コロナウイルスの蔓延により、企業の営業やマーケティング活動のオンライン化が必要となっている中、コンテンツマーケティングの重要性がより増してきています。コンテンツマーケティングにはさまざまな手法があり、何から着手して良いか迷う方もいるのではないでしょうか。

この記事では、コンテンツマーケティングを始める前に知っておきたいポイントや、代表的な9つのコンテンツマーケティングの手法を紹介します。

目次

  1. コンテンツマーケティングを理解しよう!
  2. 企業がコンテンツマーケティングに取り組むメリット
  3. 事例から学ぶコンテンツマーケティング
  4. コンテンツマーケティングを成功に導く5つのステップ
  5. よく用いられるコンテンツ手法9選
  6. コンテンツマーケティングのポイントをマスターしよう

コンテンツマーケティングの手法を知りたい方はこちら

BtoB向け・9つのコンテンツ手法

BtoB向け・9つのコンテンツ手法

「コンテンツマーケティングは何から始めればいいの?」そんなお悩みを解決するために、本書ではコンテンツマーケティングの実践手法を9種類紹介します。

コンテンツマーケティングを理解しよう!

まずはコンテンツコンテンツマーケティングとは何かを説明します。BtoBコンテンツマーケティングが求められる背景も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

コンテンツマーケティングとは?

コンテンツマーケティング.jpg

コンテンツマーケティングにおける「コンテンツ」とは、世の中に対して発信された、自社の商品やサービスに関連する情報全般を指します。ブログ記事や動画などの製作物そのものを「コンテンツ」と呼ぶこともあれば、記事に書かれている中身部分の情報を指して「コンテンツ」とするケースもあります。

コンテンツマーケティングとは適切で価値ある一貫したコンテンツを作り、それを伝達することにフォーカスした 戦略的なマーケティングの取り組みです。見込客として明確に定義された読者を引き寄せ、関係性を維持しながら最終的に利益に結びつく行動を促すことを目的としています。

例えば、SNSやオウンドメディアなどで自社商品についての情報発信を行い、利用を促すことが該当します。情報発信を行い商品やサービスの利用を促進する行為全般が、コンテンツマーケティングです。

BtoBにコンテンツマーケティングが求められる背景

BtoBコンテンツマーケティングが求められている理由は、消費者の「企業広告疲れ」にあるとされています。消費者は1日に何千もの企業広告を目にしているため、広告からの新規顧客獲得が難しくなってきています。

CMやオンライン上の広告を「アウトバウンドマーケティング」と呼びますが、こちらは義業が伝えたいことを消費者に知ってもらうのが目的です。一方でコンテンツマーケティング
は、潜在顧客が知りたいことを発信するマーケティングとなります。

アウトバウンドマーケティングに疲れている潜在顧客も、コンテンツマーケティングによって有益な情報が得られると分かれば顧客になってくれる可能性があります。「このコンテンツは役に立つ」と認知され、信頼関係を構築することが大切です。

企業がコンテンツマーケティングに取り組むメリット

コンテンツマーケティングの概要が分かったところで、次はメリットを詳しく解説します。

コンテンツが資産になる

コンテンツマーケティングでは当然、有益な情報をまとめたコンテンツを作成します。作ったコンテンツは企業の資産となり、半永久的に残ります。関連するコンテンツを作成して網羅性を高めたり、別のコンテンツへの流入を促せばより高い効果が得られるでしょう。

作ったコンテンツは公開して終了ではなく、別のコンテンツと繋げたり、さらに横に広げたりして再利用できます。

SEOからの流入やブランディングによる信頼性の獲得

SEO対策を施したコンテンツを作成すれば、検索に引っかかりやすくなりSEOからの流入が見込めます。検索上位に表示されるコンテンツの多くは消費者が知りたい情報を網羅しており、信頼性が高いのが特徴です。

そのため、自社のコンテンツが上位に表示されると会社を知ってもらえるだけでなく、信頼度の向上へも繋げられます。同時に競合他社との差別をはかれば、効率よくブランディングが行えるでしょう。同じような内容のコンテンツはたくさんあるため、自社の強みをアピールできるものを作るのがポイントです。

商品・サービスのターゲットとなる見込み客を獲得できる

コンテンツマーケティングのメリットとしては、見込み客を獲得できる点も挙げられます。作成したコンテンツを閲覧してくれるのは、基本的にそのサービスや商品が気になっている見込み客です。より興味を引くような内容のコンテンツを作成すれば、見込み客を上手く獲得できるでしょう。

事例から学ぶコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングのメリットが分かったところで、次は実例から見るコンテンツマーケティングの効果を見ていきましょう。BtoBBtoCそれぞれの実例を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

【BtoB】経営層に有益な情報を発信「経営ハッカー」

経営ハッカー
経営ハッカー
BtoBの成功事例としては、クラウド会計ソフトなどを扱うfreee株式会社が運営する「経営ハッカー」が挙げられます。経理に関わるソフトを展開するfreee株式会社では、経営者に向けたコンテンツを多く作成しています。

会計や決算に関わる内容の記事はもちろん、経営者へのインタビュー記事などもあり全体的に濃い内容です。実際に活用できるような経理のコツなども記載されており、経営者への認知度向上に役立っています。

【BtoC】情報量の多さと洗練された写真

キナリノ
キナリノ

BtoCの成功事例としては、*洋服・雑貨・食品などを扱うネットショップを運営する「キナリノ」*が挙げられます。キナリノではショップ内で扱っているアイテムの紹介とともに、活用方法や洋服のコーディネートを記載したコンテンツを作成しています。

例えば「ワンピース 着回し」などと検索した消費者がキナリノのコンテンツを見た場合、記事内のコーディネートに使われている洋服やアイテムを購入する可能性があります。それだけでなく、有益な情報を載せている企業として信頼感を得ているのも特徴です。おしゃれで洗練された写真が多く、目を惹くコンテンツもたくさん用意されています。

成功事例をもっと知りたい方はこちらの記事からご確認いただけます。

コンテンツマーケティングの成功事例18選!国内外から厳選して紹介

コンテンツマーケティングの成功事例18選!国内外から厳選して紹介

コンテンツマーケティングでは、長期的な集客基盤が獲得できます。しかし実際にやるとなると難しいのも事実です。そこで今回は成功事例をみながら、コンテンツマーケティングの成功法則について確認していきます。

BtoB向けの手法を知りたい方はこちら

BtoB向け・9つのコンテンツ手法

BtoB向け・9つのコンテンツ手法

「コンテンツマーケティングは何から始めればいいの?」そんなお悩みを解決するために、本書ではコンテンツマーケティングの実践手法を9種類紹介します。

コンテンツマーケティングを成功に導く5つのステップ

コンテンツマーケティングは闇雲に施策を実行しても効果は期待できません。成果につなげるには、「態度変容」と「届け方」を理解する必要があります。ここではコンテンツマーケティングの流れを5つの段階に分けて解説します。

step❶ ターゲットの「検討段階」を明確に定義する

コンテンツマーケティング読者にとって価値のある情報を届けるのが基本ですが、利益に結びつく行動を促すことが目的でもあります。「読まれて終わり」のコンテンツでは思うような成果につながりません。

まずはユーザーの検討段階を明確にしましょう。検討段階とは、購入にいたるまでのフェーズのことです。検討段階を明確にすることで、「どういった道筋で商品やサービスが購入されるか」が分かりやすくなります。

step❷ カスタマージャーニーを作成する

コンテンツマーケティングで重要なのは、「誰にどのようなコンテンツを届けるか」か考えることです。そのためには、カスタマージャーニーを作成しましょう。カスタマージャーニーとは、ターゲットがコンバージョンにいたるまでに経るプロセスを可視化したものです。

カスタマージャーニーマップを作成すると、認知から購入までユーザーがどんな情報を必要としているのかを把握しやすくなります。

図_カスタマージャーニーマップの例.png

step❸ 検討段階が移行するきっかけの仮説を立てる

カスタマージャーニーマップが作成できたら、どういった要因でユーザーの検討段階が移行するか、仮説を立てます。検討段階ごとに「顧客にどう働きかればいいか」が自然と明確になります。

step❹ コンテンツ内容を決める

続いて、コンテンツの内容を決めます。「どのコンテンツがターゲットをコンバージョンまで誘導しやすいか」を考え、発信する内容を決めましょう。

step❺ コンテンツを届ける効果的なチャネルを選定する

コンテンツが決まったら、どのチャネルで発信すると効果的かを考えます。

ブログやSNSなど様々なチャネルの中から、コンテンツの効果を最大化できるものを選びましょう。相性のいいチャンネルが複数ある場合、複数のチャンネルを利用するのも1つの方法です。

▼カスタマージャーニーマップの資料はこちら

カスタマージャーニーマップの作成・活用4ステップ

カスタマージャーニーマップの作成・活用4ステップ

「カスタマージャーニーマップの体系立った作り方が分からない」「マップを作った後に何をすればいいか分からない」といった疑問をお持ちの方向けの内容となっております。

よく用いられるコンテンツ手法9選

コンテンツマーケティングでよく用いられる手法は以下の9つです。

図_9つのコンテンツマーケ手法.png

今回は、ホワイトペーパーセミナーウェビナー)に絞って解説を行います。

リードの獲得に有効な手法

まずはリードの獲得に有効なコンテンツを紹介します。

● ホワイトペーパー

ホワイトペーパーとは、商品のペルソナが抱えがちな課題を解決するためのノウハウを、資料にしてまとめたものです。「お役立ち資料」「ノウハウブック」「e-book」とも呼ばれています。

有益な情報提供と引き換えに個人情報を入力してもらうことで、見込み顧客をダイレクトにリードへ転換できる重要なコンテンツです。サービスサイトに掲載したり、外部の資料掲載媒体に載せてもらったりしてユーザーに届けます。

図_ホワイトペーパー.png

リードナーチャリングに有効な手法

リードナーチャリングの獲得に有効なコンテンツを紹介します。

● セミナー(ウェビナー)

セミナー(ウェビナー)とは、ペルソナが抱えている課題を解決するノウハウを、講師が聞き手に直接発信する手法です。

特定のテーマに絞ったノウハウを伝えるものや、他社の人と複数人で開催する共催セミナーなど、様々な形態があります。情報の質が良ければ、聞き手の信頼を一気に高められる強力なコンテンツです。

図_ウェビナー.jpg

コンテンツマーケティングのポイントをマスターしよう

コンテンツマーケティングで重要なのは、ユーザーが求める情報を届けることです。そのためには「顧客がコンバージョンまでにたどる道筋」を明確にし、訴求するコンテンツの種類やチャンネルを考える必要があります。

コンテンツマーケティングの手法も様々存在するため、自社に合った手法を選ぶことが重要です。

▼ 9つの手法を詳しく知りたい方はこちら

BtoB向け・9つのコンテンツ手法

BtoB向け・9つのコンテンツ手法

「コンテンツマーケティングは何から始めればいいの?」そんなお悩みを解決するために、本書ではコンテンツマーケティングの実践手法を9種類紹介します。