
業務マニュアルをテンプレで作成する方法11選【エクセル・パワポ】
今働いている職場では、業務マニュアルの整備はされていますか?
忙しい職場であるほど、マニュアルが古い状態であったり、そもそも存在もしないこともあると思います。
マニュアルは作成時の負荷こそありますが、長期的なメリットをもたらしてくれます。
今回は、マニュアルのメリットから作成のコツ、使いやすいマニュアルのテンプレートをご紹介します。
目次
- 業務マニュアル作成の4大メリット
 - 業務マニュアルの種類
 - マニュアル作成のコツ
 - 業務マニュアル運用のコツ
 - 業務マニュアル作成にWordやExcel、PowerPointを使う場合のメリット・デメリット
 - ## マニュアル作成に使えるテンプレート(Word編)
 - ## マニュアル作成に使えるテンプレート(Excel編)
 - ## マニュアル作成に使えるテンプレート(PowerPoint 編)
 - ## マニュアル作成に使えるテンプレート(PowerPoint 編)
 
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業務マニュアル作成の4大メリット
1.品質の一元化
マニュアルがあることで業務が明確化・標準化され、品質が担保されます。
業務の標準化ができていないと作業が属人化され、担当が変わったり状況が変わったりするだけであらゆる問題が発生する可能性があります。
“その人しかできない仕事”が増えてしまうことで組織全体の成長が鈍化するのです。
2.業務の効率化
作業を習熟している人が記録した手順に従えば、一番効率的な方法で着手できます。
また、同じ手順で実施した作業内容だと分かれば、その後にチェックしなければいけない箇所も特定され、より効率化を図ることが可能です。
3.新人教育の時間短縮
マニュアルがなければ新人教育をする際、全て口頭か新たに資料を作成し伝えなければなりません。どちらも相当な時間が必要になります。
しかし、業務マニュアルがあれば、要点を口頭で伝えアニュアルを熟読してもらって作業する、不明点があればその都度質問を受け付けるといった形で教育をしていけば、教育担当の負担が減るだけでなく、伝え忘れがなくなります。
4.周知徹底
最近の業務システムは利用者にとってわかりやすく作られていますが、初めて手にするシステムはわからないことだらけなものも多いです。
普段使い慣れていないシステムをいきなり使いこなせと言われても難しいでしょう。そんな時、マニュアルに従って作業をすればいいのです。初めて手にするものでも、マニュアルを一見すれば作業することが可能です。
業務マニュアルの種類
業務マニュアルと一口に言っても、複数の種類があります。
例えば教育用マニュアルです。意外と整備されていない企業が多く、業務を教える人によって、バラつきが出てしまうことがあります。
理想的な話で言えば、教育用マニュアルに加え、教える必要がある項目を網羅した「教える側のマニュアル」も整備しましょう。
より効率的に教育できるようになるでしょう。
また、チェックシートと統合した実用的なマニュアルもいいでしょう。
一つ一つの手順が小さく、説明自体も簡易なものであれば、チェックシートがそのままマニュアルの役割を果たします。
ややアナログな方法ではありますが、プリントアウトしてチェックしながら業務を進めていくことで、抜け漏れがなく、手順を追わせることができるでしょう。
マニュアル作成のコツ
業務によって、マニュアルの形態は多岐にわたるものと思いますが、共通して気を付けなければいけないポイントがあります。
それが5W1Hです。
「誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように」と、具体的なアクションを明示しておくことが重要です。
せっかくマニュアル通りに作成しても、もともと使用するデータの期間(あるいは作業曜日)が間違えていたり、提出する場所(格納先)を間違えていたりしたら、作業自体が無意味です。
初動は手間ですが、これらをきちんと網羅したマニュアルを整備しておくことで、引き継ぎが発生する時にも、滞りなく業務を存続させることができます。
業務マニュアル運用のコツ
業務マニュアルは、運用・メンテナンスが重要です。
記載されている内容が古いままだと、いずれ使われないものになるでしょう。
これも5W1Hを使って、どのように更新をかけていくのか、また周知をかけていくかを明確にしなければいけません。
「誰かがそのうちやってくれるだろうだ」と、放置されるのは目に見えています。
そのため、担当者を設け、情報収集・追加する周期や、その周知フローも明記しておきましょう。
情報収集先も、ネット上にあるものであれば、脚注しておくと便利です。
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業務マニュアル作成にWordやExcel、PowerPointを使う場合のメリット・デメリット
業務マニュアルを作成するツールは、誰もが編集できるソフトで作られていると参加意識を高くすることができます。
OSでWindowsを使っている部署なら、やはりWordやExcel、PowerPointが一番良いでしょう。
特に管理職の方やエンジニアの方にとっては、項目を列挙したり、並び替えなどができるExcelが便利です。
ただ、ネット上にテンプレートが多いのはWordです。
すぐにある程度体裁が整ったものを作る際には、Wordが良いこともあるでしょう。
PowerPointは、作図機能が優れているので、フローなど視覚に訴えたい資料を作る際には、PowerPointが一番優れています。
以下、Officeソフト別にテンプレートをまとめました。
マニュアル作成に使えるテンプレート(Word編)
Wordで作成「マニュアル用」無料テンプレート | SILAND.JP

http://siland.jp/word02/index.html
お手本のようなWordのマニュアルのテンプレートです。見本例があるので、これを真似して作成すれば、本格的なマニュアルが作成できます。
マニュアルのテンプレートと作り方|無料ダウンロードは「bizocean」

https://www.bizocean.jp/doc/category/292/
種類・事例も豊富で、必要なマニュアルに漏れがないか、確認するためにも良いサイトです。
新人教育をするならこのテンプレート|「テンプレートBANK」

新人教育をする際に必要なビジネスマナーや電話対応と言った、社会人を始めるときに必要な教育を行い時に役立つテンプレートが多数あります。
もちろんその他ビジネスシチュエーションに合ったたくさんのテンプレートが揃っています。
Wordのテンプレート|「日本マイクロソフト」

https://templates.office.com/ja-jp/templates-for-Word
Microsoft公式サイトにあるテンプレートです。
厳密にはマニュアル用ではありませんが、作りたい体裁のものがあれば、こちらからピックアップできます。
マニュアル作成に使えるテンプレート(Excel編)
使いやすいチェックシートのテンプレート|無料ダウンロード「bizocean」

https://www.bizocean.jp/doc/category/275/
Word編でもご紹介したサイトの、Excelのチェックシートを集めたものです。
Excelのテンプレート|日本マイクロソフト

https://templates.office.com/ja-jp/templates-for-Excel
こちらもMicrosoft公式サイトにあるテンプレートです。
Excelでマニュアルテンプレを無料ダウンロード|「マニュアルテンプレート」

http://templateexcel.com/blog-entry-963.html
ExcelをWordのように使用したテンプレートです。
マニュアル作成に使えるテンプレート(PowerPoint 編)
使いやすいマニュアルのテンプレートと作り方|無料ダウンロードは「bizocean」

http://www.bizocean.jp/doc/category/175/
PowerPoint でもこちらの「bizocean」に多数あります。
パワーポイントの品質と生産性を向上させるデザイン・テンプレート|「PowerPoint Design」

http://ppt.design4u.jp/template/
デザインを解説しているサイトのテンプレートです。そのため、美しく仕上がります。
企画書の作成手順をマニュアル化!? | ビジネス書式テンプレート「経費削減実行委員会」

手順の番号が付してあるPowerPoint の業務マニュアルテンプレートです。
マニュアルを試作したいなら「digipot」

本格的なマニュアルを作る前に簡易的なマニュアルテンプレートで試作をしたい方や、ちょっとしたマニュアルを作りたい方におすすめです。
Googleドライブ管理のススメ

https://www.google.com/intl/ja_jp/drive/
マニュアルは、いつでも共有・更新ができる状態にしておくべきです。そんなときにGoogleドライブを使えば、閲覧フォルダに権限を付与、リンク先URLで自由に共有ができるので管理にオススメです。
マニュアルはテンプレで効率的に作成しよう!
マニュアルを作成・運用することは非常に大事ですが、それらを効率的に準備することもまた重要です。
ぜひご紹介したテンプレートも活用しながら、ご自身の業務を安全で、生産性の高いものへと変えていってください。
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- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
 
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 - リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
 
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 - URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
 
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