さまざまな新機能も追加されているInstagramですが、すべての機能を把握し使いこなせているでしょうか。

今回は、2018年1月以降に追加された新機能のうち、特にビジネス活用できる機能3つをご紹介します。

同年3月末には「自動更新の代わりにユーザーが好きな時に表示を更新することができ、タップするとフィード最上部の新しい投稿へと移動、タップしなければ現在の位置にとどまったままとなる」という仕様の「New Post」という新しいボタンをテスト中というブログ記事も発表されています。

タイムラインのアルゴリズムの変化に左右されずに人気のアカウントとなるためにも、本記事でご紹介している3つの新機能をフル活用してみてはいかがでしょうか。

参考:
Changes to Improve Your Instagram Feed|Instagram

1.タイプ

最近追加された新機能の中で、最も注目されている機能が「タイプ」です。

ストーリーの新機能として追加された「タイプ」では、Twitterでツイートするような感覚でストーリー上にテキストを投稿可能。写真や動画などを使用せずにテキストのみ投稿すれば、短時間でストーリーを作成できます。

また、背景やテーマなどで文字を強調したり、撮影した画像を透かしとして追加したりすることも可能ですので、テキストメインの投稿とはいえ工夫次第では見た人の印象に強く残るストーリーに仕上がります。

ビジネス活用する場合は、ユーザーに「続きが気になる!」と思わせるタイプの作成がオススメです。

例えば企業の新商品・サービスの告知や、イベントのカウントダウンなど、シンプルなメッセージを伝える際にタイプ機能を使用し、アカウントを通じた販促にも役立ててください。

タイプの使用方法

step1.

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ストーリーの画面を開き、画面下部の「タイプ」をタップします。「タップして入力」をタップするとテキストを入力します。

カラーなどの設定は次の画面で行うので、まずはテキスト入力を行ってください。

step2.

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続いて、テーマとカラーを選択します。

テーマはモダン・ネオン・タイプライター・強調の4種類から選択可能で、画面上の枠をタップして変更できます。カラーは6種類のグラデーションから選択可能で、画面左下のカラーアイコンをタップして切り替えてください。

step3.

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画面右下のカメラアイコンでは、写真を撮影してタイプの背景画像として取り込むことができます。

アイコンをタップするとカメラが起動します。

カメラが起動している状態ですぐ横の反転アイコンをタップすると、インカメラ/アウトカメラの切り替えも可能です。カメラアイコンを再度タップすると、カメラは非表示となります。

なお、こちらの機能ではカメラロールなどから写真を選択して利用することはできないため注意してください。

step4.

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文字入力、カラーとテーマの設定、カメラ使用などの設定を終えたら画面下部の「宛先」または「ストーリーズ」をタップし、通常のストーリーと同様に投稿してください。
通常のストーリーと同様に、投稿前にスタンプや描画ツールなどを使用することも可能です。

2.オンライン状況の表示

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Instagramのダイレクトメッセージ(DM)の一覧画面から、過去に会話したことがあるユーザーのオンライン状況が確認できるようになりました。

この機能はオンとオフを切り替えることができ、デフォルトではオンになっています。最後にログインした日と現在の間隔が1日未満であれば、何時間前、何分前といったように細かく表示されます。

自社に興味を持ってくれてたユーザーがどのような感覚でInstagramを閲覧しているかを知ることができる貴重な情報となりますので、定期的に調べてみることをオススメします。

ただし、後述するオンライン状況の表示をオフに設定しているユーザーはオンライン状況が表示されませんので注意してください。

オンライン状況を非表示にする方法

オンライン状況の表示は、設定でオフにすることができます。オンライン状況を他人に知られたくない場合は、あらかじめオフにしておきましょう。

step1.

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まずInstagramのプロフィール画面を開き、右上の歯車アイコンをタップします。

step2.

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「オプション」の画面が表示されますので、画面を下にスワイプします。すると「アクティビティのステータスを表示」の項目がありますので、タップしてオフにしてください。

3.アカウントの自己紹介にハッシュタグやメンションの追加が可能に

2018年3月頃から、アカウントの自己紹介文にハッシュタグやメンション(@+ユーザーネーム)が追加できるようになりました。

アカウントが発信している内容に関連したハッシュタグをつけたり、自社が運営する他の関連アカウントのメンションを追加することで、ターゲットとなるユーザーに興味を持ってもらいやすくなるだけでなく、他のアカウントへの誘導にも繋がります。

ターゲットとなるユーザーが検索しそうなハッシュタグや人気のハッシュタグをプロフィールに記載しておけば、より発見してもらいやすくなるためオススメです。

ただし、自己紹介文は140字制限です。ハッシュタグやメンションの詰め込み過ぎには注意してください。

自己紹介文の編集方法

step1.

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まずプロフィール画面を開き「プロフィールを編集」をタップします。

step2.

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「自己紹介」の部分を変更します。

ハッシュタグを追加する場合は半角で「#」と入力した後に、キーワードを入力します。すると候補が表示されますので、任意の候補をタップしてください。タップすると自動で半角スペースが入力されます。

続けて半角「#」を入力すれば、連続しての入力も可能です。

step3.

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メンションを追加する場合は、半角で「@」と入力した後に、ユーザー名を入力します。候補が画面下部に表示されますので、任意の候補を選択してください。

こちらもハッシュタグと同様に自動で半角スペースが入力されるので、続けて別のメンションやハッシュタグを入力できます。

変更が完了したら、右上のチェックマークをタップして完了です。

まとめ

今回ご紹介した新機能のうち、特にタイプ機能はソーシャルメディアマーケティングの施策としての活用にオススメです。

訴求したい商品やサービスなどのイメージ画像を背景写真として使用してテキストを入力するだけで、専門のデザイナーでなくてもクオリティの高い画像を作成することができますので、まだ試したことの無い方はぜひ使用してみてはいかがでしょうか。