プロモーションとは

プロモーションとは、消費者に対して購買意欲を喚起する活動を指します。

「モノ」を「誰」に「どう売るか」、これがビジネスの基本です。この「誰」に「どう売るか」を総合的に行うことをマーケティングといいます。
そして「どう売るか」を実行するのがプロモーションです。日本語では、販売促進策といいます。

プロモーションの流れ

  1. モノの名前を知らしめ、
  2. モノの特徴を理解させ、
  3. そのモノを買いたい気持ちにさせる、そして
  4. お店に来店させ、
  5. 買ってもらうようにする、

1から4の半分までが「広告」、4の半分から5までが「セールスプロモーション」(狭義の販売促進策)の役割とされてきました。
しかし、インターネットやスマホの普及で、この流れに新しい要素が加わりました。

例えば、ある若い女性のスマホに、アパレルの新作の広告が流れてきました。彼女はスマホでその商品の特徴を見ます。気に入ったので、その場でスマホからその商品を買ってしまいました。この場合、プロモーションの➀~⑤まで、すべてが彼女のスマホだけで完結しています。彼女が見ていたアパレルの画面は、アパレル会社のホームページです。実はこれが“店舗”と同じ役割を果たしているのです。この“お店”に人がきてくれれば、モノが売れることになります。

「モノ」を「どう売るか」がプロモーションとすれば、ネット時代は、ホームページに人を呼び購入してもらうことが加わります。これを「WEBプロモーション」と呼んでいます。

自分のホームページにターゲットを呼ぶ場合、メールアドレスが全部判っていれば良いのですが、そうはいきません。そこで、ネットから来てほしい人を呼んでくる必要があります。これを「集客」といいます。

では、それをどこでやるか?これは駅のティッシュ配りと同じで、人が大勢集まるところで自分のお店に誘導することです。ネットで駅のように大勢の人が集まるところ、それはGoogleやYahooの検索サイトです。ここで効果的な“ティッシュ配り”をすればいいのです。“ティッシュ”に相当するのは、自社のホームページの紹介文です。効果的ということは、検索ページを開いたら、真っ先にその紹介文が画面のトップに表示されることです。この手法を、SEO=Search Engine Optimization「検索エンジン最適化」と呼んでいます。
すなわち「Webプロモーション」の目的は、SEOにより、検索画面トップに自社の紹介文をのせ、自社のホームページに「集客」を図り購入してもらうことです。

現代のプロモーションは、テレビCMなどこれまでのプロモーションに「WEBプロモーション」が加わり、新しい形になりつつあります。

用語例

「サービスのプロモーションを考えよう」
「プロモーションが成功すれば売上が大きく変わるだろう」