日々目覚ましい発展を見せるAI技術。様々な分野で応用が進む中、昨今話題になっているのがAIにより生成されたモデルやインフルエンサーの活躍です。

一般的なモデルとは異なり、“実在する身体を持たない”という特殊性を持つバーチャルな人物たち。これからの広告やエンタメの在り方を変えるかもしれない、新たなタレントの魅力に注目しました。

グローバルな活躍を見せるバーチャルモデル「imma」

話題のAIインフルエンサーとしてまず挙げられるのは、ピンク色のボブヘアがトレードマークの「imma」です。「imma」は3DCGの頭部を実写の身体イメージと背景に合成した、アジア初のバーチャルヒューマン。2018年に活動を始め、InstagramやX、TikTokといった各SNSを用いて発信しています。

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出典:imma

過去には東京パラリンピックの閉会式にも登場し、雑誌『Forbes Woman』が発表する「Women of the Year 2020」に選出。コロナ禍において多くの人に希望を与えた女性として注目を集めました。

なお「imma」は自身のInstagramにて、著名人とのツーショットや誌面のグラビアなどを投稿しています。

また、なかには日常のさりげない瞬間を切り取ったような写真も。CGを用いているとは思えないほど、バーチャルヒューマンがリアルな人物として存在している代表例と言えるでしょう。