UX(ユーザー体験)を考えるうえで、ページ内検索の最適化は無視できません。

中でも検索結果ページは重要です。
ユーザーが欲しい情報をどれだけわかりやすくアウトプットできるかで、その後の回遊率やコンバージョン率に関わってくるからです。

今回は、ホームページのデザインを考える上で比較的後回しとなってしまう検索結果ページUXを改善するための7つのポイントをご紹介します。

検索結果ページのUXを改善する7つのポイント

1. 検索後に検索キーワードを残しておく

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検索窓に入力したキーワードは残しておきましょう。
ユーザーは一度検索窓に入力したキーワードの一部を変えることで、さまざまな情報に触れようとするからです。

ユーザーが検索結果ページに行ったあと、またゼロから検索キーワードを入力する手間を取らせないようにしましょう。

2. 正確でより関連性のある結果を表示する

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基本的にユーザーは、正確でより関連性のある情報を求めています。
必要な情報が1ページの上部にあれば、ストレスなく情報を収集できます。

検索結果の正確性によって、コンバージョン率は上がることも下がることもあります。
ユーザーは、2〜3回検索して自分の欲しい情報が得られなければ、見切りをつけてホームページから離脱してしまいます。

3. 自動予測機能を効果的に使う

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自動予測機能は非常に便利ですが、それが効果的に働いていない場合はUX上逆効果になる場合があります。
これから検索する言葉の数文字を入力すれば、検索キーワードを完全に入力する前に予測したテキストが表示されますが、中途半端な予測変換をするとコンバージョンを下げることにつながります。

4. ミスタイプを修正する

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検索キーワードのタイプミスはよくあるものです。
ユーザーが検索キーワードを打ち間違えてしまった場合、システム上でそれが検知できる場合には、修正したキーワードで検索が行えるようにしましょう。

検索キーワードを打ち間違えたことで、「検索結果は0件です」というストレスの溜まるページを見せられると、ユーザーに正しいキーワードを打つことを要求することになり、UX上よくありません。

5. ユーザーが最近検索したキーワードを表示する

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ユーザーが検索することに慣れているとしても、できるだけ検索システム側でユーザーが最近検索したキーワードを記憶しておくことが望ましいです。
意味のある検索キーワードが記憶されていれば、欲しい情報のために何度も同じ検索キーワードを入力する必要がなくなります。

ただし、過去の検索履歴が多いと逆にユーザーの操作性が悪くなってしまうので、履歴は10件以下におさえることをおすすめします。

6. 適切なページレイアウトを採用する

検索結果をユーザーにとって使いやすい形で表示する一つの方法は、コンテンツの種類によって別々のレイアウトを表示することです。
とりわけよく採用される2つのレイアウトは、リストビューレイアウトグリッドビューレイアウトです。

リストビューは詳細を表示するのに使い、グリッドビューは商品写真などを表示するときに使うとよいでしょう。

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例えば商品ページについて考えてみましょう。
商品の特徴を示す詳細は非常に重要です。

型番や製造元が重要な電化製品のような商品は、価格帯の比較やレビューなども重要になってきます。
この場合は情報が多くなるため、リストビューで表示するほうがよさそうです。

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一方、服やアクセサリのようなファッショングッズは、商品情報が少なくても伝わり、写真から判断することも多くなるため、より大きな写真で見比べることができるほうが’いいでしょう。

この場合、スクロールしながら写真を見比べることが容易なグリッドビューで表示するのがよさそうでしょう。

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また、場合によってはリストビューとグリッドビューを切り替えるのも、ユーザーのスムーズな検索の手助けになります。

7. 「検索結果なし」を避ける

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せっかく複数検索キーワードを入力しても、全く検索結果が表示されなければ非常にストレスが溜まってしまいます。
特に、何度も入力したにもかかわらず、何回も検索結果がゼロであるときは絶望的です。

たとえ望まれる検索結果がなかったとしても、ユーザーにこうした行き止まりを見せないようにするのは重要です。
例えば複数入力した検索キーワードの一部を使って検索結果を表示することで、もしかしたら欲しかった結果が現れるかもしれません。