ECサイトリニューアルを検討しているけど、何から始めたらいい?【マーケティングQ&A】
マーケティング課題に対して、ferretに掲載の資料からピックアップして解決のヒントをお伝えする本企画。
今回は「ECサイトリニューアルは何から始めたらいいのか」というお悩みに対して、CRM一体型ECカートシステムを提供する、株式会社エートゥジェイの資料をもとに回答します。
解決のヒントになるお役立ち資料
ECリニューアル手順書
ECサイトをリニューアルする手順について解説いたします。
Q.ECサイトリニューアルは何から始めたらいいのか?
ECサイトで気になる課題が増えてきたため、システムのリニューアルを検討しています。
どのようにしてリニューアルを進めていけば良いのでしょうか?
A.目的を整理した上で、スケジュールや費用、システムの種類を選択する
ECサイトのリニューアルに取り組む際は、まず目的を整理した上でリニューアルする内容を固めておくことが重要です。
目的が曖昧な状態で検討を進めていると、やりたいことが増えていき予算オーバーしてしまうケースがよくあります。リニューアルの具体的な手順は次の通りです。
リニューアル手順1 目的を整理
ECサイトのリニューアルで解決したい課題を洗い出し、目的を整理しましょう。単に「売上アップ」や「業務効率化」などの抽象的な目的ではなく、より掘り下げた目的を定めることが重要です。
例えば、ECサイトと店舗の顧客情報が統合されていないことが課題であれば、会員情報を一元化できるECサイトの構築がリニューアルの目的となります。
また、扱う商品点数が増えて在庫管理の手間が増えているなら、複数商品の在庫情報を一括で簡単に管理できるようにすることがリニューアルの目的です。
目的をひとつに絞る必要はありません。現状の課題を解決するために、どのようなことが実現できればよいのかを具体的に整理しましょう。
リニューアル手順2 スケジュールと費用を設定
次に、スケジュールと費用についての条件を明確化します。
ECサイトのリニューアルは、開発会社の選定から要件定義、開発、運用準備を経てリリースに至るという流れが一般的です。
リニューアルまでにかかる期間はシステムの種類やサイトの規模などによって異なり、1か月で完成する場合もあれば、1年かかる場合もあります。運用開始日のゴールを決め、余裕を持ったスケジュールを設定しましょう。
ECサイトのリニューアルにかかる初期コストは、システム構築費用やデザイン費用などです。また、運用開始後の月額費用も必要となります。リニューアルによって見込まれる費用対効果を考慮して予算を決めましょう。
リニューアル手順3 ECシステムの種類を選択
ECシステムには、0からシステムを作るフルスクラッチや、基本機能をカスタマイズして作るパッケージ、提供された機能を利用するASPなど複数の種類があります。
フルスクラッチは自由度が高い反面、時間やコストがかかる点に注意が必要です。パッケージはセミオーダー型で、開発の自由度とコストのバランスに優れています。ASPはスピーディにサイト構築ができますが、利用できる機能はサービスで提供される範囲に限られます。
スケジュールや費用、ECサイトの種類が決まったら、複数のECベンダーから話を聞き、自社の目的に合う会社を探します。ECベンダーの決定後、社内での承認を進めましょう。
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ECリニューアル手順書
ECサイトをリニューアルする手順について解説いたします。
▼この記事が含まれる特集
【特集】悩み解決のヒント!マーケティングQ&A
マーケティング課題に対して、ferretに掲載の資料をもとに解決のヒントをお伝えします。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- CRM
- CRMとは、Customer Relationship Managementの略で、直訳すると顧客関係管理となります。
- ASP
- ASPとは、①Active Server Pages、②Affiliate Service Provider、あるいは③Application Service Providerの略称です。 それぞれ意味は異なりますが、このページでは特に、②Affiliate Service Providerに関する説明をさせていただきます。
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