プロモーション戦略の一環で、SNSを活用する企業が増えてきました。ユーザーにとって身近なコミュニケーションツールでもあるLINEをビジネス活用しようと考えている方も少なくないでしょう。

企業のビジネス向けアカウントのひとつに、「LINE@」があります。しかし、LINE@の開設には、LINEのアカウント情報が必要です。個人事業主であれば、プライベートで利用しているLINEアカウントをそのまま活用できます。

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しかし、企業内のチームで運用する場合は、プライベートのLINEアカウントを紐付けなければなりません。そのため、個人情報を利用することに抵抗を感じる方もいるのではないでしょうか。

何かの事情で担当を外れた場合の引き継ぎやセキュリティも心配です。

今回は、企業の代表番号などの固定電話番号でLINEアカウントを開設する方法を紹介します。また、企業の番号を利用し、運用する上で注意しておくべきポイントもまとめました。

LINEアカウントを開設する際には参考にしてみてください。

企業の固定電話番号でLINEアカウントを開設する方法

今回は、Macの画面でLINEアカウントを開設する方法を説明します。

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App Storeで、LINEのアプリをインストールします。

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LINEアプリを開くと、ログインか新規登録を選択する画面が表示されます。「新規登録」をクリックし、登録したい電話番号を入力して「次へ」をクリックします。

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認証番号を入力する画面が表示されます。しかし、固定電話にSMSは届かないため、「通話による認証」を選択します。

通話による認証の注意事項を一読し、「確認」をクリックすると、すぐに電話がかかってきます。電話で聞いた認証番号を、フォームに入力しましょう。

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電話番号の登録後は、メールアドレスの登録画面に遷移します。スキップもできますが、メールアドレスを登録しておかないとLINE@アカウントを開設できないため、ここで登録しておくことをオススメします。

メールアドレスを登録し、そのアドレスに届いた認証番号を入力します。

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登録が完了すると、すぐにトーク画面が表示されます。まずは最低限のプロフィール情報を入力しておきましょう。画面左下の「・・・」をクリックします。

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表示されたメニューから、「設定」をクリックします。

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設定画面で、プロフィールの画像やIDを設定しましょう。

企業の固定電話番号でLINEアカウント開設・運用時に気をつけること

LINEアカウントを開設するだけとはいえ、企業の固定電話番号という重要な情報を利用することに違いはありません。

企業の固定電話番号でLINEアカウントを開設・運用するときには、以下3つのポイントに気をつけましょう。

1.「友だちへの追加を許可」は必ず開設段階からオフにする

LINEアカウントの開設時、「友だちへの追加を許可」という項目を設定する箇所があります。

この項目をオンにすると、開設時に登録した固定電話番号をアドレス帳に登録しているユーザーが、自動的に友だち追加されてしまいます。

企業の番号は、会社の取引先や顧客など、不特定多数のユーザーがアドレス帳に登録している可能性があります。友だち追加されてしまい、先方からメッセージが届いてしまうことがあれば、対応せざるを得ません。

あくまでLINE@開設のための登録であれば、どのユーザーとも繋がらないよう、「友だちへの追加を許可」は初めからオフにしておきましょう。

2.パスワードは慎重に設定・管理する

LINEアカウント開設時に登録するパスワードは、今後LINE@へのログインにも利用する大切な情報です。

企業の固定電話番号が関わってもいるため、必ずセキュリティを考慮したパスワードを設定しましょう。

3.同じスマートフォン上でアカウントを切り替えると、トーク履歴が全て削除される

個人でもLINEアカウントを利用している場合、企業の固定電話番号で開設したLINEアカウントにスマートフォン上でログインする場合には、一度個人のLINEアカウントからログアウトする必要があります。

しかし、一度ログアウトしてしまうと、これまでログインしていたアカウントのトーク履歴が全て削除されてしまいます。

アカウント自体が削除されるわけではありませんが、見落としてしまいがちなポイントなので留意しておきましょう。

まとめ

通話による認証を利用すれば、固定電話の番号でLINEアカウントの開設が可能です。

ただ、企業の代表番号を利用する場合、その番号を知っている不特定多数の人がいることを忘れてはいけません。誤って取引先や顧客と繋がってしまったり、LINEアカウントを乗っ取られて悪用されてしまう可能性があります。

普段気軽に使っているコミュニケーションツールではあるものの、企業の情報を扱っている以上、取り扱いには十分気をつけましょう。