ITコミュニケーションズが、B2Bマーケティングと共同で実施した「BtoB企業におけるeメールマーケティングに関する実態調査」の調査レポートを公開した。

調査サマリー

・メール配信によるマーケティング・営業活動の目的は?
 1位:「顧客との関係性強化」が72.3%

・メール配信で計測している評価指標とその重要度は?
 1位:「クリック率(回帰率)」が 66.0%

・eメール施策における課題は?
 1位:「予算の不足」が38.3%

eメール配信によるマーケティング・営業活動の目的は?

「顧客との関係性強化」が1位に

ferret_itcomm_1.jpg株式会社ITコミュニケーションズ

具体的な成果を期待する「案件(商談)の創出」は 39.4%に留まり、多くのBtoB企業では、顧客あるいは見込客との関係性強化や商品・サービスの案内を主目的にメール施策を実行しているようだ。

eメール配信で計測している評価指標とその重要度は?

クリック率、開封率、コンバージョン率、という順に

ferret_itcomm_2.jpg株式会社ITコミュニケーションズ

「クリック率(回帰率)」が 66.0%と一番高いが、「非常に重視している」と回答した割合が一番大きかったのは「コンバージョン率(資料請求など)」。メール施策に直接的な成果を求めている企業も一定数存在している。

eメール施策における課題は?

「コンテンツ/配信・運用に関わる予算、リソース」が不足

ferret_itcomm_3.jpg株式会社ITコミュニケーションズ

十分な予算やリソースが確保できないために、新たなコンテンツを用意できないことからコンテンツ不足を招く。そのためリード(見込客)の獲得をはじめとした期待する成果が得られていないことを示唆しているのではないか。

調査概要
目的:BtoB商材におけるeメールを活用したマーケティング活動の実態から、デジタルマーケティングの強化に取り組むBtoB企業にビジネスのヒントをつかんで頂くため。
調査対象:BtoB企業の広報、マーケティング、販促・企画に携わる担当者、20歳~59歳までの男女
調査期間:2019年10月18日(金)~ 25日(金)
調査方法:Fastaskモニター会員に対するWebアンケート
回答者数:238名

出典:共同調査「BtoB企業におけるeメールマーケティングに関する実態調査レポート2020」

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