リモートワークの広がり

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これまでは、比較的小さい企業やIT系企業を中心にリモートワークの導入が進んできました。
IT系企業では、アマゾンジャパン日本マイクロソフトなどを皮切りに比較的柔軟な働き方が採用されていましたが、最近では富士通がオフィス外での通勤を容認する「テレワーク制度」を2017年4月から導入する意向であることが発表されました。

一方、IT系ではない企業や大企業にもリモートワークを解禁(あるいは範囲の拡大や条件を緩和)する流れが目立っています。
リクルートホールディングスは2016年1月から、上限日数なし・雇用形態に関わらず全ての従業員を対象としたリモートワーク制度を導入。
トヨタ自動車も、2016年8月より、週1日・2時間だけ出社すれば、それ以外は自宅など社外で働くことができる制度を導入しました。

こうした流れが少しずつ加速することで、男性の育児や女性の活躍を後押し、育児や介護によって生じていた負担を軽減することができれば、少しでも多くのひとが自分らしく働くことができるようになります。

リモートワークを応援するメディア

ところで、リモートワークが会社で認められているもののどんなふうに活用すればいいかわからない人や、リモートワークを導入しようか迷っているマネージャーや人事担当者もいるのではないでしょうか。
そこで、リモートワークを実際に行なっている人々や、リモートワークを採用している職場を取材したり、国や自治体の制度を紹介したりしている、リモートワークを応援するメディアを取り上げてみます。

1. Fledge

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https://fledge.jp/

Fledgeは、株式会社えふななが運営する、働き方の総合メディアです。
*「働き方から考える、人生の新しい選択肢」*というキャッチコピーのもと、巣立ちを応援したいという意味で「Fledge」という名前になったそうです。
リモートワークだけでなく、コワーキングスペースへの取材、託児所を設けた会社への取材も行なっています。
編集長であり取締役である新田さんは三児のパパとしても日々奮闘中です。

2. リモートワークラボ

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http://www.remotework-labo.jp/

リモートワークラボは、ソニックガーデン株式会社が運営する、リモートワーク応援メディアです。
代表の倉貫さんは、大手SIerにてプログラマーやマネージャーとして経験を積んだのち、リモートワークを採用するソニックガーデンを立ち上げました。
このサイトでは、リモートワークが普通になっている会社を紹介してインタビューや対談記事を掲載していたり、リモートワークを切り口にしたイベントを開催したりしています。

3. re:mo (リーモ)

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https://www.libinc.co.jp/2016/07/remo/

*re:mo(リーモ)「リモートワーク×働く女性応援メディア」*をコンセプトに、女性のリモートワーカーを応援する記事を発信しています。
保育士とライターのダブルワークを5年間続けたのち、フリーライターとなった佐藤さんを筆頭に、自由なライフスタイルで働く女性陣が執筆を担当しています。