ユーザビリティとは、システムやWebサイトなどの使いやすさのことを言います。

ユーザビリティの優れたWebサイトは、ユーザーが目的とする情報に少ないページ遷移で辿り着けたり、必要な情報を迷うことなく入手できます。一方、ユーザビリティに問題があるWebサイトは、ユーザーもWebサイト訪問の目的を思うように達成できず、ストレスからページ離脱してしまうこともあります。それだけ、ユーザビリティとは、Webサイト管理者のマーケティングにおいて重要な要素を持っています。

ユーザビリティの改善には、アンケート調査やアクセス解析システムなど様々な手法が用いられます。例えば、アクセス解析システムを利用し、Webサイトからの離脱が多いページを特定し、そのページに原因となる要素があるか検討するといったこと方法を行うことがあります。

ユーザビリティの改善により、コンバージョン数を伸ばすことも多々あり、Webサイトを利用したプロモーションなどにおいて、特に配慮するべきことです。

ユーザビリティテスト

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ユーザビリティを向上しようと考えたとき、実際のユーザーにテストしてもらうことで改善点を見つけられる場合があります。このようなテストを「ユーザビリティテスト」と呼びます。現在は、動画やネットワークカメラを使い、遠隔でテストしてもらうことも多いようです。

ユーザビリティとデザイン

ユーザビリティを決める上で、デザインは非常に重要です。しかし、デザインだけが大切だというわけではありません。たとえば、ホームページ設計そのものや設計思想、サービスの利便性など、さまざまなことが重要です。

ただ、最近は画面の小さなスマートフォンが急速に普及しています。そのため、ユーザーが実際に操作するユーザーインターフェース(UI)のデザインがユーザビリティに大きく影響するのです。そのためデザイナーには、ホームページのオープン後も、よりユーザービリティを高めるためのデザイン改良が期待されることが多いようです。

また、シニアがホームページを利用することを想定した場合、文字を大きく表示するだけでなく視認性の高いデザイン配色を選ぶ必要があります。デザイン性を追求するあまり薄い色合いばかりを使うと、ユーザビリティを低下させるおそれがあるので注意が必要です。

会話例

「このホームページユーザビリティテストは行いましたか。」
「誰にとってもユーザビリティの良いホームページはない。」
ユーザビリティの改善により、当社のネット通販の売上は前年比を大きく上回って嬉しい。」
Webサイトのアクセス数は多いのに、コンバージョンがほとんどない。私はユーザビリティを見直す必要があると感じている。」
「このオウンドメディアは、ユーザビリティへのこだわりを感じる。」