総投稿数が多かったのは?

最後にきのこの山、たけのこの里を含むツイート数の合計を集計したところ、以下の結果となりました。
期間は前述の通り2015年9月1日~2018年8月31日の3年間です。

https://ferret.akamaized.net/images/5bc44d9cfc87a504d641b5a0/original.png?1539591579

結果はきのこの山が2,906,673件、たけのこの里が2,689,430件、217,243件の差で「きのこの山」が勝利しました。
公式の総選挙同様わずかな差でしたが、公式の選挙とは逆の結果となりました。

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※主な投稿 キーワード 文字が大きいほど頻出度が高い

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※主な投稿 キーワード 文字が大きいほど頻出度が高い

それぞれのツイートの頻出単語を見ると、あまり違いはなく単体で語られることよりも互いの商品を比較した投稿が非常に多かったです。

改めて見てもこれらの商品は良いライバル関係であることがわかります。

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ちなみに「きのこの山」と「たけのこの里」には生き別れた兄弟がいました。

それが「すぎのこ村」。
1987年から約1年間しか販売されていなかったので見た人もほとんどいない幻の商品ですが、同様にツイート数を直近3年間で調べてみると62,595件の投稿がありました。

さすがに「きのこの山」や「たけのこの里」の投稿数とはかけ離れていますが、30年前に販売していた商品が今でもこうしてSNSで投稿されるというのは面白いです。

まとめ:ソーシャルリスニングで意見を引き出そう

今回は特定の商品に関する投稿数について調べてみました。

今回のきのこの山・たけのこの里総選挙のようにメーカー自らSNSを使ったキャンペーンを仕掛けることは、今まで眠っていたユーザーの意見を引き出すことやブランドへの愛着を高めることに繋がるキッカケとなります。

ソーシャルリスニングなどを行う際に、「うちのサービスはSNSであまり投稿されないから......」という悩みをよく聞きます。しかしソーシャルリスニングではユーザーの正直な声を聞けるため、ぜひ実施してみましょう。