重たいファイルも圧縮で軽々操作。データ圧縮の注意点&無料圧縮・解凍ツール4選
取引先や社内でデータのやり取りをする時、どのようなツールを利用していますか?
容量の小さなものであれば、メールにそのまま添付する方法をとる方が多いでしょう。
ですが、大量の画像や動画のようなデータ量の大きなものはやり取りにも気を使います。
そのような際に使える方法の1つがデータの圧縮です。
特定の操作を行うことで内容を保持した状態でデータの量を減らすことができるのがデータ圧縮の特徴です。
複数のファイルを1つにまとめることもできるため、メールで送信する際にも1つずつ添付する必要がなく、手間がかからないでしょう。
今回は、データ圧縮を利用する際の注意点と無料の圧縮・解凍ツールを紹介します。
わずらわしいデータのやり取りをなくすためにも、圧縮・解凍を活用していきましょう。
※解凍と近い使われ方をしている言葉に「展開」がありますが、今回は「解凍」に統一して記載しています。ご了承ください。
データ圧縮を利用する際の注意点
画像や動画、文書など、様々なデータを取り扱うなかで気になるのがデータの容量です。
含んでいるデータの量が大きすぎるとメールなどのシステムが利用できなくなるだけでなく、データを扱っているシステムが遅くなってしまうこともあります。
取り扱うデータの数を減らすのが一番シンプルな方法ではあるものの、パソコン内にどうしても残しておきたいファイルや相手に一度に送りたいファイルなどは多いでしょう。
そんな時に便利なのが、データ圧縮ファイルを作成する方法です。
ZIPやLZHなどのファイル形式に「圧縮」して相手先に送り、相手は「解凍」することで元のデータを確認することができます。
データのやり取りの際に圧縮・解凍によって齟齬を生まない様に、以下の点に注意するようにしましょう。
1.圧縮の種類に注意する
データの圧縮には大きく分けて2つの種類があります。
可逆圧縮(かぎゃくあっしゅく)
圧縮したデータを解凍することにより、元のデータを復元できる形式のものです。
この形式の場合は、数学的な置き換えを行うことにより圧縮を行います。
簡単に言うと「aaaaaaa」というデータを数字でまとめると「a7」のようにまとめられるでしょう。この時、双方を表す文字数は7文字から2文字へと減っているため、データとして軽くなります。
データを送る相手側の環境によっては、元のデータに復元できない場合もあるので注意しましょう。
例:ZIP、EXE、SITなど
不可逆圧縮(ふかぎゃくあっしゅく)
不可逆圧縮とはデータを解凍しても、元のデータを完全には復元できない形式のものです。
数学的な置き換えを行う可逆圧縮に対して、不可逆圧縮では消去しても問題があまり大きくないと思われる部分を消去する方法をとります。
そのため高い圧縮率を実現することが可能なのがメリットです。
画像や動画の場合は画質や音質といった、品質が下がるので注意しましょう。
例:JPEG、GIF、MP3、DivXなど
参考:
[データ圧縮のしくみ - 可逆圧縮と非可逆圧縮|セザックス株式会社]
(http://www.sezax.co.jp/monthly_up/vol_84.html)
2.相手が解凍できる環境にあるかを意識する
圧縮したファイルをやり取りする際に気をつけたいのが、送る相手側の環境がどのようになっているかです。
圧縮したファイルは解凍することで確認することができるので、相手のパソコン内に対応している解凍ソフトが入っていないと送っても確認することができません。
WindowsXP以降のWindows同士なら、標準機能として搭載されているZIPを利用すれば比較的トラブルなくデータをやり取りできます。
MacでもZIPは使用できますが、Windowsとやり取りする際に文字化けが発生してしまいデータが開けない可能性があるので注意しましょう。
参考:
[ファイルを圧縮する方法と展開する方法を教えてください。|富士通Q&A]
(https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?PID=9105-8222)
[OS X El Capitan: ファイルやフォルダを圧縮する/展開する|Appleサポート]
(https://support.apple.com/kb/PH22194?locale=ja_JP)
データ圧縮・解凍フリーソフト4選
データ圧縮・解凍を行えるフリーソフトを4つご紹介します。
フリーソフトを利用することで、WindowsやMacで標準搭載されているZIPだけでなく、より高い圧縮率や素早い圧縮が可能な形式へと変換が可能です。
※掲載している情報は 2017年2月8日現在の情報です。最新の情報は各サービスページをご覧ください。
1.Lhaforge
http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/lhaforge/
圧縮20種類、解凍34種類に対応した圧縮・解凍ソフトです。
デスクトップ上にあるアイコンに圧縮したいファイルをドロップするだけで、圧縮が可能です。
対応しているOSはWindows XP/Vista/7/8と限られるので注意しましょう。
2.Explzh
http://www.ponsoftware.com/archiver/download.htm
Explzhはパソコン内のすべてのファイルが一覧として表示されるエクスプローラーに読み込んで利用できるのが特徴です。XPからWindows10まで、Windowsの各OSに対応しています。
操作画面に圧縮したファイルをドロップするだけで圧縮が可能です。
個人での利用は無料ですが、企業としてビジネス利用する場合は有料のライセンス契約を行う必要があるので注意しましょう。
3.Lhaplus
http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/lhaplus/
LZH/ZIP/CAB/RARなど20種類以上の形式での圧縮・解凍が可能なソフトです。
開く際にパスワードの入力が必要となるようなZIPファイルへの圧縮ができたり、フォルダに入ってないファイルは解凍時にフォルダを作成したりといった細かい条件を設定できるのが特徴です。
Windows95から8までのWindowsOSに対応しています。
4.Lhaz
LZH、ZIP、RARなど圧縮・解凍11種類の形式に対応しています。
解凍を行わなくても圧縮したファイルを解凍する先を毎回選択できるだけでなく、解凍なしに閲覧することもできるのが特徴です。
対応OSがWindows XP/Vista/7と限られるので注意しましょう。
まとめ
データを圧縮には、解凍によって*データを元通りにできる「可逆圧縮」と、画質や音質が劣るなどデータを完全な状態には戻せない「不可逆圧縮」*があります。
完全な状態のデータを渡したいのか、少しの変更があってもいいのか、状況や相手に合わせて使い分けるようにしましょう。
また、圧縮する際には複数のファイル形式から選びます。データを渡したい相手が、そのファイル形式に対応できる環境にあるのかを意識するようにしましょう。
フリーソフトを利用することで、より早く、より大きな圧縮を行うことが可能です。
今回、ご紹介したような圧縮・解凍ソフトを活用しながら、素早く齟齬のないデータ共有を行えるようにしましょう。
- OS
- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- OS
- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
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