株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、『SNSとCGM(消費者生成メディア)に関する実態調査』の結果を発表。

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SNSに投稿する10~30代の半数以上が、自分のSNSを「メディア」として認識

10代から30代までのうち、個人としてSNSで情報発信をしている(※1)人は43.5%。そのうち、個人のSNSをメディア(※2) として運営しているアカウントがある人は、51.7%となった。
※1 公開アカウントからの不特定多数への情報発信。
※2 自身が情報発信の主体として、フォロワーに何らかの意思や切り口を伴ってメッセージを発信するものを意味。

個人の「SNSメディア」でフォロワー数1,000人以上を持つ、約3割

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個人でメディアとして運営しているSNSのフォロワー数を聞いた質問に対して、「100~1千人未満」が最も多く、40.7%。次いで、「1千人~3千人未満」は12.3%、「3千人~5千人未満」は5.0%、「5千人~1万人未満」は5.0%、「1万人~3万人未満」は2.9%、「3万人以上」は5.6%となった。

千人以上のフォロワーを持つ個人の「SNSメディア」は、30.8%にも上った。

「SNSメディアでの情報発信は、自分の利益になる」と答えた人は、6割以上

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個人として「SNSメディア」で情報発信している人のうち、その情報発信が直接的、または間接的に何らかの成果につながっていると答えた人は、61.2%という結果に。

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成果の内容を聞いたところ、最も多かったのは「人脈形成」(58.0%)、次いで「特定分野の知見の蓄積」(46.1%)、「セルフブランディング」(39.9%)。また、「広告収入」(39.2%)、「出版やテレビなど他メディアへの露出」(36.9%)、「アフィリエイト収入」(35.5%)と続いた。(※3)
※3 複数回答あり。