全くの未経験からWebデザインを学びたいと考えている方、あるいは趣味程度だったWebデザインスキルを本格的に向上したいと考えている方は、どのような学習手段を想定しているでしょうか。

専門スクールに通うのが最もスピーディーに確実にスキルを身につけられますが、その前に独学で勉強してみるのも1つの手です。

現在はWeb関連スキルを学習できる無料サービスも豊富にあるため、まずは行き詰まるまで自力で勉強してみてはいかがでしょうか。

今回は、Webデザインを自力で学ぶ方法をご紹介します。

独学でWebデザインを学ぶ際にふむべき4ステップ

1.Webデザインの基礎を知る
2.HTMLCSSを理解する
3.プログラミングスキルを身につける
4.実際に作ってみる

1.Webデザインの基礎を知る

Webを学ぼうと思った時、メジャーなのが「書籍」を読むこと、そして「オンラインスクール」で好きな時に学習する方法です。

書籍であれば、「ノンデザイナーズ・ブック」(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839928401/conti05-22/ref=nosim/)が有名です。
その他にも、デザインツールを使いこなすための「photshop」や「Illustrator」といったAdobe製品の使い方を含んだ教本を読んでおくとスムーズに制作に取り掛かれるでしょう。

また、「CodeCamp」や「schoo(スクー)WEB-campus」を利用してオンラインで学習する方法もあります。
基礎的なことは無料体験コースや試聴で触れられることもできるので、最初の手段としてとりかかりやすいでしょう。

2.HTML、CSSを理解する

Web上でデザインを構成しているのはHTMLCSSの2つです。これらの基本を理解し、ある程度自分で記述できるよになっておく必要があります。

h1やlinkなど簡単なタグの構成から、divやclassといったcssの仕組みまで一通りの基礎を習得した方がいいでしょう。

慣れてきたら動きなどが入っていないシンプルなサイトの構成をデペロッパーツールなどで確認して、どのような構成で作られているか実際に見て学習することをオススメします。

参考
ホームページ制作初心者のためのHTMLタグの基礎知識・書き方がわかる記事5選
CSSの基本~スタイルシートとは

3.プログラミングスキルを身につける

HTMLCSSを一通り理解できたら、次は動きがあるデザインを学んでみましょう。
Java scriptやAction script、ある程度のプログラミング知識としてphpやMy SQLなども修得できるとさらに豊かな表現ができるようになります。

ただ、Webデザインを学ぶ上でプログラミング関連の知識は必須ではありません。
プログラミングはできるにこしたことはありませんが、Webデザインを学びたいのであればまずはデザインの基本を習得することに集中しましょう。

参考
自宅でもプログラミングが学べる無料学習サイト12選

4.実際に作ってみる

Webデザインを独学で習得したいと思ったら、とにかく手を動かすことが大切です。
書籍やネットで収集した知識を実際の形に表してみると、自分の足りないところが見えてきます。

Webデザインをアップするまでに、デザインツールやサイトを公開するためのURL発行やレンタルサーバーの手続きが必要となってきます。まずは自分でカスタマイズ可能なブログであったり、Wordpressなどを活用して簡単にデザインできるCMSを利用することをオススメします。