※本記事は、2015年4月28日に公開された記事をマケスト提供により一部再編集を行っております。

あなたは自分のホームページに「パンくずリスト」を設置しているでしょうか?
ユーザーに対して今どのページを見ているかをわかりやすく示す「パンくずリスト」は、SEOとしても外せません。

今回は、パンくずリストの基本的な解説から、よく言われる「パンくずリストSEO」についてご紹介します。

パンくずリストとは

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パンくずリストとは、閲覧しているページが、ホームページ全体のどの階層、どの位置にあるのかが提示されているリンクのことです。

童話「ヘンゼルとグレーテル」の中で森で迷子にならないように、主人公がパンくずを置いていった話が由来です。パンくずリストユーザビリティを向上させることに加え、SEOの役割としても重要です。

パンくずリストを設置する3つのメリット

パンくずリストを設置することによって得られるメリットは、大きく分けて3つです。

1.ユーザーがどのページをよんでいるのか瞬時にわかるようにする

検索エンジン検索結果には、必ずサイトのトップページが表示されるとは限りません。
実際、自社ホームページのアクセス解析を見ると、自然検索からの流入はトップページよりもむしろ下層ページのほうが多いはずです。

検索結果に下層ページが表示され、そこから流入してユーザーに対して、自分が見ているページがどんなカテゴリ内に属しているのか、サイトの階層や位置をすぐに確認できるようにする役割を担うのがパンくずリストです。

今見ているページがどのようなカテゴリに属しているのかを認識してもらうことで、同カテゴリの他のページも見てもらえる確率が高くなる(=回遊率が上がる)可能性があります。

2.クローラー巡回を手助けする

パンくずリストは、検索エンジンクローラー巡回を手助けする役割もあります。
クローラーが「パンくずリスト」を読み取ることで、そのページがどのようなカテゴリに属し、どの階層に位置づけられているのかを把握しやすくなり、ホームページ全体の構成の理解も促進することができます。

クローラーが巡回して入手した情報は検索エンジンデータベースに格納され、そのデータベース内の情報が検索結果に反映されるため、クローラーの巡回を助けることはSEOにも繋がります。

3.内部SEOに有効

パンくずリスト内部リンクとなりえるうえに、対策キーワードアンカーテキストリンク付きのテキスト)にしやすいため、内部SEOに有効とされています。

例えば家電製品を販売するネットショップの場合、「ホーム>家電製品>冷蔵庫」というように、「家電製品」「冷蔵庫」といったキーワードに対してのSEOを行うことができます。
上記の"ホーム"の部分を下記のようにサイト名や上位表示したいキーワードに設定することもあります。

例:結婚相談所比較サイトトップ > 結婚相談所一覧 > 結婚相談所名

ただ、SEOを意識するあまり、ユーザーにとって分かりにくかったり、見辛かったりするようなパンくずリストになっては本末転倒です。
まずはユーザー視点を意識しましょう。(※ちなみに、ferretのパンくずリストは、ユーザーのわかりやすさを優先し、対策キーワードは入れ込まない方針にしています。)

パンくずリスト作成時の注意点

パンくずリストの良し悪しはサイトのコンテンツ設計で決まります。階層や分類を大まかに決め、カテゴリー名にSEOキーワードを入れることが大事です。

例えば、家電のテレビについて書かれている記事ページパンくずリストがあるとします。
「ホーム>家電製品>冷蔵庫>テレビ」とした場合、「冷蔵庫」をどんな風に分類しても「テレビ」とはならないので、NGなパンくずリスト例です。

冷蔵庫を分類する場合は「ホーム>家電製品>冷蔵庫>両開き」
テレビを分類する場合は「ホーム>家電製品>テレビ>41型以上」

と分類するのがベターです。
繋がりがわかりにくい分類をしてしまうとクローラーが関連性がないと判断しかねませんのでカテゴリーは慎重に決めていきましょう。

パンくずリストを複数設置したらSEOに影響する?

1つのページに辿り着くまでの経路が複数ある場合は、パンくずリストも複数設置されている場合があります。

例:化粧品を扱うネットショップの場合

「ホーム>ベースメイク>ファンデーション>パウダーファンデーション」
「ホーム>売れ筋ランキング>パウダーファンデーション」
カテゴリからたどる場合と売れ筋ランキングのページからたどる場合の2種類の経路が存在

このように、複数のパンくずリストを設置した場合、SEOにはなにかしら影響は出るのでしょうか。
Googleのマット・カッツ氏は、複数のパンくずリスト設置に対して以下のように回答しています。

パンくずリストがある場合は、現状では1つ目を採用する。適切なカテゴリや階層構造に入れようとする。

参考:複数のパンくずリストを1つのページに設置することはSEOにおいて問題ないか? | 海外SEO情報ブログ

基本的には1つのパンくずリストでの対応が推奨されていますが、2~4個程度の設置であればSEO的に問題はないようです。

そのページに至るまでに様々な経路が用意されており、尚且つユーザーに複数の経路があると伝わったほうがユーザビリティの向上につながると感じた場合は複数設置するとよいでしょう。(上記の例で言うと、パウダーファンデーション)

まとめ

ユーザーに役立ち、サイト内部のSEO対策にもなる「パンくずリスト」。

パンくずリスト未設置の方は、サイトのコンテンツ設計やカテゴリー分類、カテゴリー名の名付けから見直してみてはいかがでしょうか。
その後パンくずリストの見直しもオススメします。

なお、パンくずリストは基本的に全ページに掲載する事が望ましいです。今後の課題として取り組んでみて下さい。

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