UXにも関わる「カラーユニバーサルデザイン」のポイントと事例を解説!
カラーユニバーサルデザインのポイント
カラーユニバーサルデザインのポイントについて、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構では以下の3点を挙げています。
・出来るだけ多くの人に見分けやすい配色を選ぶ。
・色を見分けにくい人にも情報が伝わるようにする。
・色の名前を用いたコミュニケーションを可能にする。
引用:CUDのポイント|CUDO
それぞれのポイントを詳しく解説します。
1.出来るだけ多くの人に見分けやすい配色を選ぶ。
例えば、この画像では(1)と(2)のどちらが字を読み取りやすいでしょうか?
多くの人は(2)のクリーム色の背景に赤色の字を重ねたものだと答えるかもしれません。。
このように、 色の組み合わせには見分けやすいものと見分けにくいものがあります。
ホームページを作成する際には、ボタンや説明文に用いる色は配慮してみましょう。。
見分けやすい色がわからない場合は『カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット ガイドブック』を参照にしてみてください。
東京大学分子細胞生物学研究所やNPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)など複数の機関が合同で作成したもので、ネット上で無料で提供されています。
参考:
色覚の多様性に配慮した案内・サイン・図表等用のカラーユニバーサルデザイン推奨配色セット
2.色を見分けにくい人にも情報が伝わるようにする。
配色の工夫だけでなく、色に依存しない表現の工夫も重要です。
例えば、以下のグラフを見てください。
(1)は色で円グラフの構成比を表現しています。
それに対して、(2)は色だけでなく模様を変えることで見分けられるようになっています。
このように、色を見分けにくい人であっても情報が伝わる工夫を行ってみてください。
3.色の名前を用いたコミュニケーションを可能にする。
色を利用してユーザーに指示を行う場合、色の名前を併記するようにしましょう。
例えば、上記の画像の場合、右側に表示されたボックスの色に合わせて景品のコースを選ぶようになっています。
この時、色が見分けられない人にとってはどれが「赤コース」なのかわかりません。
景品のボックスに【赤コース】のような表記を加えて、誰でもわかるような工夫を行いましょう。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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