ガスの請求額の通知
日本航空株式会社 30分以上の遅延や欠航情報の通知
全日本空輸株式会社 予約の確認や搭乗に関する案内
ヤマト運輸株式会社 配送予定日時の通知、日時変更も可能

コミュニケーションインフラから生活インフラへ

LINEは今後、ECで物を買った時の通知や行政からのお知らせ、クレジットカードの明細、飲食店予約のリマインド等も行えるようにしていきたいと話しています。

今まではコミュニケーションインフラとして利用されていたLINEですが、今後は生活インフラとして利用できるようになるとのことです。

まとめ

通知メッセージの追加により、ユーザー側が登録をしていなくても自動的に情報が配信されるようになります。

LINEは、通知メッセージをさらに拡大して、より多くのサービスを利用できるようにしていくそうです。