Macパソコンにデフォルトで搭載されている資料作成ツール「Keynote」は、直感的な操作感が実現されている点とシンプルなテーマが豊富な点が特徴です。
実はKeynoteでは、ただ資料を作成するだけではなく、簡単な画像編集もできることをご存知でしょうか。

今回は、Mac使用者が知っていると便利なKeynoteで画像編集を行うために知っておきたいテクニックをご紹介します。
特に記事作成を行うライターの方や動画編集を行う方など、簡単なサムネイル画像作成を行う際に重宝しますので、ぜひ参考にしてみてください。

Keynoteで画像編集を行うために知っておきたい技5つ

1.基本的な画像編集の操作方法

まず、画像編集を行うための基本操作をご紹介します。
慣れてしまえば専用の画像編集ソフトを使用するよりも効率よく行うことができますので、ぜひ使用してみてください。

step1.

1.png
まず、Keynoteを起動します。
Keynoteにはさまざまな種類のテーマがデフォルトで搭載されていますが、画像編集を行う際は基本的に制約の少ない無地のホワイトを選択してください。

step2.

2.png
編集画面が開きます。
画面右側に画像の設定などを行うことができるメニューが並んでいますので、画像赤枠部分の「書類」をクリックします。

step3.

3.png
「書類」をクリックすると、少し下に「スライドのサイズ」という項目が表示されます。
ここで、画像の縦横のサイズを決めることができます。
クリックするとプルダウンでメニューが開きますので「カスタムのスライドサイズ」を選択してください。

主なSNSのサムネイル(OGP)サイズ(単位:ピクセル)
・YouTube:1280✕720
・Facebook:1200✕630
・Twitter:280✕150

step4.

4.png
するとサイズを指定できるボックスが表示されますので、ピクセルで数値を指定してください。

step5.

5.png
最後に、キャンバス上に「編集エリア」と書かれているボックスが表示されていますのでクリックして選択状態にして削除します。
これで真っ白なキャンバスができ、画像を作成・編集する準備の完了です。

2.写真とテキストを組み合わせた画像を作成する

記事やYouTube、各SNSのサムネイルなど、写真の上にテキストを入れた画像を作成する方法です。

step1.

6.png
まず、画像に使用する写真を用意して、ドラッグアンドドロップでキャンバス上に配置します。
写真を配置すると、自動で中心を示すガイドラインが表示されます。
表示されたガイドラインを参考に、写真の配置場所を決めてください。

step2.

7.png
続いて、配置した写真の上にテキストを入力します。
画面右横のメニューのうち「フォーマット(画像赤枠部分)」をクリックします。
すると下のフォーマットに関するメニューが表示されます。
写真のうしろに背景色をつけたい場合は、このメニュー内の「背景(画像青枠部分)」で色を選択することが可能です。

step3.

8.png
画面右側で「フォーマット」を選択した状態でキャンバスの上部を見ると「表」「グラフ」などのメニューアイコンが並んでいることが分かります。
今回は写真の上にテキストを表示させたいので「テキスト」を選択します。

step4.

9.png
テキスト」をクリックすると、写真の上に「テキスト」という文字が表示されます。
同時に、画面右側にテキストに関する設定を行えるメニューも表示されます。
ここでフォントの変更や文字色、文字の大きさ、配置などを好みのスタイルに整えてください。
これで写真とテキストを組み合わせた画像の完了です。

3.不透明の影をつける

10.png
2.で写真とテキストを組み合わせた画像を作成しましたが、ただ写真の上にテキストを載せるだけではテキストが見辛いことがあります。
上の画像は、写真にテキストを乗せただけのサンプル画像です。
このままでは「ferret」という文字が見えにくいです。
そこで、テキストと画像の間に、不透明の影をつけてテキストが見えやすいように編集する方法です。

step1.

11.png
画面右側で「フォーマット」を選択した状態で画面上部に表示されているメニューアイコンのうち「図形」を選択します。
どの図形を使用するか選択できますので、選択してクリックしてください。

step2.

12.png
画面上に選択した図形が表示されますので、図形をドラッグして好みの大きさに整えてください。

step3.

13.png
画面右横のメニューで、図形の色と不透明度を変更します。
不透明度を調整すると、文字が見えるようになります。

step4.

14.png
この状態だと、下から「写真→テキスト→不透明の図形」という順で配置されています。
不透明の図形は写真とテキストの間に移動させたいので、不透明の図形を選択した状態で「配置」をクリックし、背面に移動させます。

step5.

15.png
これで下から「写真→不透明の図形→テキスト」の順に配置され、写真の上でもテキストが見えやすくなります。

4.写真を切り抜く

写真の一部を切り抜いて画像を作成したい、という際に切り抜きを行う方法です。

step1.

16.png
まず、使用したい写真をドラッグアンドドロップでキャンバス上に配置します。
画面右横のメニューのうち「イメージ」を選択し、下に表示されるメニューの中から「インスタントアルファ」をクリックしてください。

step2.

17.png
画面下に「透明にしたいカラーをクリックします」というメッセージが表示されます。
このメッセージが表示されると、画面上に四角の枠(画像赤枠部分)が表示されますので、透明にしたい部分をこの四角をドラッグします。

step3.

18.png
四角をドラッグすると、上画像のように色がつきます。
色がついた部分が透明になります。
この機能を使用すると、画像の切り抜きを簡単に行うことができます。
ただし背景に色がありすぎる場合はうまく切り抜けない場合がありますので、なるべく背景がシンプルな写真を選択するようにしましょう。
操作が終了したら、画面下のメッセージボックス内の「終了」をクリックします。

step4.

19.png
上画像は、この方法で写真の一部を切り抜いた画像です。
細かな部分はやはり専用の画像編集ツールに劣りますが、ある程度の大きさがあり、透明にしたい部分の色数が少ない場合はKeynoteで十分に対応できます。

5.画像ファイル形式で書き出す

編集終了後、そのまま保存をしてもKeynoteの形式で保存されてしまうため、画像として使用することができません。
そのため、画像ができあがったら最後に画像ファイル形式で書き出す必要があります。

step1.

20.png
まず、パソコンの画面上部のメニューの中から「ファイル」を選択します。
メニューがプルダウンで表示されますので、その中から「書き出す」を選択、そこで表示されるメニューから「イメージ」をクリックしてください。

step2.

21.png
「ファイルを書き出す」というボックスが表示されます。
ここで何枚目のスライドを画像として書き出すのか、ファイル形式はどれにするか(jpgまたはpng)を選択し「次へ」をクリックします。

step3.

22.png
最後に、画像のタイトルと保存場所を設定して「書き出す」をクリックすれば、Keynoteで編集した画像の書き出しの完了です。

まとめ

Keynoteで画像編集ができるようになれば、ツールをインストールしたり難しい操作を覚える必要がありません。
普段プレゼンテーション資料の作成などでKeynoteを使用している方なら、特に慣れた作業が多いのではないでしょうか。

意外に簡単にできてしまう、Keynoteでの画像編集。
まずは、本記事の手順に沿って一度画像編集を行ってみることをオススメします。

この記事を読んだ方におすすめ

無料で使える画像編集ソフト・GIMP(ギンプ、ジンプ)の使い方

無料で使える画像編集ソフト・GIMP(ギンプ、ジンプ)の使い方

SNSや広告媒体に投稿するための画像サイズの微調整、トリミング、明るさ変更くらいの修正であれば、Webデザイナーの手を煩わせることなく、自力で済ませてしまいましょう。無料のペイントソフト「GIMP」を使えば、簡単に簡単に編集ができますよ。

写真のレタッチ・復元がスマホ!Photoshop Fix(フォトショップフィックス)の使い方

写真のレタッチ・復元がスマホ!Photoshop Fix(フォトショップフィックス)の使い方

SNSでサービスや商品を紹介するための投稿写真や、ホームページに掲載する写真の見栄えをよくしたいと考えているWeb担当者は多いでしょう。ちょっとした写真の編集時に利用すると便利なのが、無料アプリ「Photoshop Fix」です。今回は、Photoshop Fixの5つの編集機能を紹介します。