ビジネスを行う上で「どうやったら集客できるの?」「どうやったら売れるの?」と考えるとキリがないですし、考えた結果、どうしていいのかわからない!ということも少なくありません。

そういった考えるべきポイントをパターンとして落とし込み、誰でもできるようにしたものがフレームワーク(framework)です。このフレームワークを目的によって使い分け、自分達のビジネスに当てはめて考える事で、何が必要で何が課題となっているのかを論理的に導くことができるでしょう。

今回は、汎用性の高そうな基礎的なフレームワークについてまとめました。

フレームワーク(framework)とは

ビジネスにおけるフレームワークとは、共通して用いることが出来る考え方、意思決定、分析、問題解決、戦略立案などの枠組みのことを指します。フレームワークには様々なパターンがあり、それぞれ役割が違います。

ビジネスで活用できるフレームワーク

ここではビジネスで使える代表的なフレームワークに絞って紹介していきます。それぞれのフレームワークについて、さらに詳しく紹介している記事も一緒に載せていますので、合わせて参考にしてください。

1.ロジックツリー(logic tree)

ロジックツリー

ロジックツリーは、問題や課題を要素分解し広げていき、最適な解決策を見出すためのフレームワークです。大きな木が枝分かれして小さな葉をたくさんつけるようなイメージで、物事を要素分解し、思考を整理していきます。

ロジックツリーを利用することで問題の全体像を掴みやすくなるため、本質的な課題がどこにあるのか、それを改善するためにはどのようなアクションが必要なのか、優先順位はどうするべきなのかなどを考えやすくなるでしょう。

PowerPointでロジックツリーを作ってみよう

PowerPointでロジックツリーを作ってみよう

問題解決や思考の整理などをする際、ただ闇雲に物事を考えていてもなかなか先に進めません。「ロジックツリー」を作りながら、要素分解をし、順序立てて思考を進めることが重要です。今回は、Microsoft Office PowerPointを使用してロジックツリーを作成する方法を紹介します。

2.MECE(ミーシー)

MECE

MECE(ミーシー)は和訳で「モレなく、ダブりなく」という意味です。ビジネスに限らず、物事を整理する際に、モレやダブりといった問題を無くし、正確な判断をするために用いるフレームワークです。論理的思考方法と言われるロジカルシンキングにおいて、基本の考え方の1つです。

漏れなく、ダブりなく(Mutually Exclusive and Collective Exhaustive)
MECE(ミーシー)とは?ロジカルシンキングとフレームワークの基本を理解

MECE(ミーシー)とは?ロジカルシンキングとフレームワークの基本を理解

ロジカルシンキングの基本と言われる概念の1つ「MECE(ミーシー)」。今回は「MECE」を既存のフレームワーク(3C、4Pなど)を用いながら具体例を交えて解説します。

 

3.3C分析

3C分析

3C分析は、自社・顧客・競合の3つの関係性から現状を分析するために用いるフレームワークです。

自社(Company)
顧客(Customer)
競合(Competitor)
3C分析、実際どう使えばいい?「ZOZOTOWN」を例に実践方法を解説

3C分析、実際どう使えばいい?「ZOZOTOWN」を例に実践方法を解説

顧客がどのような課題を抱えていて、既に競合はどのようなサービスを提供しているのか。そこから自社の強みは何かを知ることは、今後の戦略を考える上でとても重要です。その分析のためのフレームワークが、3C分析です。今回は、実際の企業の事例も踏まえながら詳しく解説します。

 

4.SWOT分析

swot.png

SWOT分析テンプレートのダウンロードはこちら

自社の強みと弱み、競合や外部要因からの機会と脅威を分析するためのフレームワークです。

内部要因の強み(Strengths)
内部要因の弱み(Weaknesses)
外部要因の機会(Opportunities)
外部要因の脅威(Threats)
SWOT分析(スウォット分析)とは?考えを整理する考え方を理解しよう【テンプレートあり】

SWOT分析(スウォット分析)とは?考えを整理する考え方を理解しよう【テンプレートあり】

今回は、数あるフレームワークの中でもSWOT分析(スウォット分析)の各要因の解説に加えて、分析結果をどのように戦略策定に活かしていけばよいか、について紹介。事業創造などの大きな事柄を検討する際はもちろん、自分の業務を見直すなど、様々な場面で使用できます。フレームワークを使った考え方を取り入れてみましょう。

 

5.4P分析

4P分析

商品・価格・販促・流通の4つのポイントから商品のマーケティング戦略を分析し、課題点を洗い出すためのフレームワークです。

商品(Product)
価格(Price)
販促(Promotion)
流通(Place)
【テンプレートあり】マーケティングミックス「4P分析」「4C分析」の意味と検討ポイント

【テンプレートあり】マーケティングミックス「4P分析」「4C分析」の意味と検討ポイント

今回は、その中でもマーケティングミックスと呼ばれる「4P」「4C」についてご紹介します。 それぞれの意味するところと検討ポイント、検討する際に有効なフレームワークなどをご紹介していますので、企画や施策などを始める前の知識として参考にしてみてください。

 

6.STP分析

STP

商品やサービスのマーケティング戦略を計画的に組み立てるためのフレームワークです。セグメント化・ターゲット選定・ポジション取りという観点から戦略を組立ていきます。

セグメント化(Segmentation)
ターゲット選定(Targeting)
ポジション取り(Positioning)
STP(エスティーピー)分析とは?マーケティング初心者が押さえておきたいフレームワーク

STP(エスティーピー)分析とは?マーケティング初心者が押さえておきたいフレームワーク

「STP(エスティーピー)分析」について、マーケティング初心者の方でもイメージしやすいように解説します。あわせて、STP分析を行うメリットや注意点、分析を行う際に参考にしたい指標例なども紹介しますので、身近な商品やサービスに当てはめて、実際に分析を行う練習を始めてみましょう。

7.パーセプションマップ

パーセプションマップ

2本の軸を選び、商品やサービスをユーザーにどのように認知してもらいたいかを図解にして表すものです。

8.バリューチェーン

バリューチェーン
ビジネスの全体構造から強みと弱みを把握するために、商品やサービスの企画から販売までの各段階を把握する際に用いるフレームワークです。

9.5フォース分析

5force.png

5フォース分析テンプレートのダウンロードはこちら

自社と競合だけでなく、業界全体の分析を行う際に用いるフレームワークです。
新たに参入しようとしている競合、商品を供給する供給業者、買い手である顧客、競合ではない代替品の5つの関係性から把握することができます。

10.AARRRモデル

AARRRモデル
画像引用元:http://www.slideshare.net/plucky_staff/aarrr-15781340

特に近年話題となっている、商品やサービスを成長させるうえでの考え方です。主にユーザー行動の変化を5つの段階に分け、課題となる箇所を分析し改善する際に用います。
ホームページ運営においては、参考にするべきフレームワークです。

ユーザー獲得(Acquisition)
利用開始(Activation)
継続(Retention)
紹介(Referral)
収益の発生(Revenue)
【テンプレート付】AARRRとは〜サービスを成長させるための基本戦略

【テンプレート付】AARRRとは〜サービスを成長させるための基本戦略

Webサイトを成長させ、収益化を目指すときに多くの企業が利用している戦略です。会員獲得を目指すサイトであれば、いわゆる上得意客をどう育てるのか、という視点で成長段階ごとに重視する指標を変えます。