テープ起こしを正確に行うための4つのポイント

テープ起こしを正確に行うためのポイントを4つまとめたので参考にしてみてください。

1. タイピングに合わせて再生スピードを設定する

テープ起こしを正確に効率よく行うために大切なのが、再生スピードの調整です。音声の喋るスピードとタイピングスピードが一致するペースに合わせます。

ペースを合わせることで、文章の途中で停止したり巻き戻す必要がなくなり、一定のペースでタイピングし続けることができるでしょう。その為に、上記で紹介した音声再生ソフトを活用してみてください。

2. 用語が難しい場合は1文ごとに音声を停止させる

タイピングスピードが音声に追いつかないときや、専門用語が多いときなど、テープ起こしが難解な場合、思い切って1文ごとに音声を停止させてみましょう。

あえて細々と停止させることで、正確に入力できるようになります。単語を確実に拾っていくことで聞き返す必要がなくなり、結果的にスピーディに終わらせることができるでしょう。

3. 最新の言葉に強い日本語入力を使用する(ATOK・Google日本語入力)

素早く入力できても漢字や名詞を誤って入力してしまうとストレスになります。そこでオススメしたいのが、ATOKまたはGoogle日本語入力を利用することです。

ATOKは有料ソフトですが、文脈に合わせて変換してくれるので変換間違いを減らすことができます。Google日本語入力は無料で利用可能で、最新の専門用語や英単語への変換に強いためATOKに劣らない使いやすさを発揮しています。

ATOK
Google 日本語入力

4. 専門用語や固有名詞などは最後に調べる

専門用語や聞きなれない固有名詞をテープ起こしする際、都度調べてしまうと時間がかかってしまいます。

そのため、一度聞いて意味を理解できない単語は聞こえた音をメモしておく程度に留め、先に進んでしまいましょう。

そして、テープ起こしが完成した際に、文脈から単語の意味を調べて文章を整えるのが効率的に進めるコツです。

まとめ

テープ起こしは、聞いた音声を文字にするという非常にシンプルな作業ですが、意外と難しく面倒です。

しかし、効率的に作業を進められるサービスも増えていますし、コツをつかむだけで格段に快適にテープ起こしができるようになります。

外注に頼らず自分でテープ起こしをしなければならなくなったときの参考にしてみてください。