メンタリストDaiGoが語る、的確にユーザーの心を掴む心理テクニック-THE MARKETING NATION SUMMIT 2016-
相手の心を読むポイントは「口周りの筋肉」
商談やプレゼンの時、自分が言っていることが本当に刺さっているのか気になりません?
刺さっているかどうかは、相手の口の周りの筋肉から読み取ることができます。
口の周りの筋肉がきゅっとしまっているのは、NOのサインです。
相手はもう聞きたくないとかんじているので、その時は話題を変えて質問すればいいんです。
逆に口の周りの筋肉がリラックスしている場合は、もっと話を聞きたい、もっと喋ってOKというサインです。
もっと聞きたいって思うと、口に軽い隙間ができたり、笑顔になったりするんですよね。
相手の反応を見ながらプレゼンを編集する
ところで、映画の予告編は面白かったのに本編はイマイチだと思った経験ないでしょうか?
なぜ予告編は面白いのに本編にがっかりしてしまうことがあるのか。
答えは簡単で、面白いところだけ編集してるからです。
プレゼンもかくあるべきです。
人によってささるポイントって違いますよね。なのに、例えば特徴が5つあると、どれも同じ長さで喋ってしまう人が多い。
人は興味あるところは短く感じて興味ないところは長く感じます。
だから、相手の口元を見ながら、興味なさそうなところはサラッと、興味を引いてそうだと思うところはしっかり話してみましょう。
マーケターは神話を読むべき
マーケターは物語を読んでください。
広告文やコピーは商品を買わせるための文章ですが、文章そのものをお金を出してでも読みたいと思われる物語は人の心を掴んでる証拠ですよね。
なのでストーリーを大事にしたほうがいいですね。
一番良いのは神話です。
いろんな国に神話がありますが、文化交流がない世界で同時多発的に生まれたのに、どこにも同じような話が生まれているんですよね。
神話には、人間の心の根本に刺さる構造が隠されているんじゃないかとよく言われています。
その神話の構造を流用すれば、人の心を掴めるんじゃないかなと。
神話の常套構成を1つ紹介します。
基本は「上げて下げてまた上げる」という構成です。
主人公が登場して、成功するかなと思ったらどん底に落ちて、どうにか這い上がって最後は成功するという簡単なものです。
ぜひ興味のある方は神話を読んでみてください。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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