【速報】LINEの新広告メニューの効果は高い!?マイナビ転職『LINE Timeline AD』の効果を聞いてみた
2015年12月1日より、LINEタイムラインの広告配信における外部企業案件のトライアルが開始されました。
タイムラインにおける広告配信は、2015年11月よりLINE関連サービスなどの社内案件でテストが実施されていましたが、そこでの一定の効果を確認の上で、満を持して提供開始されたようです。
月間アクティブユーザー数はグローバルで約2億1,200万人(※1)。
世界最大級のプラットフォームとしての地位を確立しつつあるLINEですが、新たなプロダクトとなる『LINE Timeline AD』の効果はどれほどなのでしょうか。
インプレッション、費用対効果など気になる速報値を「マイナビ転職」情報提供により独占公開します。
※1:【コーポレート】2015年7-9月期、業績についてのお知らせ | LINE Corporation |
LINEタイムラインとは?
LINEタイムラインとは、「テキスト、画像、動画、スタンプ」などを活用して自分や友だちの近況を共有できるサービスです。
ユーザーは投稿に対して「いいね」や「コメント」を付けることができ、気軽なコミュニケーションの場として利用されています。
『LINE Timeline AD』の概要
・掲載価格は500万円 / 約1週間(2月まではトライアル価格)
・タイムラインの2番目に掲載される
・2000万imp保証
・6万クリック想定
『LINE Timeline AD』の概要について、要点をピックアップして簡単に記載しました。
なお、年齢・性別・OS・興味関心カテゴリの属性によるセグメントの指定が可能であるようです(トライアル時は一部制限)。
マイナビ転職の広告バナー
広告パターン1は、Web限定ムービーへ誘導するというブランディング観点でのアプローチ。
広告パターン2は、無料でジョブリシャス診断ができるというアプローチ。
ちなみに「いいね」数ではパターン1が勝るものの、最終的なクリック率が高かったのはパターン2だったようです。
パターン1の遷移先:本気、だから。No.1 マイナビ転職
パターン2の遷移先:適職をディグる(適職診断)!ジョブリシャス診断 | 適職診断はマイナビ転職
マイナビ転職担当者のコメント:
トライアルとしての展開を決定したのは、CVを取りたいというよりも、まずLINEにいる新規ユーザーへのリーチがメインでした。
そして、訴求軸に関しては2方向で考えました。
1.ブランド認知の戦略の一環として石原さとみさんを起用したバナー。
2.取り組みやすい診断コンテンツとしてジョブリシャス診断バナー。
この異なる訴求による数値比較と共に、他プロダクトとの比較もしていこうと考えました。
実際に広告を1週間配信した結果
※上記データはGoogleAnalyticsを参照したものです
ユーザー分布に関しては、LINE側が公開している情報に比べて若年層(18〜34歳)の割合がかなり多い結果となりました。
男女比は、概ね一致しています。
なお、今回はユーザーのセグメントを指定せずに広告を掲載したようです。
プロダクトA(某大手ポータルサイトのタイムライン広告)との比較が上記の図です。
条件を合わせて検証するために同費用分の比較とし、プロダクトAの各項目の数値を1として比率を算出しています。
マイナビ転職担当者のコメント:
imp(インプレッション)はプロダクトAと比較して0.7倍程度ですが、クリック数はそれを上回っており、結果CTRとしては1.6倍という高い数値で着地しました。
CPCは、LINEがトライアル価格のため見え方としては低くなっています。
CVには期待を置いていないものの、参考までに比較すると、プロダクトAの14倍という非常に大きな差が開く結果となりました。
プロダクトB(SNS系サイトのタイムライン広告)との比較がこちらです。
新規セッション率・直帰率・ページ毎のセッション数・平均セッション時間において、LINEとプロダクトBを比較しています。
マイナビ転職担当者のコメント:
今までLINEで広告の実施をしていなかったこともあり、新規セッション率が非常に高い結果となっています。
直帰率に差が出たのは、LINEが幅広い年齢層のユーザーにリーチできているためではないでしょうか。
『転職情報サービス』の訴求での刺さる・刺さらないが、プロダクトBと比較した際の違いとなって表れたのではないかと考えられます。
具体的な数値が出せないのは残念ですが、CV数とクリック数の推移図がこちらとなります。
マイナビ転職担当者のコメント:
バナーの疲弊はどのプロダクトでも起こりますが、図を見ていただいても分かる通り、LINEの場合はCV数がそこまで落ち込んでいません。
UU数が膨大であるためクリック数が非常に多く、バナーの疲弊を物ともしないというのがLINEのすごいところだと思います。
若手に対するリーチ・新規率・CTRなど各指標において、費用対効果で考えると非常に良かったと感じます。
プロダクトとしては、合格点どころか二重丸をあげたいくらいです。
LINE Timeline ADの効果は期待以上
日本最大級のユーザー数を抱えているサービスは、広告効果もやはり日本最大級であるという結果となりました。
マイナビ転職が今回『LINE Timeline AD』を採用した目的としては、コンバージョンはあくまでもおまけで、未着手だった「LINEにいる新規ユーザー」へのアプローチがメインでした。
広告の効果としてはあまり期待しておらず、ユーザーとの最初のコミュニケーションの一環という部分が大きかったようです。
マイナビ転職では、この数値結果だけに留まらず、LINEから来たユーザーがその後どういった広告に触れたのか、どういう動きをしているのか、といったアトリビューション分析等も押し進めているそうです。
マイナビ転職担当者のコメント:
数値結果は今後の方向性を決めていく上で、判断材料の指標となるべき重要なものです。
その数値結果よりも大切な事は、広告の先にいるユーザーをどれだけ想像できているか。
そして、そういったユーザーとどのようにコミュニケーションを図っていくか、を考えられているかどうかだと感じています。
広告を踏んだ、など何かしらのアクションをしたということにユーザーの何かしらの意思があるということ。
そのシグナルを見逃さず、その意味をしっかりと考えて想像し、ストーリーをしっかりと描けるようにしていきたいと思います。
重要なのは広告の先にいるユーザーと向き合うことだと、マイナビ転職編集部は考えています。
今回は「LINE」というマーケティング担当者であれば誰しも気になる広告媒体の効果について、マイナビ転職より情報を提供して頂きました。
この記事が、LINEの新広告メニューを検討している方の参考になりましたら幸いです。
参考URL:【LINE】タイムラインにおける新たな広告配信・表示について、12月1日より外部企業案件でのトライアル運用を開始 | LINE Corporation |
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- 広告
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- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- OS
- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- ポータルサイト
- ポータルサイトとは、インターネットの玄関口となる巨大なWEBサイトのことを言います。 サイトが独自の情報を発信するのではなく、検索エンジンやリンク集を核として、ニュースや株価などの情報や、メールやチャットなどのユーザーがインターネット上で必要とする機能を提供しています。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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- セッション
- Googleアナリティクスは、ホームページに適切に組み込めばアクセス状況を把握できる便利なサービスです。Googleが無料で提供しており、日本でも大手企業や金融機関、政府など、その利用のシェアを広げています。そこで、もっとも基本的な単位がセッションです。
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- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
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- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
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