新型コロナウイルスの蔓延に伴い緊急事態宣言が発出され、1カ月以上が経過しました。この事態に伴い、多くの企業が在宅勤務を開始。自宅勤務を余儀なくされ、モチベーションの維持に悩んでいる人が一定数増えてきていると予想されます。

そこで今回は、「自宅でのモチベーション管理のヒントが得られる書籍」を5冊+α紹介します。自宅にいるとどうしてもだらけてしまう、やる気が持続しない、そんなときにぜひ読んでみてください。

チーズはどこへ消えた?

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出典:チーズはどこへ消えた?

ロングセラーのビジネス書。人間とネズミがチーズを求めて迷路を彷徨います。このチーズとは、人生で我々が追い求めるものの象徴。チーズが消えたときに、ネズミが取った行動と人間が取った行動とは?シンプルなストーリーですが、「時代や状況の変化にいかに対応するか」といった示唆に富んだ内容となっています。長く続く自宅勤務で心が迷子になったとき、進むべき道が開けるでしょう。

どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門

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出典:どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門

起業家であるフランチェスコ・シリロ氏によって提唱された時間管理&仕事効率化術「ポモドーロ・テクニック」について書かれた本です。仕事とプライベートの区別が付けにくい自宅勤務において、「25分作業、5分休憩」という時間配分をすることで、モチベーションの維持および作業効率化が行えます。人間の集中力というものは何時間も持続できるものではありません。適度な休憩を挟むことで効率を上げるポモドーロ・テクニックを取り入れてみましょう。

道をひらく

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出典:道をひらく

「経営の神様」と呼ばれる松下電器創業者・松下幸之助が記したエッセイをまとめた1冊。1968年発行ともはや古典と呼んでもおかしくありませんが、その内容はビジネスだけではなく人生においても通用する、普遍的な真理と言えます。信念を貫き困難な状況を打破してきた松下幸之助という人物の生き様、そして考え方に触れることで、人生の進むべき道を見つけることができるでしょう。

君たちはどう生きるか

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出典:君たちはどう生きるか

編集者・児童文学者・ジャーナリストである吉野源三郎が著した書。児童文学の体裁ですが、人生における「ものの見方」や「社会の構造」「社会における関係性」などのテーマを取り扱っています。タイトルの通り「どうやって生きていくべきか」ということを考えていく内容で、若い世代だけでなく大人になってから読んでも多くの気づきが得られます。2017年には漫画化されているので、そちらを手に取ってみるのもいいでしょう。

参考:漫画 君たちはどう生きるか

強力なモチベーションを作る15の習慣

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出典:強力なモチベーションを作る15の習慣

人気コンサルタントである松本幸夫氏が、長年の経験から得た「やる気をコントロールする方法」を記した1冊。独自の「4段階メソッド」を用い、心に現れる怠け心を追い出し、やる気を起こさせる方法を解説しています。在宅勤務でどうしても芽生える怠け心を律し、やる気を持続させたいという方は読んでみましょう。

<番外編>キャプテン

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出典:キャプテン

最後は筆者オススメの漫画から。ちばあきおが描いた、無名の中学野球部を舞台にした“スポ根”漫画。野球漫画のなかでもファンが多く、バイブルとして挙げるプロ野球選手も多くいます。いわゆる魔球ものではなく、弱小野球部が1人のキャプテン誕生により強豪校への道を歩んでいくというリアリズム溢れるストーリー。一見すると地味ですが、歴代キャプテンがそれぞれの個性でチームを引っ張っていく姿や考え方は、大人の社会でも通用する一面があります。3年生の卒業により主人公(キャプテン)が入れ替わっていく展開もおもしろいところです。