Facebook

Facebookの国内月間利利用者数は2017年2月時点で2,700万人にものぼります。
実名での利用率が80%を超え、より現実の人間関係と違いSNSとして利用されています。

参考:
Facebookは「日本の若者に使われている」--新たなユーザー獲得策も
平成27年度情報通信白書|総務省

投稿に含む画像の仕様

Facebookで基本的に写真を投稿する際に自動で最適なサイズや画質に調整されます。
ですが、より高画質な状態で投稿するには下記の仕様が推奨されています。

【ファイル形式】
画像をJPEGファイルで保存し、sRGBカラープロファイルを設定したもの。
【ファイルサイズ】
100KBよりも小さいもの。
【画像サイズ】
横幅が720、960、2048ピクセルのいずれか。

規約違反に該当する画像例

以下のような画像はFacebookの掲げるルールに違反しているので注意しましょう。

・個人を侮辱する目的で加工された画像
・身体的いじめを撮影し、被害者を辱める目的で投稿された写真や動画
・性的暴行を描写した写真や動画
・報復目的で共有された性的な画像や
・写っている人物の許可なく共有された画像
・性的な部位を撮影した画像(女性が自発的に授乳している写真や乳房切除手術を受けた痕を見せている写真などは除く)

Facebookでは、特にヌードに関する写真について細かく定めています。

例えば、子供が裸で遊んでいる写真などでも制限の対象となる場合があるので注意しましょう。
この他にもコミュニティ規定では投稿できない内容について細かく定めています。自分では「これくらい大丈夫だろう」と思った画像であっても、規約に違反してしまう場合はあります。客観的な視点で確認するようにしましょう。

参考:
コミュニティ規定|Facebook

インスタグラム

国内でのインスタグラムの月間利用者数は、2017年2月現在1,600万人にものぼります。
画像や動画の投稿を軸としたSNSであるため、画像は身近なコンテンツと言えるでしょう。

インスタグラムは2012年4月にFacebookに買収されており、一部の仕様や規約の中にはFacebookを準拠しているものもあります。

参考:
Facebookは「日本の若者に使われている」--新たなユーザー獲得策も

投稿に含む画像の仕様

インスタグラムでは、解像度の最大ピクセルのみ定められています。

 【画像サイズ】
幅1080ピクセル(最大)

規約違反に該当する画像例

インスタグラムでは、利用に関してガイドラインを公表しています。
その中で、以下のような画像は投稿をしないよう案内されています。

・著作権を持っていない画像
・ヌード画像(乳房切除術後の瘢痕や授乳をしている女性の写真、ヌードの絵画や彫刻の写真などは除く)
・暴力を賛美するために画像

また、画像以外にも投稿の内容に関して「コミュニティガイドライン」で細かく案内が行われています。
ガイドラインには自分の投稿内容に関してだけでなく、摂食障害のユーザーや自傷行為を行っているユーザーに対してどのように接すればいいのかも含まれています。
もし、自社のユーザーがこのような行為に関して投稿を行っていた場合は、ガイドラインを参考に対応するようにしましょう。

参考:
コミュニティガイドライン||Instagramヘルプセンター