集客手段として、チラシを利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、チラシ配布サービスの種類とネットで注文できる印刷通販サービスをご紹介します。
「ネットで検索してもサービスのホームページばかりで、どれを選べばいいのかわからない」という方、各サービスを比較しながら自社に合ったものを見つけていきましょう。

目的によってチラシの種類を使い分けよう

一口にチラシといっても、配布先や媒体によって様々なタイプが存在しています。
以下に代表的なチラシ配布手段を5つご紹介します。

1.新聞折り込み広告

対象顧客:各新聞の購読者
メリット:一度に大量の配布を行える、地域や日程などを絞り込める
デメリット:新聞の購読者以外に届けることができない

全国紙及び地方紙の間に挟むことで、新聞の購読者へチラシを届けるサービスです。
地域や日程、新聞社だけでなく、配布する部数も選択することができます。
折込の際には新聞販売店による審査を受けることとなるので、注意しましょう。

メリットとしては、新聞を購読している層に向けて配布できることが挙げられます。
逆に、新聞を読んでいない人には届けることができないのがデメリットです。

2.ポスティング

対象顧客:ポストのあるすべての住宅
メリット:一度に大量の配布を行える、地域やなどを細かく絞り込める
デメリット:ポスティングを拒否しているマンションや家庭には配れない

各家庭のポストにチラシを届ける手法です。

サービスの内容によっては地域指定だけでなく、マンションなどの建物指定も行えます。
新聞を購読していない層へも届けられるだけでなく、新聞には折り込むことのできない商品サンプルも添えて配布できます。
ただし、ポスティング禁止のマンションや住宅には届けられません。

ポスティングで配布する地域密着型のフリーペーパーへの折込広告も同様のことが言えます。

自社でポスティングを行う際は配布の人員だけでなく、広範囲を配布する場合自転車やバイクなどの移動手段を事前に準備しておきましょう。

3.ダイレクトメール(DM)

 対象顧客:会員など住所と名前を知っている人のみ
 メリット:一度に大量の配布を行える、個別の内容を届けることができる
 デメリット:住所を知らない新規の顧客には届けられない

郵便を利用して、各家庭にチラシを届ける手法です。

すでに会員として登録されている場合など、住所がわかっている場合に取れる手法です。
誕生日限定の割引チラシなど個別の内容を送ることで、顧客のリーピートを促すことができます。

参考:
使えるチラシ配布方法5種の特徴とメリットデメリット

4.街頭での配布

 対象顧客:通行人
メリット:対面での案内が可能
デメリット:他の手法に比べて一度に配布できる量が限られる

駅前や店の前などで、通行人にチラシを手渡しする手法です。
対面でのやりとりなので、ポスティングしづらい飲料などのサンプルを渡したり、そのまま商品や店への案内を行ったりと、汎用性が高いのが特徴です。

配布にあたって警察署への届け出が必要で、一度に大量の配布は難しいので注意しましょう。

5.同梱での配布

対象顧客:商品を購入したりサービスを利用した顧客
メリット:特別な人員やサービスを利用しなくていい、対面での案内が可能
デメリット:一度に配布できる量が限られる、見込み客への配布ではない

レジで商品と一緒に袋に入れたり、ネットショップで発送する商品と一緒に梱包したり、商品を購入した人に配布する手法です。

手続きや特別な人員が必要ないので、手軽に取り組みやすい方法です。
商品を購入した人にしか配布できないので、見込み客や地域の人に対する集客には向きません。