アマチュアでも綺麗に撮れる!ブツ撮りのライティング方法を徹底解説
ブツ撮り(物撮り)とは、ネットショップやオークション等に載せる商品写真の撮影を指します。
インターネット上で商品を販売する際、商品写真はとても重要です。自分が商品を購入する立場になった時、どのような商品なのかがよくわかる鮮明な写真と、暗くてぼやけている写真があった場合、どちらの方に惹かれるかは明白でしょう。
商品写真のクオリティは売り上げに関わる重要な要素なので、ブツ撮りは慎重に行う必要があります。しかし予算が足りずプロカメラマンに撮影を頼む余裕がないという事業者様も多いのではないでしょうか。
実は照明の当て方を少し工夫するだけで、カメラ初心者でもブツ撮りが見違えるほど綺麗になります。
今回は、アマチュアでもできるブツ撮りのライティング方法をご紹介します。
1.商品だけでなくできればカメラも固定する
まずは商品を固定します。撮影しやすいテーブルやスタンドがある場合はそれに載せましょう。写真のブレを避けるため、カメラもできれば三脚に固定します。
(十分な光がある環境であれば、三脚がなくても問題ない場合があります。)
また撮影の際は、商品の下に布やシートを敷くのが理想的です。商品の色や雰囲気に合う布やシートを探してみましょう。最も無難なのはやはり白なので、まずは白い布やシートを用意しおくと良いでしょう。
2. 基本はナナメから光をあてる
ブツ撮りの基本はなんといっても「ライティング(光の当て方)」です。商品に当たる光の強さ、光の角度、光の柔らかさの3要素が商品写真の良し悪しを決めます。
光の当て方の基本は、なるべくナナメから当てることです。ナナメからの光は、適度な陰がついて物体を立体的に見せる効果があります。
逆に正面や真上から光を当てると、ベタっとした平面的な写真になってしまいます。
もし日中で部屋に窓がある場合は、窓際で撮影してみましょう。窓から差し込んでくる光は柔らかく、方向もナナメ上からでブツ撮りに適しています。
商品を窓際に置いていろいろな方向から商品を撮ってみましょう。きっと見栄えのよくなる角度が見つかるはずです。ただ、直射日光は光が強すぎるので避けましょう。
また、ナナメから当たる光がキツすぎて陰ができる場合は、光と反対側の方向に白い紙や布を立てて、光を反射させてみてください。反射によって商品全体に光がうまく回り、より明るくて立体的な写真になるはずです。
3.窓がない場合は蛍光灯スタンドで代用
もし部屋に窓がなかったり、夜に撮影する場合は、勉強や読書用のデスクライトを使います。
(アームが自由に動き、光の当て方を変えられるものがあると便利です。)
窓から差し込む自然光を意識して、商品のナナメ上から光を当ててみましょう。商品によって最適な光の当て方は変わりますが、基本は商品を正面にして左ナナメ上から当てるのが良いでしょう。
光がキツすぎて陰ができてしまう場合は、照明を遠ざけると陰が弱くなります。あるいは、窓際と同じように、白い紙か布を光の反対側に置いて反射を利用しましょう。
蛍光灯スタンドがない場合は、部屋の天井の照明が一番よく当たる明るい場所に商品を持って行きましょう。
4.露出は撮影する商品に合わせる
商品をキレイに見せるために必要なのが「露出」の調整です。カメラの設定でいうと、そのまま「露出」となっているか、「+−」あるいは「EV」のマークがある項目です。
ブツ撮りの際は、ここを調整し、「商品自体の明るさ」を最適化します。注意が必要なのは、カメラの性質によっては、「撮影する画面全体の明るさ」を最適化してしまうことです。画面全体の明るさを最適化した場合、全体が明るいと商品が暗く見えてしまいますし、逆に全体が暗いと商品は明るく写り過ぎて「白とび」してしまうかもしれません。
撮影する際は「露出」の項目を、商品が一番よく見える明るさに調整しましょう。商品がきちんと見えていれば、背景が多少白くなってもほとんど問題ありません。
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- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
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