大手米国インターネット企業売上比較!インフォグラフィックで公開
エコンテ編集部です。
今回は、米国大手インターネット企業8社の公開されている情報を元に、各社の売上推移を2003年から2015年までをインフォグラフィックにしてまとめました。
GoogleがAmazonの対抗して生鮮食品配送サービスを開始したり、AppleがGoogleMapに対抗して地図事業を強化するなど、最近大手のインターネット企業同士がぶつかる構図が目立ちます。
Googleが最大のライバルはAmazonと発言したのも記憶に新しいです。
また、Appleを長年率いてきたカリスマであるスティーブ・ジョブズが亡くなった後に、亡くなる前より売上が上がるなど、興味深いデータもあります。
対象インターネット企業:
Google、Yahoo、Facebook、Twitter、Amazon、Microsoft、Apple、IBM
対象期間:
2003年2Q〜2015年1Q
※円計算は1ドル120円で計算しています。
TECH COMPANY REVENUES 米国インターネット企業 売上比較
Googleは、売上の大半を広告収入から得ている企業ですが、堅調に推移しているのが分かります。Googleは買収した事業が着実に伸びているのが素晴らしいです。
2015年1Q:172億5,800万ドル(2兆709億円)
2014年4Q:181億300万ドル(2兆1,756億円)
2014年3Q:165億2,300万ドル(1兆9,827億円)
2014年2Q:159億5,500万ドル(1兆9,146億円)
2014年1Q:154億2,000万ドル(1兆8,504億円)
※参考:https://investor.google.com/
Yahoo!
Yahoo!は、日本ではかなり成長している企業ですが、アメリカ本国ではGoogleに押されていて、売上もかなり厳しい状態です。
2015年1Q:12億2,500万ドル(1,470億円)
2014年4Q:12億5,300万ドル(1,503億円)
2014年3Q:11億4,800万ドル(1,377億円)
2014年2Q:10億8,400万ドル(1,300億円)
2014年1Q:11億3,200万ドル(1,358億円)
※参考:https://investor.yahoo.net/
Google vs Yahoo!
売上の比較をしてみました。
ソーシャルネットワーキングサービスの雄とも言える、Facebook。売上は2015年1Qで35億4,300万ドル(4,251億円)となっています。
2015年1Q:35億4,300万ドル(4,251億円)
2014年4Q:38億5,100万ドル(4,621億円)
2014年3Q:32億0,300万ドル(3,843億円)
2014年2Q:29億1,000万ドル(3,492億円)
2014年1Q:25億0,200万ドル(3,002億円)
世界よりも日本で人気爆発しているtwitter。マネタイズの問題を抱えていますが、売上はこのような推移です。微増していますが、Facebookとはだいぶ差があり、2015年1Qで4億3,500万ドル(522億円)となっています。
2015年1Q:4億3,500万ドル(522億円)
2014年4Q:4億7,900万ドル(574億円)
2014年3Q:3億6,100万ドル(433億円)
2014年2Q:3億1,200万ドル(374億円)
2014年1Q:2億5,000万ドル(300億円)
※参考:https://investor.twitterinc.com/
Amazon
プライム会員向けに無料の映画サービスを打ち出したり、ドローン配達を打ち出すなど、インターネット商取引を行う企業の中でも大成功していると言われている企業です。
売上も堅調であることがわかります。
Amazonは近年までずっと赤字経営を続けており、赤字を出しながらもインフラを握るということに力を入れていることがよく分かります。
2015年1Q:227億1,700万ドル(2兆7,260億円)
2014年4Q:293億2,800万ドル(3兆5,193億円)
2014年3Q:205億7,900万ドル(2兆4,694億円)
2014年2Q:193億4,000万ドル(2兆3,208億円)
2014年1Q:197億4,100万ドル(2兆3,689億円)
※参考:http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-mediaHome
Google vs Amazon
Googleが「最大のライバルはAmazon」と明言したのは記憶に新しいですが、売上の比較をしてみました。
Microsoft
WindowsOSで有名なMicrosoft。売上も毎年堅調に伸びていることが分かります。毎年2Qに売上額が上がる特徴がわかります。
2015年1Q:217億2,900万ドル(2兆6,074億円)
2014年4Q:233億8,200万ドル(2兆8,058億円)
2014年3Q:204億300万ドル(2兆4,483億円)
2014年2Q:264億7,000万ドル(3兆1,764億円)
2014年1Q:232億100万ドル(2兆7,841億円)
※参考:https://www.microsoft.com/investor/Default.aspx
Apple
スティーブ・ジョブズが亡くなった2011年度の売上が1,082億ドル(12兆9,840億円)ですが、2014年の売上は1,827億ドル(21兆9,354億円)にまで達しています。
Appleの第一四半期は9月末から12月末ですが、2015年第一四半期はiPhone6・iPhone6Plus・新型Macなどの販売とぶつかり、記録的な売上高になっていることがわかります。
2015年1Q:745億9,900万ドル(8兆9,518億円)
2014年4Q:421億2,300万ドル(5兆547億円)
2014年3Q:374億3,200万ドル(4兆4,918億円)
2014年2Q:456億4,600万ドル(5兆4,775億円)
2014年1Q:575億9,400万ドル(6兆9,112億円)
※参考:http://www.apple.com/pr/library/
IBM
IBMは12四半期連続の減収を記録するなど不振にあえいでいることがわかります。力を入れ始めているクラウド事業の不振、低採算事業の売却やドル高などの影響と言われています。
2015年1Q:195億9,000万ドル(2兆3,508億円)
2014年4Q:241億1,300万ドル(2兆8,935億円)
2014年3Q:223億9,700万ドル(2兆6,876億円)
2014年2Q:243億6,400万ドル(2兆9,236億円)
2014年1Q:224億8,400万ドル(2兆6,980億円)
※参考:http://www.ibm.com/investor/
詳細はこちらから
※TECH COMPANY REVENUES 米国インターネット企業 売上比較
※当コンテンツはエコンテ提供です。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
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- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
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- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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