「Instagramマーケティングこれで成功しました!」セッション数130%アップ、月間100本以上の動画を制作した運用のコツを紹介
Instagramは若い女性に人気のSNSとして知られていますが、現在はミドル層や男性のユーザー数も増えていて、今後もユーザー数が伸びていくだろうと期待されているSNSです。ポイントを押さえて効果的にInstagramマーケティングを行うことで、商品やサービスの認知度や売上アップにつなげられます。
この記事では、Instagramマーケティングのメリットとポイント、運用のコツなどを解説したうえで、Instagramマーケティングで集客に成功した事例を3つ紹介します。企業でInstagram運用を担当している方や、SNSマーケティング担当者の方はぜひ参考にしてください。
目次
- Instagram(インスタグラム)マーケティングのメリットとポイント
- Instagram(インスタグラム)運用のコツ
- Instagram(インスタグラム)ストーリーズでセッション数が130%にアップした事例
- Instagram(インスタグラム)からのEC流入率が120%になった事例
- 未経験でも月100本の動画を制作してInstagram(インスタグラム)運用した事例
- Instagram(インスタグラム)はSNSマーケティングに欠かせない媒体
Instagram(インスタグラム)マーケティングのメリットとポイント
Instagramマーケティングを行うとどんなメリットがあるのか、運用のポイントも含めて解説します。
女性や若者にアプローチしやすい
Instagramは女性・若者が日常的に利用しているSNSで、メインユーザー層は20~30代の女性です。日本だとユーザーの約6割が女性で、約7割が18~29歳と言われています。
出典:ケータブ Watch
Instagramは写真や動画を見てスピーディーに情報収集できるので、ハッシュタグを活用しながらピンポイントで興味のある情報を集めるユーザーも多く、すでに興味関心を持っている若い女性にアプローチしやすい点がメリットでしょう。
写真や動画でインパクトを与えられる
Instagramの投稿はテキストではなく写真や動画がメインなので、視覚的にインパクトを与えて印象を残しやすいのがメリットです。ブランドや商品の世界観、使用イメージも伝えやすく、より魅力的なメッセージを届けることができます。
写真や動画などでインパクトを与える際は、通常の投稿だけでなく、3秒後ごとに画面が切り替わりスライドショーのように投稿できるストーリーズもうまく活用するのがおすすめです。
ストーリーズは24時間で消えるため気軽に投稿できますし、フルスクリーンで表示されるのでより強いインパクトを与えられるでしょう。
認知拡大できる
InstagramにはTwitterやFacebookのようなシェア機能はありませんが、ユーザーがよくハッシュタグ検索を行います。これを「タグる」と呼びます。ユーザー自らが興味関心を持っているコンテンツや好きなコンテンツを発見するため、より熱量の高い見込み顧客にアプローチすることが可能です。
そのため、ハッシュタグをうまく活用すれば自社のことを知らないユーザーにアプローチでき、Instagramの運用が認知拡大に貢献するでしょう。さらにファン化してフォロワーにするには、有益で実用性が高いコンテンツを継続的に発信するのが効果的です。
ブランディングに適している
画像や動画で視覚的にコンテンツを発信できるInstagramは、ブランディングに適しています。「どのユーザー層にどんなイメージを持ってほしいか」を明確にしてからコンテンツを発信していきましょう。
写真や動画全体のテイストを整えて世界観を統一したり、インスタ映えする投稿を意識したりすると、より印象に残りやすく効果的です。文章も一人称にする、です・ます調にするなどして統一してください。
Instagram(インスタグラム)運用のコツ
Instagramにコンテンツを投稿する際は、押さえておきたい運用のコツが3つあります。こちらも把握しておきましょう。
ハッシュタグを活用する
さきほども紹介した通り、Instagramにはシェア機能がないので、主な流入はハッシュタグです。ハッシュタグは最大30個までつけられます。商品やブランドと関連性が高いハッシュタグを活用し、認知拡大できるように努めましょう。
ただし、投稿したコンテンツとの関連性が低いと「釣りコンテンツ」になってしまい、ユーザーの信頼を損なってしまうので注意が必要です。
サイズを最適化する
Instagramでよりインパクトを与えるためには、画面の占有率を高めるのがポイントです。フィードなら正方形、ストーリーズなら画面いっぱいに魅せられるように縦長のコンテンツを投稿しましょう。
具体的には、正方形(1:1)なら1080×1080ピクセル、縦長(4:5)なら1080×1350ピクセルがおすすめです。もとの画像サイズが小さいと、拡大して表示されるため画像が荒くなってしまうので注意してください。
動画コンテンツも投稿する
動画は静止画よりも多くの情報を効率的に発信できてインパクトも残しやすいため、近年は動画広告市場が急速に伸びています。Instagramでも動画コンテンツを活用することで、注目度を高めやすくなるでしょう。
動画コンテンツの精度を上げるには、重要なメッセージを目立たせたり、テロップをうまく活用したりするのが効果的です。動画を流し見してもメッセージが伝わりやすく、スクロールされる前に印象に残すことができます。
また、テロップは音声を出さずとも内容が伝わりやすくなるので、積極的に活用するといいでしょう。
Instagram(インスタグラム)ストーリーズでセッション数が130%にアップした事例
「earth music&ecology」などのアパレルブランドを多数展開する株式会社ストライプインターナショナルは、Instagramのストーリーズをうまく活用して、セッション数(ユーザーがウェブサイトにアクセスした回数)を130%にまで向上させることに成功しました。
もともとストライプインターナショナルはInstagramを運用していましたが、投稿数を増やせないのが課題になっていました。
頻繁にInstagramを更新するとなると、コンテンツに活用する素材を用意するのが難しかったからです。とはいえ、日常的にInstagramを更新するとなると、その都度Instagram用の素材を用意するには膨大な手間とコストがかかり、現実的ではありません。
そこで、すでにある素材だけでコンテンツを量産できるように動画を活用することにしました。静止画だと同じ素材では使いまわし感が強くなってしまいユーザーが飽きてしまいますが、動画であれば同じ素材でも切り口や編集のやり方によって違ったコンテンツを複数展開できます。
それをInstagramのストーリーズで展開したところ、リーチ数やセッション数が伸びていきました。特に反響がよかったのはセール告知で、セッション数は昨対比の130%にまでアップしています。
動画編集スキルがない社内スタッフでも動画をスピーディーに量産できるよう、動画制作ツールを導入したのも成功のポイントです。クラウドツール「Video BRAIN」を導入した結果、動画1本あたり15分で制作できるようになったそうです。
Instagram(インスタグラム)からのEC流入率が120%になった事例
BtoCの場合は、InstagramとECサイトを連動させることで大幅な売り上げアップが期待できます。InstagramによってEC流入率を120%にまで上げることに成功したのが、ジェルネイルをはじめとした化粧品を販売する株式会社グループです。
グループではInstagram向けの動画を制作していたものの、内製だけでなく外注も行っていて、外注の場合は製作期間に1ヵ月もかかることがネックでした。
というのも、新作や季節ものなどはタイムリーにコンテンツを発信する必要があり、時間がかかると時期を逃してしまって機会損失につながってしまうからです。また、外注のコストも負担になっていました。
こうした課題を解決するため、Instagramのコンテンツを社内でコンスタントに制作できる体制を整えました。動画制作の専門知識がない社内スタッフでも簡単にコンテンツを制作できるよう、テンプレートが豊富な動画制作ツールを導入しています。
実際に導入したのは、AIサポート付きの動画作成クラウドツール「Video BRAIN」です。導入してからは、運営メンバーのほとんどが動画編集未経験者なのにもかかわらず、Instagram用の動画制作がわずか1日で行えるようになり、週に1本ペースで動画を制作できるようになりました。
反響が良かったのは、実際にネイル商材を活用した「ネイルの作り方」などのHowTo動画です。
こうしてInstagramが継続的に更新できるようになったことで、InstagramからのEC流入率が120%も増加しました。Instagram運用の時間もコストも大幅に削減することに成功しています。
動画編集スキルがあまりないメンバーや未経験者でもInstagram運用できるように、わかりやすいUIで直感的に操作できる動画制作ツールを選んだことが功を奏しています。
Instagram運用で成果を出すコツはPDF資料「InstagramからのEC流入率が120%増加!」からご確認ください。
InstagramからのEC流入率が120%増加!
化粧品を取り扱う株式会社グルーブ様がInstagramからのEC流入率120%アップを実現した秘訣を語ります。
未経験でも月100本の動画を制作してInstagram(インスタグラム)運用した事例
SNS運用を成功させるには「継続してコンテンツを発信すること」が重要です。継続的にコンテンツを発信するとなると、運用のコストも削減する必要があり、運用の内製化ができるかが成否を分けるポイントになります。
全国でスポーツクラブを運営する株式会社ルネサンスは、InstagramなどのSNSに投稿する動画制作を外注していたため、1本あたり数十万円ものコストがかかっていました。それだけのコストがかかると動画を量産するのが難しく、制作を内製化する必要がありました。
社内で制作できるように導入したのが、動画編集経験がないメンバーでも動画を制作できるクラウドツール「Video BRAIN」です。
テンプレートが豊富なため、すでにある素材を活用して手軽にクオリティが高い動画を量産できるようになりました。
また、クラウドツールはパソコンとネット環境さえあれば利用できるため、リモートワーク中でも問題なく制作でき、同じようなコンテンツを作らないよう一元管理できる点もメリットです。
Instagramの動画には、カメラマンが撮影した素材に加えてスマホで撮影した素材も活用し、無理なくコンテンツを量産できる土台を整え、家でも実践できるトレーニング動画などコロナ禍でのニーズが高い動画などを発信し、着実に注目を集めました。
結果的に月100本もの動画が制作できるようになり、動画のサイズを変更してInstagram以外のSNSにも同じコンテンツを展開することで、より高い集客効果を発揮しています。
Instagram(インスタグラム)はSNSマーケティングに欠かせない媒体
写真や動画など視覚的にコンテンツを楽しめるInstagramは、ポイントを押さえて運用すれば、効率的に認知度を高めたりブランディングを行ったりすることができます。
現在は若い女性が中心のSNSですが、今後もまだ成長が期待できるので、SNSマーケティングに積極的に取り入れるといいでしょう。
一方で競合が多く、運用には工夫が求められます。今回紹介した運用のコツや成功事例を踏まえて、自社の商品やサービスの魅力をターゲットに届けられるよう、積極的ツールも活用していきましょう。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
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- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
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- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- タグ
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- コンテンツ
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