「盛る」のはもう古い。世代別インスタ消費最前線
「Instagram(インスタグラム)」は個人の利用はもちろん、最近ではInstagramを活用し自社の利益に繋げている企業も増えています。Instagramユーザーの年代はさまざまで、世代によってInstagramの利用の仕方は異なります。Instagramを利用して自社の商品やサービスを売り出したいのであれば、世代別の消費行動に合わせたマーケティングが必要です。記事では、世代別のInstagramの消費動向について解説します。
Instagram(インスタグラム)の立ち位置
購買の意思決定に大きく影響を与えるSNS
出典:ミレニアル世代は貯金意識が高く、投資や資産運用に興味あり?消費意識やお財布事情などを調査
2018年にマクロミルが実施した調査によると、SNSでお気に入りの商品やサービスを見つけてから購入するというユーザーが多く、SNSは情報収集としての利用傾向があるという結果に。なかでもInstagramが購入に影響を与えるSNSと感じている人が多いようです。
「ショッピング機能(Shop Now)」で、よりシームレスな買い物が可能
Instagramはこれまでも商品の発見から詳細の調査までを1つのSNSでできることが大きな魅力となっていましたが、2018年に「ショッピング機能(Shop Now))」が追加されたことによって、商品の発見から購入まで、Instagram内で完結できるようになりました。2019年10月からはショッピング機能が拡大され、すべてのビジネスアカウントでショッピング投稿の広告配信機能が利用できるようになっています。
Instagramの投稿を見て、商品の利用シーンを想起させられるため、購入までの導線がより円滑に。今やInstagramは、ショッピングを目的としたユーザーに効果的なSNSと言えるでしょう。
年代別のInstagram利用者数と消費行動
出典:2020年5月更新! 12のソーシャルメディア最新動向データまとめ
Instagramは、2019年6月に国内の月間アクティブアカウント数が3300万(2019年3月時点)を突破したことを発表しました。日本のデイリーアクティブアカウントの70%がストーリー機能を使用(2018年10月)し、ハッシュタグ検索をする回数はグローバル平均の3倍(2018年5月)というデータも出ています。Instagramは、日本人の日常の一部となっているようです。
また、Instagramの年齢別のユーザー数は20〜40代のユーザーが多く、男女比は男性43%、女性57%(2019年6月時点)で女性の方が多いという結果も出ています。
参考:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破
2020年4月更新! 12のソーシャルメディア最新動向データまとめ
出典:最も購入動機となるSNSは「YouTube」で3割 10~20代は「Instagram」が6割と最多
10〜20代は「視覚的アプローチ」が有効
株式会社Macbee Planetが2019年に実施した調査によると、10〜20代は、他の年代に比べて、購入の動機になるSNSとしてInstagramが最も影響を与えていることがわかりました。また、半数近いユーザーが、写真や動画の見やすさなどの投稿の見た目を重視していることから、10〜20代ユーザーにはInstagramを活用した視覚的アプローチが商品購入を促す場合に有効であると言えます。
30〜40代はインフルエンサー施策が効果あり
10〜20代と比較すると、Instagramがユーザーの購買行動に与える影響は低く、YouTubeの方が購入のきっかけになっている場合が多いようです。
また株式会社ドゥ・ハウスが2018年に実施した調査によると、Instagramで得ている情報のジャンルは、以下の通りでした。
<30〜40代男性>
・著名人:44.1%
・旅行・景観:37.3%
・趣味・エンタメ:35.6%
<30〜40代女性>
・著名人:45.5%
・料理・レシピ:40.9%
・旅行・景観:36.4%
男女どちらも「著名人」が1位になっていることから、30〜40代のInstagramユーザーには、インフルエンサーなどと絡めた施策が訴求効果があると予想できます。
50〜60代は実用的なメリット重視
50〜60代は、Instagramに限らず、さまざまなSNSから情報を得ているようです。また、特徴的な点として、SNSの投稿に対して、10〜20代は見た目を重視していますが、50〜60代は口コミや商品説明など、投稿の内容を重視している人が半数以上を占めています。
他の年代に比べて、より実用的なメリットを知りたい傾向にあるようです。
世代別消費行動に合わせた効果的な施策を
世代別のユーザーの消費行動を知ることは、より効果的な施策へと繋がります。ターゲットとする世代に合わせた消費意欲を促すアプローチを実施し、成功への第1歩を踏み出しましょう。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- 導線
- 導線とは、買い物客が店内を見てまわる道順のことです。ホームページにおいては、ページ内での利用者の動きを指します。 ホームページの制作にあたっては、人間行動科学や心理学の視点を取り入れ、顧客のページ内での動きを把握した上でサイト設計を行い、レイアウトや演出等を決めることが重要になります。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- 口コミ
- 「口頭でのコミュニケーション」の略で、消費者の間で製品やサービスの評価が伝達されることです。 一方で、不特定多数の人々に情報が伝達されることをマスコミと使われます。
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