不規則なデザインが必要な場合

4.補色を使って目立たせる

色においては、規則性(同系色)を意識すると対象が目立たなくなってしまう場合があります。
そのため、補色を活用することで、強調したい対象を目立たせることができます。

図解_補色
画像参照:http://rock77.fc2web.com/main/color/color1-2.html

補色とは、「正反対に位置する関係の色の組合せ」のことです。
(「赤 / 青緑」「黄色 / 青紫」など)

例えば、ホームページが、オレンジのトーン多めであれば、バナーは補色の青・紺色を使うと正反対に位置する色(不規則性)ほど目立ちやすくなります。

補色

5. あえて文字だけにする

写真などのコンテンツが多く並んでいる際に有効なテクニックとして、あえて文字だけの不規則性を出すことでユーザーの目を引くポイントになります。

あえて文字だけにする

6. 立体的にする

先ほどの写真と同様に、デザインのパターンが多い場合、「立体感・質感」を出すと効果的です。
以下では、平面的なデザインの中に立体的なデザインを加えました。

立体的にする

まとめ

デザインは、その人の感性や経験だけでなく、今回のような規則性やルールに基づいて構成される場合が多いです。
その中で、デザインの基礎として規則性は不規則性を意識した「情報整理」が重要です。

運営者がアピールしたい情報を自然に協調するということを心がけたデザインにしましょう。