Instagramは、ただ写真や動画を投稿するだけではなく、購買などの行動を後押しするマーケティングツールのひとつとなっています。多くのフォロワーを抱える「インスタグラマー」も登場しており、Instagramで人気になった一般のユーザーがオリジナルブランドを立ち上げることも珍しくなくなりました。

これほど大きな影響力のあるInstagramだからこそ、広告の透明性を保つためにもPRとそうでない投稿は明確に区別する必要があります。そこで登場したのが「ブランドコンテンツタグ付け機能」です。

今回は、Instagramでマーケティングを行い、特にインスタグラマーに広告投稿を依頼することを検討している企業の方であれば必ず知っておきたい「ブランドコンテンツタグ付け機能」について紹介します。

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ブランドコンテンツのタグ付け機能とは

ブランドコンテンツタグ付け機能とは、インスタグラマー(クリエイター)と提携企業の関係性を示すタグのことです。このタグによりInstagramを見ているユーザーは、その投稿が広告なのかそうではないのかを区別しやすくなりました。

Instagramはブランドコンテンツを「クリエイターやパブリッシャーがビジネスパートナーの価値を広めるべく、その商品やブランドなどを直接的、間接的に取り上げたコンテンツ(ビジネスパートナーがクリエイターやパブリッシャーに対価を支払っている場合など)」と定義しています。

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インスタグラマーが「この商品がオススメ」「このお店に行った」などを投稿すると、彼らのファンも該当の商品を購入したりお店に訪れたりと、何らかの経済効果が生まれます。これまでは特に制限がなかったため、ユーザーはインスタグラマーが企業などから依頼され報酬を受け取って投稿しているのか、純粋におすすめとして投稿しているのかを区別できませんでした。

この機能が追加されたことで、今後金銭のやり取りが発生したPR投稿には、ブランドコンテンツタグを付ける必要があります。なお、この機能は提携先の企業から認証を受けたクリエイターが利用可能です。

参考:Instagramのブランドコンテンツについて
ブランドコンテンツポリシー