オリジナルフォントの作り方!簡単・無料で作成できるツール・サイトを紹介
ホームページやパンフレットなどをデザインする際に「文字のフォントがしっくりこない」と思ったことはありませんか?無料・有料含め多数のフォントが提供されていますが、自分のイメージや顧客の要望と合わないということもであるでしょう。そんな時に便利なのが、自分で作成するオリジナルのフォントです。
今回は無料で使えるフォント作成ツール・サイトと、オリジナルのフォントの作り方を紹介します。フォントを作れば、文章ごとに文字のデザインを考える必要はありません。複数のページに渡って使用することで、全体の統一性をはかることもできるでしょう。
目次
▼ディレクターとデザイナーで読みたい資料
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オリジナルのフォントを作成する手順
フォントとは統一したデザインを持つ文字をセットにしたパックのような存在です。
そのパックをパソコンにインストールすることで、テキストに対応した文字のデザインが表示されるようにになります。
では、オリジナルのフォントを作成するにはどうしたらいいのでしょうか。
手順はいたってシンプルです。
(1)1文字ずつデザインを作成する
(2)OpenTypeフォントまたはTrueTypeフォントのファイルを作成する
(3)パソコンにインストールする
このように、3つの手順を踏むだけでオリジナルのフォントがパソコンで使えるようになります。
OpenTypeフォントやTrueTypeフォントといったファイル形式は、多くのソフトで利用でき、汎用性が高いのが特徴です。
ですが、一部対応していないソフトがあるということも認識しておきましょう。
参考:
True Typeフォントとは?|株式会社モリサワ
OpenTypeフォントとは?|株式会社モリサワ
無料で使えるフォント作成ツール・サイト4選
フォントはIllustratorやPhotShopのようなデザインソフトでも作成できます。
それだけでなく、フォント作成ツールを利用すればデザインの作成とフォント用のファイルの作成を同時に行えます。
デザインソフトに慣れていない人でも使いやすい、無料で公開されているフォント作成ツールから4つ紹介していきましょう。
1.PaintFont
英語のアルファベットや日本語の五十音のような、文字のテンプレートを元に手書きのフォントが作成できるツールです。
パソコンの画面上で文字を作成するだけでなく、テンプレートを紙に印刷したものに手書きで文字を入れ、そのデータを元に作成することもできます。
テンプレートは自分で文字や記号を追加・削除できるので、自分の欲しい文字だけを選んで手軽に作れるでしょう。
2.FontForge
https://fontforge.github.io/en-US/
FontForgeはオープンソースのフォント制作ソフトで、基本的に英語で表記されていますが、一部のメニューは日本語化されています。
文字の輪郭線をくり抜くことでデザインを作っていくので、Illustratorを操作するような感覚で作成できるでしょう。
3.Prototypo
Prototypoは元となる文字の太さや丸さといったパラメーターを調整することでオリジナルのフォントが作成できるツールです。
OpenTypeフォントのみ対応しています。
4.Fontstruct
Fontstructはマス目付きのキャンバスを四角や円のような点で埋めていくことでオリジナルのフォントが作成できるツールです。
ブラウザ上で作成でき、自分で作成したフォントは同サイト上で公開することもできます。
True Typeフォントしか対応していないので注意しましょう。
参考:
合うのがなければ作っちゃえ!オリジナルフォント制作・編集ソフト8選
実際にオリジナルのフォントを作ってみよう
では、実際にオリジナルのフォントを作成してみましょう。
先ほど紹介したFontstructを利用します。
1.会員登録を行う
http://fontstruct.com/register/
トップページより会員登録を行います。氏名・メールアドレス・パスワードを入力してサインアップを行うと入力したメールアドレスに仮登録の案内と届きます。
メールアドレス記載のURLへ移動すれば、登録完了です。
2.フォントの新規作成ページを開く
上部にあるタブ「MyFontstruct」から「New FontStruction」という選んで、フォントの新規作成ページを開きます。
3.文字のデザインを作成する
左側の図形から選んで、マス目を埋めるように文字を描写していきます。
4.作成したフォントのデータをダウンロードする
作ったフォントをダウンロードします。
ダウンロード時点ですでにTrue Typeフォントのファイル形式になっています。
5.ダウンロードしたフォントをパソコンにインストールする
ダウンロードしたファイルをクリックしてインストールします。
あとは通常の文字フォントと同じように利用できます。
このように「kuriki font」という文字をオリジナルのフォントで表示できました。
イメージに合うオリジナルフォントを作成しよう
フォントは基本的に以下の3つの手順で作成します。
(1)1文字ずつデザインを作成する
(2)OpenTypeフォントまたはTrueTypeフォントのファイルを作成する
(3)パソコンにインストールする
フォント作成ソフトを使えば、デザインを作成してからファイルを作成するまで1つのソフトで完了できるので手間をかけることなくフォントを作ることができます。また、オリジナルのフォントを使ってヘッダーなどの画像を作成するだけでなく、Webフォント化すればCSS3を利用してテキストとして埋め込むこともできるでしょう。
*オリジナルのフォントを作れば、自分の想像しているイメージにより近づけたデザインに仕上げることができます。*今回紹介したような方法を利用して、実際に自分オリジナルのフォントを作ってみましょう。
▼ディレクターとデザイナーで読みたい資料
マーケ思考のデザイナーは強い! 提案型デザイナーのススメ
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- フォント
- フォントとは、同一の特徴を持った文字の形状を一揃いでデザインしたものです。
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- トップページ
- インターネットのWebサイトの入り口にあたるページのことをトップページといいます。 一般的には、階層構造を持つWebサイトの最上位のWebページをさします。サイト全体の顔としての役割も果たすため、デザインなどで印象を残すことも考えたサイト作りも有効となります。
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- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
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