情報発信に関するチェック項目

7.SNSやメルマガの予約投稿はセットしたか

休みの間であっても、顧客をつなぎとめるために情報発信を行う企業もいるでしょう。
企業向けではなく消費者向けのサービスであれば、むしろ長期期間中は時間に余裕のある消費者へアピールするチャンスです。

メルマガで情報発信を行っている場合、配信予約を忘れずに行いましょう。
また、SNSを運用している場合は担当者が不在でも情報発信を行えるよう、自動の配信ツールを利用しましょう。

8.新年の挨拶を掲載するための手配は済んでいるか

企業によっては新年という区切りに、ホームページに役員の挨拶を掲載することもあります。

原稿やページを特別に用意するなら事前に手配をしておき、直前になって「原稿が出てないのに役員が先に休みに入ってしまった」とならないようにしましょう。

ネットショップを運営している場合のチェック項目

ネットショップを運営している場合、上記に加えていくつか確認しておきたいことがあります。小規模であっても、商品の販売を行っているホームページを運営している方は参考にしてみてください。

9.商品の配送に影響が出るかどうか把握しているか

顧客が休暇を知らないままに、商品が届くのが遅れてしまうとクレームに繋がります。
企業が休みの間でもネットショップで発注を受け付けている場合、商品の配送が遅れるのか把握しておきましょう。
顧客に対してはショップ内で「何日までの注文には年内対応」などの案内を出します。

10.年始のセールの準備はできているか

商材によっては、正月に合わせてセールを行うのもいいでしょう。
福袋などの特別な商品や割引商品を用意し、セール用のページを作成します。

自社のショップや商材は年始セールに向いているかを見極めてから準備を行いましょう。

こちらの記事で、ネットショップ運営に関わる1月のイベントを紹介しているので、参考にしてみてください。
ネットショップ運営者は年間イベントを事前に把握しよう

まとめ

年末年始は一年の中でも、特に多くの企業が休暇をとり、ホームページの管理も手薄になりがちです。顧客への事前に休暇の旨を伝えるだけでなく、システム管理者も不在になる場合、セキュリティ面での対策も行っておく必要があるでしょう。

・休暇のお知らせは出したか
・休暇中の問い合わせにどう対応するか
・決済システムなど運用に関わるシステムのバージョンは最新のものにしているか
・サーバーの保守は誰がやるのか
・サイバー攻撃への対策は行っているか
・情報持ち出しルールは決めているか
・情報発信の自動設定はしているか
・新年の挨拶を配信、掲載するか

また、ネットショップも運営している場合は以下の2項目のチェックも必要です。

・商品の配送に影響はあるか
・年始のセールの準備はしているか

顧客に迷惑をかけず、自社の中でも不要なトラブルを生まないように時間を見つけて、チェックしましょう。