Webマーケティングに関する知識をしっかり身につけたいと考えた際、資格取得という手段を選ぶ方は少なくないのではないでしょうか。

Webマーケティングに関する資格は多数存在していますが、リスティング広告やアクセス解析等に比べると、SEOに関する資格は少ない印象があります。
今回は、SEOと資格の関係について解説します。

SEOの資格が少ないのはなぜ?

Webマーケティング自体の歴史が浅いため、まだまだ検定や資格自体が整備されていない状況ではありますが、リスティング広告やホームページ制作、プログラミングやGoogleアナリティクスに関する資格はかなり整備されてきています。

参考:
取得すればなにかと有利!Web関連の資格26まとめ

リスティング広告Googleアナリティクスなどはツールであり、基本的な機能の使い方などはカリキュラムとして構築しやすい面があります。

また、Webデザイナーやエンジニアの場合は確立された技術があるためこのやり方は正解、このやり方は間違いというように正解不正解をはっきりと提示できます。

一方、SEOGoogleが正解を◯✕で教えてくれるわけではないですし、テクニック的なものを問題にしてしまうと、アップデートなどで使えなくなることも多々あります。そのため資格の問題としての構築が難しいものでした。

それでもSEOの最も基礎的な知識を勉強することはできるので、確実に基礎を習得したいという方は試験やセミナーを受けてみるのも1つの手段です。

ただ、Googleが「ウェブマスター向けガイドライン」や「公式ブログ」などでどういったコンテンツページGoogleとして評価するのかを発信しているので、資格は持てませんがそちらで学ぶのも良いでしょう。

現在提供されているSEO関連の資格

1.認定SEOコンサルタント

認定SEOコンサルタント養成スクール
http://www.web-planners.net/nintei/seoconsultant_school.html

社団法人全日本SEO協会が提供する資格です。
全三回の「認定SEOコンサルタント養成スクール」を受講し、認定審査を通過すれば取得することができます。
SEOを外注せず、自社で完全に内製化できることを目的として設置された資格で、SEOの基礎からペナルティの解除方法までを学ぶことができます。

まとめ

SEOは、変動が激しいという特性があるため、資格としては確立しにくい分野でした。Google検索エンジンの精度が上がった今はようやく有効な施策が固定化されてきています。
SEO関連の資格については、基礎を短期間で身につけたいということであれば悪くはないでしょう。

ただ、Googleが目指すのはユーザーファーストな検索エンジンです。
企業側もユーザーを第一に考えたコンテンツ制作を継続すれば、それが有効なSEO施策になり得るので、まずはユーザーファーストなコンテンツを制作し、実際のSEO効果を検証してみるのも1つの手段です。

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