CMSコンテンツマネジメントシステム)は、HTMLCSSがわからない人でもWebコンテンツを管理・更新できるようにするシステムのことです。高度な知識がなくともホームページが作れて管理できるということで、多くの企業でも活用が広まっています。

最近ではMA(マーケティングオートメーション)に機能の1つとして組み込まれていることも珍しくなく、こうした背景からユーザーからのニーズ(導入決断時の優先度)の高さを改めて実感させられます。

一方で、数多くのサービスが乱立し、正直、どれを選べばよいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、CMSを選定する際に押さえるべきポイントと、おすすめCMSを紹介します。

CMSの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

※各CMSの料金などの情報は2018年7月27日時点のものです。今後変更となる可能性がありますのでご了解ください
  
参考:
CMS(しーえむえす)|ferret マーケティング用語辞典

フリーCMS 11選

1.Ameba Ownd

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https://www.amebaownd.com/

Ameba Owndはサイバーエージェントが提供するCMSツールで無料で利用することができます。Amebaブログと違いデザインの幅が広く、多くのニーズに応えられる特徴があります。

企業ブログだけでなく、ECサイト、ポートフォリオサイトなど、テンプレートを使うだけで作成が可能です。

2.One Page

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https://one-page.cloud/

One Pageはドラッグ&ドロップで直感的にページを作成できるCMSです。21種類のページ用途からデザインを選ぶことができ、簡単にページを作成できます。
他ツールとの連携も特徴で、フォーム作成ツールのformrunと連携していたり、多言語化ツールのWovnを使った外国人向けのページ作成も可能です。

One Pageは2018年12月3日にサービスを終了しました

3.WordPress

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https://ja.wordpress.com/create/

WordPressは無料で利用でき、世界中で多くの人に使われているオープンソースのCMSでです。PHPで作られているため、HTMLとPHPが分かればカスタマイズもしやすいこと、Googleの推奨するCMSでとしても人気です。

4. SOY CMS

SOY CMS
https://www.soycms.net/

SOY CMSは、オープンソースライセンスのもと提供しているCMSです。どんな用途でも無料で使える手軽さと柔軟性・拡張性を特徴としています。

本体はコンパクトですが、SOY Shop/Appにより強力な機能拡張が容易に行えますので、物足りない部分があれば補うことが可能です。また、本体と独立してカスタマイズできること、バージョンアップが簡単なことも魅力的なポイントです。

必要な機能だけを追加し、無駄な機能を削ぎ落とすことで、細やかなニーズに対応でき、運用の手間を省くことができます。

オープンソースでありながら、コミュニティや利用企業、開発元によるサポートが受けられるので安心です。

5. Baser CMS

Baser CMS
https://basercms.net/

Baser CMSは「CakePHP」をベースに採用したオープンソースのCMSプラットフォームです。ホームページに必要なメールフォームブログ、管理画面といった最低限の機能を備えています。

クリエイター向けとして提供しているため、カスタマイズ性、メンテナンス性に優れています。また「CakePHP」を利用した経験がある方であれば、スキルを活用することが可能です。

全くの未経験者の方の場合、ある程度学習しなければ使いこなすことは難しいものの、クリエイターの力を借りれば簡単に更新が可能です。

6. Baked

Baked
http://bakedcms.org/

使いやすいオープンソースのCMSをお探しの方におすすめなのがBakedです。直感的に操作できることが特徴で、誰でも簡単にホームページが編集できます。インストールが完了すれば、あとは基本的なPC知識だけで編集ができますので、マニュアルを読んだり難しい学習は一切不要です。

コンテンツの並び替えがドラッグ&ドロップでできたり、クリックですぐ編集したりできます。デザイン構造もわかりやすいので、CMS初心者の方にも安心です。公式ホームページからデモ体験ができますので、一度試してみましょう。

デモ体験はこちら:http://bakedcms.org/demo

7. pWebManager

pWebManeger
http://www.pwebmanager.org/index.html

pWebManagerは、ハメコミ型で提供しているCMSです。一般的なCMSではサイト全体の構造を管理しますが、pWebManagerはコンテンツをはめ込む形となりますので導入障壁が低いのが特徴です。既存サイトに後付けで導入したい、一部だけが更新できればいい、というニーズにぴったりです。

また、オープンソースライセンスとなっていますので、無料で導入することができます。

8.concrete5

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https://concrete5-japan.org/

concrete5は、海外製のCMSです。Webサーバー上で簡単にWebページの管理や更新ができることを特徴としており、更新性の高いコンテンツの運用に向いているCMSです。

また、デザインやページのカスタマイズの自由度が高く、期間限定ページなどイレギュラーな動作をするページも簡単に作成できます。

9.Geeklog

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https://www.geeklog.jp/

Geeklogは、海外製のCMSです。PHP・MySQLで動作するCMSブログ制作からポータルサイト、グループウェアの開発にも利用できる汎用性の高さが特徴です。日本国内でも利用者が多く、導入方法やカスタマイズに関する情報が得やすいCMSでしょう。

簡単さを特徴としたCMSと比べ導入の難易度は高いですが、個性的なデザインや特殊な機能を実装したページ制作に活用できます。

10.Drupal

drupal.jpg
https://www.drupal.org/

Drupal(ドルーパル)は、PHPをベース言語に作られたCMSです。開発にはやや高度な知識が必要ですが、大規模なサイト開発に向いています。オープンソースのため、無料で利用することができます。

11. Open PNE

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http://www.openpne.jp/about/

SNS機能に強みを持つのがOpen PNEです。NHKや教育機関などが利用していることも特徴です。オープンソースのため無料で利用することができます。

豊富な機能を持っていて、オープンSNSだけでなくクローズドSNSを作ることもできます。

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有料CMS 11選

1. NOREN

NOREN
https://noren.ashisuto.co.jp/

NORENは静的ベースのCMSです 。

充実した基本機能に加えて、信頼と実績の構築パートナー・高い学習効率・サポートとトレーニングという3つの特徴があります。また、毎年の保守継続率が96%以上と高い数値を維持しており、長く使いやすいことがわかります。ローンチ後も継続的にフォローしてくれるため、運用上の課題をすぐに発見し改善につなげることが可能です。

●利用料金:
低予算、少人数でスモールスタート プロジェクト総予算 1,000万円~
デモ版の申し込み、詳細な問い合わせはメールフォームから

2. RCMS

RCMS
https://www.r-cms.jp/
あらゆる要望に応える「RCMS」の詳細はこちら[マケスト提供]

RCMSは「世の中の9割のWEBサイトはシステム化できる」をコンセプトにしたCMSです。標準機能として250以上の機能を搭載しており、CMSとして必要な機能はほぼ全て揃っています。コーポレートサイトはもちろんのこと、会員制サイト、掲示板サイト、ポータルサイト、ECサイトも構築可能です。

SaaS版、仮想専用サーバ版、サーバインストール版……と自由に選べるのもポイントです。

●利用料金:
スタンダードプラン 初期費用 40,000円、月額利用料 10,000円 ※年払い 9,000円/月
仮想専用サーバプラン 初期費用 80,000円、月額利用料 50,000円 ※年払い 45,000円/月
パッケージ提供プラン 初期費用 1,200,000円 ソフトウェアサポート費用 250,000円/年
そのほか オプション料金あり

3. SITE PUBLIS

SITE PUBLIS
http://www.sitepublis.net/

SITE PUBLISは、ブロックの組み合わせでWebコンテンツの管理ができるという強みを持ちます。ブロック単位で自由にページレイアウトを行うことができるため、独自タグ・テンプレートを使用する必要がなく、編集の生産性を高めることができます。

複数のホームページを統合管理するプラットフォームを提供することで、全社横断的なマーケティングデータの集約を可能にし、効率化ができます。

●利用料金:
要問い合わせ

4. a-blog cms

a-blog cms
https://www.a-blogcms.jp/

ホームページを作っても更新がなかなかできない、という方にオススメなのがa-blog cmsです。ホームページの更新に慣れないという方でも、ブログを書くような感覚で手軽にどんどん更新することができます。

ユニットレイアウト採用で、ユニットごとに配置を設定できるためエントリーの編集が容易です。また、ダイレクト編集機能で編集したい箇所をすぐに編集することができます。

マルチデバイス対応のため、端末にあわせて自動的に最適な表示にしてくれます。

●利用料金:
スタンダードライセンス 50,000円(税別)※無料トライアルあり
プロフェッショナルライセンス 500,000円(税別)
エンタープライズライセンス 2,000,000円(税別)

5.Movable Type

Movable Type
https://www.movabletype.jp/

Movable Typeは、ブログ作成で用いられることが多いCMSです。難しい操作方法を覚えずとも簡単にコンテンツの作成、更新ができるのが魅力です。手軽ながらもプラグインを使用することで機能拡張できるため、自分好みにカスタマイズすることができます。個人で趣味ブログなどとして使用する分には無償で使えますが、ビジネス利用の場合には有償となりライセンスの購入が必要です。

●利用料金:
Movable Type クラウド版 5,000円(税抜)~/月
Movable Type ソフトウェア版 1サーバー・無制限ユーザー  90,000円(税抜)
そのほか ライセンス、ディスカウントあり

6.BiND Cloud

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https://bindcloud.jp/

HTMLなどの専門知識がなくても、デザイン性の高いテンプレートを利用して思い通りのホームページが作成できるツールです。
様々なジャンルのテンプレートが用意されていますので、業種を問わず利用可能です。

レスポンシブデザインに対応しているテンプレートもありますので、スマートフォンに対応したホームページもすぐに作成できます。
加えて、Webフォント対応やスライドショーやボタンなどの画像パーツ作成などの機能も充実していますので、表情豊かなインパクトのあるコンテンツ作成が実現可能です。

「スマートモード」を使用すれば、投稿フォームタイプの画面で文字や写真を入れるだけですぐにホームページ作成ができます。

●利用料金:
月額利用料 エントリー 480円、プロ 2,980円、ビジネス 9,800円

7. ferret One[マケスト提供]

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https://ferret-one.com/
紹介しきれなかったferret Oneの情報はこちらでチェック![マケスト提供]

弊社、株式会社ベーシックが提供しているCMSです。誰でも使えるツール、トレーニングを特徴としています。

90日で成果が出せることを念頭にしてカリキュラムを組んでおり、トレーニングを積むことで「誰でも、一人でも」Webマーケティングを実践し成果が出せるようになります。ターゲットの設定から効果測定までの全てをマーケターがサポートしますので、未経験者でも安心です。また「ferret」をはじめとした弊社サービスで効果実証済みのノウハウをベースにしていますので、成果につなげやすいのもポイントです。

機能面では、Webマーケティングに必要な機能を集約していますので、ほかのツールを併用する必要はありません。

実際に操作できるデモンストレーションを用意していますので、まずは無料トライアルを試してみてください。

無料デモ体験はこちら:https://ferret-one.com/product-tour

●利用料金:
初期設定費用 100,000円
月額利用料 100,000円〜

8. HeartCore[マケスト提供]

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https://www.heartcore.co.jp/
HeartCoreの機能を詳しく知りたいならこちらもチェック![マケスト提供]

HeartCoreは、デジタルマーケティングに必要なすべての機能をカバーしたオールインワンCMSです。
日本では450社が導入しており、2017年5月時点で国内シェアNo.1の実績を有しています。

HeartCoreは、コンテンツの制作・運用にかかわる豊富な機能を搭載しています。
単純な閲覧物としてのみのWebサイトではなく、「サイト来訪者が何を求めているのか」を考えたうえでコンテンツを提供することができます。

●利用料金:
要問い合わせ

9.Sitecore Experience Platform[マケスト提供]

sitecore.PNG
https://www.sitecore.com/ja-jp
これだけじゃない!Sitecore Experience Platformの魅力をたっぷりご紹介![マケスト提供]

Sitecore Experience Platformは、Webサイトを中心に様々なチャネルをつないでデジタルマーケティングを実施することができる、デジタルマーケティングプラットフォームです。

ユーザーWebサイトの閲覧履歴を分析し、ユーザーごとに最適なコンテンツを出し分けることができます。
また、モバイルサイトやECサイトなど複数のチャネルを一元管理できるため、データの収集や管理がよりスムーズに。

「会員数が従来の6~7倍になった」「外注費を50%ほど削減できた」などの成功事例も多数あり、業種・業界問わず多くの企業が導入しているツールです。

●利用料金:
要問い合わせ

10.CREAM(クリーム)[マケスト提供]

CREAM(クリーム).PNG
https://www.cream-cms.com/
CREAM(クリーム)の特徴やお得なキャンペーン情報をご紹介![マケスト提供]

導入実績100サイト以上のオウンドメディア構築CMSパッケージです。
CREAM(クリーム)は、記事メディアサイトの作成に特化しており、PCやスマホなどそれぞれの情報端末に適したページを表示することができます。

また、「かんたん記事作成機能」や「広告ウィジェット機能」など、Web担当者の作業工数を削減できる機能を多数搭載。
これまでサイト構築にかかっていた時間と手間を最小限に抑えて、ムダのないサイト管理・運用を実現します。

「未経験でも簡単にサイトを作りたい」
「作業工数を減らしたいけどクオリティは下げたくない」
とお考えの方におすすめのツールです。

●利用料金:
プライベートプラン 初期費用 30,000円、月額利用料 15,000円
スタンダードプラン 初期費用 190,000円、月額利用料 30,000円

11.dino(ディノ)[マケスト提供]

dino(ディノ).PNG
https://revolver.co.jp/
まだまだあります!dino(ディノ)の魅力をご紹介![マケスト提供]

Webメディアの構築からデータ活用までトータルサポートするパブリッシングプラットフォーム「dino(ディノ)」。
プロライターによる専門コンテンツを提供し、コンテンツの閲覧数アップとメディアへの送客を促します。

また、サーバー負荷の状況に応じて容量を自動で増強できるため、アクセスが集中した場合でも安心です。
雑誌のデジタル化、一般企業のオウンドメディアといった様々なメディアのプラットフォームとして導入されています。

●利用料金:
要問い合わせ

なぜCMSが必要とされるのか?解決できる課題は何か!?

Webページを作るツールならばCMS以外にもたくさんありますが、なぜCMSが必要なのでしょうか。どこにメリットがあるのでしょうか。

理由の1つとして考えられるのが、CMSを導入することでマーケティング活動のムダを解消し、コンテンツ価値向上につながるからです。

CMSがないと、Webページは作れたとしてもその後の管理を全て手作業で行わなくてはなりません。手作業での管理には専門的なスキルが必要な上に、手間がかかるため、時間をムダにしてしまうことも少なくありません。

CMSを導入すれば専門的なスキルや時間がなくともWebページの更新ができるため、スキルの習得や作業時間が必要ないだけではなく、人材確保が不要となるためコスト削減にもつながります。また、手軽に情報発信ができるようになることでコンテンツの価値が高まり、結果的に顧客満足度が向上します。

CMS選定時に注意したい5つのポイント

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http://k-consulting.jp/cms/tool/index.html

CMSを選ぶ際、機能面や価格以外にも注意したいポイントがあります。

具体的には下記の5つのポイントに注意するといいでしょう。
  

1. 使いやすいかどうか

マーケティング担当者が管理をしていくことが理想ですが、必ずしもほかの担当者が関わらないとは限りません。ITリテラシーが低い人が担当した場合を想定して、誰にでも使いやすいCMSを選択しましょう。
  

2. コンテンツ制作フローに適しているか

自社のコンテンツ制作フローを確認し、フローに適しているものを選択しましょう。
  

3. PDCAサイクルを回転させやすいか

マーケティング業務の視点で考えた時、PDCAサイクルを回しやすい必要があります。A/Bテストが使えるか、効果測定に使えるデータが抽出できるか、なども確認しておきたいところです。
  

4. 連携性はどうか

営業部門とやり取りしたり、その他のアプリケーションと連携しやすいかどうかも重要です。社内で使用しているほかのシステム、アプリケーションと問題なく連携できるか、マーケティング活動全体の支援が可能かを確認しましょう。
  

5. サポート体制やセキュリティなどはどうか

機能面の高さ以外に、サポート体制やセキュリティレベル、マルチデバイス対応しているかといった点にも注意して選択しましょう。

まとめ:CMSを使ってマーケティングを効率化しよう

いかがだったでしょうか。CMSを導入すれば、マーケティング活動を今よりも効率良く行うことができます。しかし、どうせ使うなら自社のWebコンテンツに適したものを選択したいものです。

CMSと一口に言っても様々な種類があり、制作したいものによって適したCMSも異なります。今後導入を考えている方は、今回紹介した注意ポイントやCMSを参考に、自社の解決したい課題と照らし合わせてぴったりのCMSを選んでみてはいかがでしょうか。
  

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