エラーが出ても冷静に対処するために覚えておくべきHTTPエラーコード6つ
ホームページを運営していると、「403,404」などの様々なエラーコードを見たことがあるのではないでしょうか。
自分自身が当たってしまった時も困りますが、もしユーザーから「画面上に403エラーと出ているけどどういうことなのか」と問合せがあった時にすぐに答えられる状態にしておかないと、企業に対する印象が悪くなってしまう可能性があります。
今回は、インターネットを利用している際に、よく見かけるエラーコードについて解説します。
それぞれのエラーコードの意味を把握し、もし自社ホームページがエラー表示になっても冷静に対応できるようにしておきましょう。
ユーザー側に問題がある場合のエラーコード
1. 400 Bad Request
ユーザー側から送られたリクエストに対し、ホームページのサーバーが対応できない時に表示されるエラーです。
使用するWebブラウザを変えてみる(例:GoogleChrome→Internet Explorerに変更してみる等)と、解消するケースが多いので試してみましょう。ブラウザを変更してもダメだった場合は使用する端末を変更してみましょう。
2. 401 Unauthorized
閲覧しようとするWebページに対して閲覧権限が無いと判断された場合に表示されるエラーです。
会員専用ページにログインしようとした時、入力した情報のいずれかに誤りがあると「401エラー」が表示されます。ですので、401が表示された場合はまずは入力情報に誤りが無いかどうかを確認しましょう。
3. 403 Forbidden
ホームページ側から、アクセスすること自体を禁止された時に表示されるエラーです。
そのページへのアクセスを禁止されるのは、例えば社内でしか接続できないネットワークに社外からアクセスしようとして拒否される、というシチュエーションで起こります。
4. 404 Not Found
ページ情報自体が見つからなかった場合に表示されるエラーです。
例えば、数年前に更新されたブログ記事に貼られていたリンクを踏んだら、リンク先のページ自体が閉鎖されていると「404 Not Found」と表示されます。また、ユーザー側にアクセス権が無い場合でも表示されることがあります。
ホームページ側に問題がある場合に表示されるエラー
5. 500 Internal Server Error
ホームページのサーバーの内部でなにかしらの問題が起こり、ユーザー側からのリクエストを処理できなかった場合に表示されるエラーです
。このエラーが表示された場合はユーザー側には問題はなく、サーバーの内部に何かしらの問題があるということなので、一旦自社サーバー内で原因調査しましょう。
6. 503 Service Unavailable
アクセスが集中しすぎるなどしてサーバーに不可がかかり、ホームページが表示できない場合に起こるエラーです。
Twitterで同じタイミングで大量のつぶやきが投稿され、サーバーがダウンするとくじらのイラストが表示されますが、あれが503エラーの状態です。
まとめ
今回紹介した通り、HTTPエラーは紛らわしいものが多いのですが、主なエラーの意味をなんとなく理解しておけば、いざ自社ホームページでエラーが発生しても冷静に対処することができます。
暗記するのは難しいですが、ご自身がプライベートでインターネットを利用している時でも、上記のようなエラーに出くわすことはあります。その際に意識的に、どのような状況の時にどのようなエラーが起きるのかをチェックするようにすると、自然と頭に入ってきやすいでしょう。
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- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
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